《京都》名画と季節が楽しめる浅井家ゆかりの養源院

数奇な運命を辿った浅井家三姉妹の供養のために建立された、京都市東山区の養源院。実は、名画と桜や紅葉が楽しめられるスポットでもあることでもとても有名です。今回はそんな養源院の見どころをご紹介していきます。

養源院とは

養源院

養源院

三十三間堂の東側にある養源院は、本堂の正面と左右の廊下の天井は伏見城が落城した際、家康から同城の守備を命じられた鳥居元忠以下の将士が自刃した時の板間を用いたものと言われ、俗に血天井と呼ばれています。
また、浅井家ゆかりの寺院でもあります。
茶々(淀君)が父浅井長政の菩提を弔うため創建し、「養源院」の名は長政の法名からつけられました。その後落雷に遭い、焼失しますが、二代将軍徳川秀忠の正室になった三女お江によって再建され、今に至っています。お江の肖像画があります。
血天井がある寺院としても有名な養源院。大河ドラマでブレークし再建したことでも知られています。三十三間堂や京都国立博物館があるエリアにあり、修学旅行の学生さんもよく訪れるスポットでもあります。
【アクセス】
 市バス206・100系統 博物館三十三間堂前下車 徒歩すぐ
【拝観料】
 500円
【拝観時間】
 9時~16時
 ※拝観できない日もありますので、公式HPで事前にご確認ください。

豆知識!浅井家と浅井三姉妹とは

浅井三姉妹

浅井三姉妹

「浅井家」 の当主 「浅井長政」 は、その将来を有望視され、織田信長 にも気に入られたという若武者でしたが、親交のあった 「朝倉家」 と 信長 の板挟みにあい、悲劇的な運命を辿る事になります。
ちょうど 織田信長 が活躍する時期にそれに深く関わった大名であり、また物語性もあることから、多くの 歴史ドラマ や 小説 に登場している、人気のある大名でもあります
浅井家や浅井三姉妹の歴史は、近年大河ドラマでも取り上げられるなど、人気があるお話です。
養源院ゆかりの浅井三姉妹の父であり、浅井家三代目当主・浅井長政は、織田信長に気に入られ同盟を組みました。しかし、昔から親交のあった朝倉家と織田信長の板挟みにあい、悲劇へと転落していきます。
この浅井家当主・浅井長政と織田信長の妹・お市との間に誕生したのが長女・茶々、次女・初、三女・江の浅井家三姉妹です。
父・長政滅亡後、茶々は豊臣秀吉の側室となって豊臣家の跡継ぎを生み、淀君として戦国時代の終わりに権力を行使していきます。三女・江は、徳川二代将軍・徳川秀忠の妻となり浅井家の血筋は歴史に残されていくことになりました。

俵屋宗達の襖絵が見られるのはココだけ!

本堂には、俵屋宗達が描いた襖絵「松図十二面」や、白象、唐獅子、麒麟を描いた杉戸絵があり、すべて重要文化財に指定されている。俵屋宗達は、屏風絵はいくつか残しているが、襖絵は唯一。ほとんど門外不出の杉戸絵と共に、養源院でしか見られない貴重なもの。
白象や麒麟、唐獅子などを図案化した襖絵は、当時の世に俵屋宗達の存在を広く知らしめたとまで言われています。そんな俵屋宗達の出世作とも称される襖絵は一見の価値ありです。

春は枝垂桜が、秋は紅葉がお出迎え

養源院の紅葉

養源院の紅葉

紅葉時期には、本堂へと続く参道の紅葉が鮮やかな姿を見せてくれる。ここは本堂前にある家紋の入った幕が飾られていて、とても京都らしい絵になる紅葉寺院である。
養源院は、血天井や杉戸絵など悲しい歴史ばかりではありません。春には本堂に続く参道が桜舞い散る中、枝垂桜が参拝客をお出迎え。秋には、石畳が真っ赤な絨毯に変わるほど美しく色づいた紅葉が見られるベストスポットでもあります。行楽シーズンには多くの観光客が訪れる京都ですが、ゆっくりと桜や紅葉を眺めることができる穴場なのでおすすめです。

こんな催し物はいかが?豊国神社のおもしろ市

「豊国さんのおもしろ市」は、豊国神社(東山区)で毎月3回実施されています。日によって出店ジャンルが異なり、手作りと手作り素材の市が開催されるのは28日です。18日はフリーマーケットに加え、手作りの品も多く取り扱います。
養源院から北へ少し歩いたところにある豊国神社は、豊臣秀吉を祀る神社で、境内の隣には方広寺があり、有名な銘文が刻まれた鐘もあります。
毎月決まった日にフリーマーケットを開催しており、境内にはところ狭しとユニークな商品が並べられています。ぶらりと立ち寄れば、珍しい一品に出会えるかもしれせん。

少し足を延ばして、紅葉の名所・東福寺へ

紅葉の東福寺

紅葉の東福寺

関白九条道家が1236年(嘉禎2)に祖父、兼実の菩提寺を創建したのがはじまりです。奈良の東大寺と興福寺から1文字ずつ取って「東福寺」とつけられました。境内には諸堂が立ち並び三門、法堂、仏殿、方丈をはじめ、その多くは国宝や国の重要文化財に指定されています。
紅葉の名所として有名な東福寺。通天橋は様々な時代劇やCMなどに使われていることもある、京都で紅葉と言えばココと言えるほど、とても人気のスポットとなっています。新緑の青もみじが見られる5月頃は観光客も少なく、訪れるにはおすすめの時期です。
【アクセス】
 JR・京阪東福寺駅から徒歩10分
【拝観料】
 通天橋・開山堂400円、方丈庭園400円
【拝観時間】
 9時~16時
 ※季節によって閉門時間が異なりますので、公式HPで事前にご確認ください。
いかがでしたか。
数奇な運命を辿った浅井家三姉妹の供養のために建立された養源院の見どころをご紹介しました。
桜や紅葉が織り成すその季節ならではの魅力的な景色、歴史に名を遺す画家の有名な杉戸絵など養源院にはおすすめポイントが盛りだくさんです。
次回の京都観光は、養源院へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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