2017年の秋分の日は9月23日(土)です。毎年この時期は厳しい暑さも一段落し、おでかけするにはいい時期です。お休みを利用してちょっと遠出してみませんか。今回は秋分の日に行われる全国のイベントをまとめてみました。
大原はだか祭り(千葉県いすみ市)
地域一体となって盛り上がる伝統の秋まつり、大原はだか祭り
五穀豊穣、大漁祈願を願い十数基の神輿が一斉に海へとかつぎこまれ、もみあう汐ふみでは 勇ましく、雄々しく、神輿は海の中を駆け巡り投げ上げられます。
夕闇のせまる頃、商店街は全ての神輿がねり歩き祭り一色となります。
そして神輿は高く掲げられ、別れを惜しむ大別れへ・・・。
海の男たちの情熱と優しさの両面を十分に感じることのできるこの祭りには熱心なファンも多く、毎年多くの観衆でにぎわいます。
町中が一体となって行われるはだか祭は勇壮の一言です。
お神輿が海に突進する汐ふみをぜひ見てみたいと多くの方が集まります。
四天王寺秋季彼岸会(大阪府大阪市)
各寺院で行われる彼岸会。彼岸は悟りの世界へ至ることで、昼夜の長さが同じになるこの日は法要を行う。また境内には多くの露天が軒を並べる。◆日程・時間
19日 彼岸入 14時~ 大和霊苑施餓鬼
20日 14時~ 四天王寺霊苑施餓鬼
22日 中日: 17時20分~ 日想観
23日 9時30分~15時 永代祠堂法要
25日 結願日: 15時半~ 結願法要開催地
四天王寺
〒543-0051 大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
開催期間 2016年9月19日(月)~25日(日)
谷町筋沿いには多くの露店が軒を連ね、露天めぐりをするだけでも楽しそうです。
極楽門、五重塔、北鐘堂などに参拝するのも良いのではないでしょうか。
東門や境内にはフリーマッケットぽい露店も出ていますので掘り出し物が見つかるかもしれません。
晴明祭(京都府京都市)
例祭の午後に行われる祭儀で、神輿の渡御があります。神輿は、午後1時に本社を出発。堀川通を中心に、西は智恵光院通、北は寺ノ内通、南は下長者通の間の氏子町内を練り歩きます。祭列には 勇壮なる少年鼓笛隊を先頭に、菊鉾、扇鉾、獅子、御神宝、飾馬等に晴風稚児、八乙女、四神稚児などが、装いも美しく供奉します。神輿は、本社神輿のほかに 「桃薗みこし」「聚楽みこし」の二社の若神輿が巡幸。道中で、御旅所祭を行い、午後5時に本社に還御します。
京都らしい風情のあるお祭りで、見学するだけでなく誰でも飛び入り参加できる儀式もあります。
儀式に参加するとお饅頭がいただけるほか、初穂料をお納めすることで記念品をいただくこともできます。
毎年全国から大勢の方が押し寄せるお祭りで秋の京都を存分に楽しんでみませんか。
山中温泉こいこい祭(石川県加賀市)
※2016年度は9/23・24でした 時間:9時00分~22時00分頃鶴仙渓にさわやかな風が吹き抜ける初秋の頃、山中温泉最大のイベントである「こいこい祭」が2日間にわたって開催されます。
ふだんは落ち着いた湯のまちも、この時ばかりは華やかさにあふれ、民謡山中節のふるさとにふさわしく、町民、芸妓衆に浴客も加わって、唄と踊りの一大絵巻が展開されます。
また、昼には掛け声も勇ましい湯女みこしや若衆みこし、大獅子の巡行なども行われ、初秋の山中はお祭り気分一色に彩られます。
なお、期間中は漆器掘出物市も開かれ、大勢の人で賑わいます。
この日は、山中温泉の町人、芸妓衆、接待衆、それに浴客まで加わって、山中温泉は終日お祭り一色に彩られます。
昼間も湯女みこしや若衆みこし、大獅子などが繰り出し盛り上がります。
浴客になって一緒に楽しんでみませんか。
神幸式大祭(福岡県太宰府市)
平安時代の康和3年(1101)、大宰権帥 大江匡房おおえ まさふさにより始められ、天神さま 菅原道真公ご在世の往時を偲び、御神霊おみたまをお慰めするとともに、皇室のご安泰と国家の平安、さらには五穀豊穣を感謝する秋祭りで、当宮で最も大切なお祭りです。
往古の伝統を継承するこの「神幸式大祭」は、福岡県の無形民俗文化財に指定されています。
開催予定秋分の日の前々日
15時00分
神幸式大祭始祭(御本殿)
秋分の日の前日
19時00分
出御祭(御本殿)・お下りの儀
22時00分頃
榎社着、浄妙尼社奉幣の儀、行宮献饌祭
秋分の日
14時00分
倭舞奉納
15時00分
お上りの儀、御発輿、天拝秘法
16時00分頃
稚児行列参列
17時30分頃
浮殿献饌祭、竹の曲・倭舞奉納
18時30分頃
還御の儀
19時00分頃
本殿還御祭(御本殿)
平安装束に身を包んだ方々が参道を練り歩き、獅子舞なども披露されます。
榎社から御本殿までの御神幸を一目見ようと多くの方がつめかけます。
夏の終わり、五穀豊穣を喜ぶ秋の大祭に参加してみませんか。