【東大寺】奈良のお寺絶大な人気を誇る東大寺。その人気の理由は?

奈良のお寺を語るのに外せない「東大寺」。日本一有名で人気もある仏像と言っても過言ではない、奈良の大仏こと『盧舎那仏(るしゃなぶつ)』や『金剛力士像』、『南大門』が見どころではないでしょうか。その人気の理由はどこにあるのかまとめてみました。

日本国内最大 『南大門』

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横幅約12m、高さ25.46mと大きさは日本一大きい門です。
しかも檀上からの高さですから、南大門を眺めた姿は圧巻とも言えるでしょう。
『重要文化財』『国宝』をされている南大門ですが、今まで順風満帆とはいかなかったようです。

災害・焼失を経て現代へ

平安時代に台風によって倒壊し、以降200年以上再建されませんでした。
しかし俊乗坊・重源によって寄付金を集め中国の建築様式を取り入れ再建されました。
特徴としては天井に板を張らず、中の骨組みなどの構造が見えることです。
南大門のへ入ったら、上を見上げて見ましょう。
すばらしい建築様式が見られる貴重な体験になります。

仏教の守護神 『金剛力士像』

別名『仁王像』とも呼ばれる金剛力士像には2対の像があります。
金剛力士像は正面を向いて立っているのが一般的ですが、南大門に立つ2対の像は向かい合っています。そして立ち位置も左右逆と金剛力士像の中では変わった像になっています。

阿形像と吽形像

≪阿形像(あぎょうぞう)≫
口を開けた阿行形は、宇宙の始まりを表すとされています。

≪吽形像(うんぎょう)≫
ぎゅっと口を閉じた吽形像は宇宙の終わりを表すとされています。

サンスクリット語は仏教が始まったインドの言葉で、『あ』という音で始まり、『ん』で終わるため、阿形像と吽形像は世界の始まりと終わりを表すとされています。
日本の五十音の語源もサンスクリット語です。
仏教の国というだけありますよね。

日本最大の金剛力像

東大寺の金剛力士像は国宝に指定されています。
高さ8.4mもあり、金剛力士像の中でも最大と言われています。
3000もの木を組み合わせて作った阿形像と吽形像は、20人もの仏師が携わり69日で作り上げたとされています。

2度焼かれても再建された 廬舎那仏

[フリー写真] 東大寺の大仏殿でアハ体験 -  GAHAG | 著作権フリー写真・イラスト素材集 (16065)

奈良の大仏こと廬舎那仏は、1180年と1567年の2度にわたって焼失されています。
その後首なしの状態で10年以上雨や風にさらされたままだったようです。
1691年に再興され、現代に至ります。

日本一大きい大仏様の大きさは?

最初に造られてから、幾度となく再興されてきたせいか、当時の大きさと現代とでは差があるようです。

座高は現在14.98m、奈良時代 15.8m
差は約0.8cmほどですが、座高だけではなく目の長さや顔の大きさ、手の長さなど変わっています。
立つとその大きさは約50mにもなります。

お身拭い

年に1度、8月7日の朝7時から行われる「お身拭い」はとても人気がある行事です。
大仏様を綺麗に掃除する行事なのですが、参拝者もその様子を見ることが出来るので、早朝6時頃から行列ができ、7時頃になると長蛇になります。
大仏様の掃除の仕方なんて思いつきませんよね。
一度見てみるのも、また違った風景が見えて新しい発見があるかも知れません。

大仏様の鼻の穴=『大仏様の柱の穴』

『大仏様の鼻の穴を通ると無病息災のご利益がある』ということを聞いたことはないでしょうか。
実際、大仏様の鼻の穴を通ることなんてできませんよね。

大仏様の鼻の穴と同じ大きさ

東大寺の大仏殿には、穴が開いている柱があります。
修学旅行や観光などで訪れたことがある人は、必ず目にしているかと思いますが、この柱の穴は、大仏様の鼻の穴と同じ大きさになります。
実際の大仏様の鼻の穴ではなく、鼻の穴と同じ大きさのこの柱の穴を通ることでご利益があるとされているのです。

大人には無理がある?!柱の穴

参拝客で人気のある『柱の穴くぐり』
しかし、この柱の穴は30cm×37cmと小さいのです。
そして柱の直径は120cmと太く、実際に穴を見るとより小さく感じるかも知れません。
東大寺が建設された当時は、大人の男性でもくぐれたようですが、現代の男性と当時の男性とでは体格にだいぶ差があり、全体的に日本人は小さかったのでくぐれたのだろうと言われています。
とはいえ、実際に170cm55㎏の男性でも通ることが出来たようなので、試してみる価値はありそうです。

どうして柱に穴があるの?

そもそも、大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴を意図して開けたわけではないようです。
建設当時、職人たちが使用していた木に穴を掘る道具を、鼻の穴と柱の穴を掘る道具として使用したため、たまたま同じ大きさになったと言われています。
ではなぜわざわざ柱に穴をあけたのでしょうか。

素人的には、柱に穴をあけるということは強度が下がってしまうイメージが湧きますよね。
しかし、この柱が位置している場所が『大仏殿の北東』にあたるのです。
東大寺ではこの場所が鬼門にあたるので、邪気を逃がすために穴をあけたとされています。

総勢約260万3500人の結晶『東大寺』

聖武天皇が発願し建設された東大寺。建設にかかわった職人や作業人など全部で260万3500人を超える人が携わり建設されました。
その人々の想いがたくさんこもった東大寺が魅力的なのもうなずけます。

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