年始の初詣、これから一年の様々なお願いをする人も少なくないでしょう。でもそこでお願いしたことが叶った時、きちんと神様にお礼ができているのでしょうか?あまり知られていませんが、実は大切な「お礼参り」についてまとめてみました。
お礼参りとは?
via miyazaki.daa.jp
格祈願、安産祈願、厄除けなどで神社に正式参拝やご祈祷などに行くことが多いのだと思いますが、受験に合格した後や子供が無事に生まれた後、あるいは、無事に厄年を越えられた後にそのままで終わっていませんか。すっかりお礼するのを忘れていたという人が案外多いと思いますし、また、お礼参りの必要性を全く認識していない人もいるかも知れません。
参拝した神社の神様にお礼参りをすることはとても大切なことですので、忘れずに必ずお礼参りはするべきなのです。
神社の神様にお礼参りをしないということは、日常生活の人間関係の中であれこれ頼んで世話させておきながらお礼も何も言ってこない人のことを「ちょっと失礼な人かな~」と私たちが思うことがありますが、実はそれと同じことになるのです。
なぜお礼参りをするの?人に頼み事をして成就したときに感謝の気持ちで、お礼をします。
お礼をしなければ大変な失礼にあたります。
同様に考えていただけると分かりやすいかと思います。
お仏さまに願い事をする場合もお礼参りをすべきでしょう。
大切なのは成就した場合はもちろん、残念ながらそうでない場合であっても、自身への反省を含めてお礼参りをしてください。
安産祈願の場合は、出産後のお宮参りの際に報告を兼ねて元気な赤ちゃんの姿を見せお参りして、これからの身体健全の祈願をするのも良いでしょう。
誰かにお願いごとをして叶えてもらった時、「ありがとう」の意を伝えます。
神様も人間も同じで、祈りが届けられた時には感謝の気持ちでお礼を伝えにいくというのが「お礼参り」です。
そういえばいつも願ってばかりでお礼に行っていなかったという方は、
今後は祈願とお礼参りはセットなんだと考えていただくと良いでしょう。
神様も人間も同じで、祈りが届けられた時には感謝の気持ちでお礼を伝えにいくというのが「お礼参り」です。
そういえばいつも願ってばかりでお礼に行っていなかったという方は、
今後は祈願とお礼参りはセットなんだと考えていただくと良いでしょう。
via pixabay.com
いつでも「ありがとう」という感謝の気持ちは忘れたくないですね。
神様へのお礼参りの時に限らず、日常でも一番使う言葉にしたい、とってもステキな言葉です。
神様へのお礼参りの時に限らず、日常でも一番使う言葉にしたい、とってもステキな言葉です。
お礼参りの時期
via pixabay.com
出来れば1年以内
お礼参りの時期には決まりはないらしいですが、遅くとも1年以内に参拝するのがマナーらしいです。
via www.ubume.jp
調べてみると、お礼参りの時期に関してはかなりの個人差があるようです。
最長で1年ということですが、早い人では1か月以内にあらかじめお礼参りをする日を決めている人も。
けれど、これはあくまでお願い事の種類にもよるかとは思います。
安産祈願であれば、ある程度お礼参りの日は前もってわかりますが、
それ以外はなかなか難しいのかもしれません。
いずれにせよ、できるだけ早めに感謝の気持ちを以てお礼は伝えなくてはならないということをお忘れなく☆
最長で1年ということですが、早い人では1か月以内にあらかじめお礼参りをする日を決めている人も。
けれど、これはあくまでお願い事の種類にもよるかとは思います。
安産祈願であれば、ある程度お礼参りの日は前もってわかりますが、
それ以外はなかなか難しいのかもしれません。
いずれにせよ、できるだけ早めに感謝の気持ちを以てお礼は伝えなくてはならないということをお忘れなく☆
お礼をする金額の相場は?
ちなみに「初穂料」は玉串代とも言いますが、個人で神社に祈祷等をお願いした場合に支払う謝礼のことです。「お布施」は仏教に限って使う言葉で、お寺に対して支払う謝礼であり、それぞれ呼び名が異なるようです。
5,000円~が平均
合格祈願、安産祈願、交通安全、厄除け(やくよけ)、お宮参り、七五三など、それぞれの目的によって異なりますが、個人が参拝する場合のご祈祷料、初穂料、玉串料の相場は、5,000円〜が大半です。会社の場合は10,000円〜が多いようです。(地方では3,000円〜)もちろん、消費税はかかりません。
なお、料金は御祈祷を受ける人数によっても異なります。
これも当然のことながら個人差があるので、あくまでご参考までに。
ただし夫婦で安産祈願に行った場合や合格祈願については、ご家族の方に確認してみるのもいいかもしれません。
というのは、特に夫婦の場合は家によってかなり考え方が異なる可能性が高いので、
後々のいざこざ回避のためにも一度聞いておくと良いでしょう。
ただし夫婦で安産祈願に行った場合や合格祈願については、ご家族の方に確認してみるのもいいかもしれません。
というのは、特に夫婦の場合は家によってかなり考え方が異なる可能性が高いので、
後々のいざこざ回避のためにも一度聞いておくと良いでしょう。