正しい《お寺の参拝方法》はご存知?神社とは異なります!

皆さん参拝ってやってますか?初詣か試験の願掛けのときくらいしか参拝しないという方も珍しくないのではないでしょうか。そんなときに良く間違われるのがお寺と神社との違いです。今回はそこにスポットを当ててみたいと思います。

基本的な参拝ルール

宗派が違っても基本の参拝ルールは一貫していますので、『とりあえずでも、これだけ抑えておけば大丈夫!』という点さえしっかりしていれば大丈夫です。
以下でその基本部分をざっと確認していきましょう。

まずは山門前で一礼

真言三宝宗 清荒神清澄寺|山門 (681)

お寺と神社の大きな違いの内に『お寺は山門』『神社は鳥居』と、同じ玄関口のようなポジションでも全く異なる点がありますね。
山門はお寺によっては三門・仁王門など他の呼び方をする場合もあります。いずれの場合であってもやることは同じです。脱帽して合掌一礼、これだけです。
神社に鳥居があるように、お寺には
三門(山門・さんもん)と呼ばれる
聖域と外界の境目があるので…

鳥居と同じように、お寺では三門の前で
一礼をして、仏様に挨拶&心を清めます。

三門は「三解脱門(さんげだつもん)」
の略だと言われているので、私たちの持つ、

欲望
怒り
愚かさ

この3つの汚れを山門で清めてから、
本堂に向かっていくというコトですね^^

一礼が終わったら中央ではなく左端によって門をくぐりましょう。
この時ももちろん、敷居は踏まないようにしましょうね。
敷居は外界の悪いものを遮断する役割があるとされていますし、単純に敷居が傷む原因にもなります。
そして参道や境内でも基本は左寄りにゆっくり歩くのが通例になっています。
こうすることで参拝客が多いときであっても自然と混雑を予防できる効果もあります。
参拝する際には心掛けるようにしましょう。

手水舎で手と口を清める

こちらは詳細を記載していたサイトがありましたので、そちらから抜粋させていただきます。
清める順番は 左手→右手→口→左手→持ち手 と覚えておきましょう。
野宮神社:手水舎 - いこまいけ高岡 (685)

・伏せてある柄杓を、右手で持ち、水道や竜の口など流水が出ている場合でも溜まっている水盤から柄杓に水を溜めます。

・その水を左手に注ぐように流して左手を清めます。(洗うという行為ではないので指をすりあわせたりする必要はありません)

・柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手にも注ぐように流し清めます。

・柄杓を再び右手に持ち替え、左手の手のひらに柄杓から水を溜めて、その左手の水で口をすすぎます。(柄杓に直接口はつけません)

・口をすすぎ終わると、再びその口を付けた左手に柄杓から水を流し清めます。

・最後に、柄杓の水が溜まっている部分を上にし立てるようにして上から水を流し、柄杓の柄の部分を清めます。

・空になった柄杓は伏せて元に戻します。

※この一連の所作は、洗う、うがいとは違いますので柄杓に一杯の水でするのが望ましいです。

文字で読んでもわかりにくい・・という方向けに手水舎の作法を動画で紹介しているものがありましたので、こちらも併せて確認してみてください。

手水の作法

鐘楼堂で鐘をつく

鐘楼堂 | 仏壇・仏具の翠雲堂(すいうんどう)|寺院仏具・寺院建築等―東京 (696)

手水を済ませたら鐘楼堂に向かい、鐘をつきましょう。
ただこの鐘つきについては宗派や各寺の事情(鐘の状態など)によってつく回数が違い、場合によっては「鐘をついてはならない」ということまであります。
周囲に説明・注意書きなどが設置されていたら必ず目を通してそれに倣いましょう。
もし見当たらない場合であっても勝手な判断でやってしまってはいけません。
必ずそのお寺の関係者に確認をとりましょう。

ちなみに帰り道で鐘をつく行為は「戻り鐘」と呼ばれ非常に忌み嫌われます。絶対にやめましょう。

もし自由に鐘をつかせてもらえるお寺だったら、お参りの前につくようにします。鐘をつくのは「これからお参りさせていただきます」という仏様へのご挨拶だからです。お寺から出るときにつく鐘は「出鐘」といって、死んだ人をあの世に送るときの鐘なので、縁起が悪いとされています。

本堂に着いたら燈明・お線香

本堂についたらまずは燈明(ローソク)を一本献灯します。
これは左奥から順に置くのが作法とされています。
これは後から置く人が奥に置かねばならなくなってしまうと、その人の手や袖が他の人のローソクに触れてしまうためです。
自分の後ろの人のためにも必ず作法に従うようにしましょう。

お線香の場合は3本をなるべく中央に寄せて立てるように、とされています。
こちらもあとから参拝にきた人が火傷しないようにとの配慮ですね。

無料ホームページテンプレートの素材屋|寺・神社・和の風景|線香を立てる台の写真素材 (695)

燈明(ローソク)と、お線香はいずれも、他人が灯した火を種火にしてしまうと、その種火を灯した人の業を貰うといわれているため、必ず自分が着火して、燈明(ローソク)やお線香を灯してくださいね。
ちなみに火をつけるために使ったマッチなどを”吹き消す”のは良くないとされています。
できれば手で扇ぐなどの他の方法で消すようにしましょう。

お賽銭を入れ、鰐口(わにぐち)を鳴らしてから合掌一礼

タヌポンの利根ぽんぽ行 徳満寺1 (699)

お賽銭は「お布施」です。
投げ入れるのではなく、そっと差し出すように入れるのが礼儀であり作法になります。
そして鰐口を鳴らすときは単に大きい音を出すのではなく、できるだけキレイな音を出すのが良いとされます。こちらはなかなかコツが必要となりますが、より良い音を出す挑戦をしてみるのもいいかもしれませんね。

そしてここまでやってから合掌一礼です。
注意したいのは、拍手(かしわで)を打たないことです。
神社と違うところで、且つ間違えやすいところです、気をつけましょうね。

合掌一礼が済んだら唱名(これは宗派ごとに違うので確認しましょう)を唱えてから祈願し、再度一礼してから去りましょう。この間両手は合わせたまま胸の前で留めて置きます。

帰り際にも山門で合掌一礼

帰り際にも山門をくぐったら、忘れずに振り返って合掌一礼です。
「お邪魔しました、ありがとうございました」の気持ちをこめて行いましょうね。

宗派の違うお寺に参拝しても大丈夫

いつものお寺ではないところに参拝する場合に
「宗派が違ってルールが違ってたらどうしよう」
「異宗派が参拝することはもしかして失礼に当たるのでは」
など、不安に思って足踏みしてしまった経験はありませんか?
お寺はそもそも全てお釈迦様の教えを広めることこそが目的です。
ですから宗派が違うからといってお断りされるようなことはありえないのです。
なので旅行先などでも安心してお寺参りしてOKですよ。

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