千葉県にある成田山新勝寺は、お寺として全国でNo1の初詣の参拝客を誇っているそうです。人々から愛されているその魅力はなんでしょうか。今回、観光地としても充分に見応えのある成田山新勝寺について調べてみました。
どれくらい昔からあるの?
via ja.wikipedia.org
939年の平安時代中期、
関東で起こった「平将門の乱」を鎮めるために「護摩祈祷」を行ったことが成田山新勝寺の始まりです。
関東で起こった「平将門の乱」を鎮めるために「護摩祈祷」を行ったことが成田山新勝寺の始まりです。
護摩祈祷とは弘法大師により伝えられた、真言密教秘伝の修法です。
お不動様の前で、煩悩の象徴である護摩木を米、お香、漢方薬、油などといっしょに燃やし、厄や災いを払い願望を清めて、大願が成就するようにお願い致します。
具体的な広さはどれくらい?
via blog.goo.ne.jp
成田山は、どれくらいの広さがあるのでしょうか?
成田山境内は約20万㎡、成田山公園は16.5万㎡です。
境内と公園を合わせると36.5万㎡、これは、東京ドーム(TD)の
約8倍程の広さです。(境内TD4.2倍・公園TD3.5倍)
みるべきポイントは?
参拝と観光を兼ねてくる場合が多いと思いますので、
せっかく来たのであれば文化財はおさえて帰りたいですよね。
今回は「文化財観賞の観点からみるべきポイント」をあげます。
せっかく来たのであれば文化財はおさえて帰りたいですよね。
今回は「文化財観賞の観点からみるべきポイント」をあげます。
成田山新勝寺では、なんと境内に健立する江戸期の建築物5棟が国の重要文化財に指定されているのです。
その他2ヶ所も追加して、合計7ヶ所を見ていきましょう。
①総門
成田山開基1070年を記念して、2007年に建立されました。
成田山新勝寺の玄関口にもあたります。
写真だけでもとても見事な木彫であることがわかりますね。
2階建てで、2階部分には八体仏が泰安されています。
建立した「金剛組」は578年(飛鳥時代)に創業された世界最古の会社なのです。
②仁王門
via www.nrtk.jp
③大本堂
via ameblo.jp
④三重塔
⑤釈迦堂
⑥額堂
額堂で一番目を見張るのはやはり様々な彫刻ではないでしょうか。この鯉
の彫刻は様々なモチーフの中でも実際の生き物が彫られているという点で
は珍しい方なのかもしれません。魚の目や鱗の木目との調和が見事です。
1861年に建立された国の重要文化財です。1986年に修復されました。
額堂には7代目市川團十朗丈が寄進された石像があります。
また周囲に施されている彫刻も必見です。
額堂には7代目市川團十朗丈が寄進された石像があります。
また周囲に施されている彫刻も必見です。
⑦光明堂
奥之院の中は、全長約11メートル洞窟になっていて、正面に不動明王の本地仏である大日如来像が安置されています。毎年、祇園会の7月7・8・9日の3日間に限って戸が開かれるそうです。
祇園会とは、御霊会(ごりょうえ)とも言い、御霊による祟りを防ぐための鎮魂の儀式、疫病退散・厄除の祈願を行います。
1701年に建立された国の重要文化財です。
大日如来、愛染明王、不動明王が奉安されています。
大日如来、愛染明王、不動明王が奉安されています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?成田山新勝寺にはたくさん見どころがありましたね。
気になるものはありましたか?
気になるものはありましたか?
さらに、周辺の成田山公園や老舗飲食店などを巡れば益々楽しくスケールの大きい場所となりますので、
ぜひ行ってみてくださいね♪
周辺の庭園や美術館も合わせれば一日中観光できる場所であることは間違いないでしょう。