三蔵法師と平山郁夫画伯★「薬師寺」で感じるシルクロード!

日本人なら誰もが知っている三蔵法師が祀られている薬師寺。薬師寺がシルクロードの終点と呼ばれている所以です。その薬師寺には、同じくシルクロードを旅しながら描き続けた平山郁夫画伯の大作が寄贈されており、期間限定で公開されています。

◆三蔵法師が眠る「玄奘三蔵院伽藍」

皇后の病気平癒を願った天武天皇が建立を発願し、持統天皇によって藤原京に建てらた薬師寺。
まるで竜宮城とも思える調和の取れた美しい作りは、数ある寺院の中でも秀逸とされています。
ですが、何より有名なのが、日本人なら誰もが知っている「三蔵法師」が祀られているお寺、という事実でしょう。
たんぶーらんの戯言の画像|エキサイトブログ (blog) (8874)

住所:奈良県奈良市西ノ京町457
電話:0742-33-6001
営業:8:30~17:00
(参拝受付は16:30まで)

電車:近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩3分
バス:近鉄奈良線近鉄奈良駅から六条山行き(約18分)「薬師寺」下車徒歩3分
車両:西名阪道郡山ICから約20分
   第2阪奈有料道宝来ICから約15分
駐車場:100台(乗用車500円)

およそ1400年前、唐からインドまでシルクロードを旅して「大般若経」を持ち帰った三蔵法師こと玄奘三蔵。その玄奘三蔵を始祖とする法相宗の大本山が世界遺産の薬師寺である。

寺内の玄奘三蔵院には玄奘三蔵の遺骨が納められ、平山郁夫画伯が「大唐西域壁画」を奉納している。ここでは毎年5月、玄奘三蔵の功績を讃えるための大祭『玄奘三蔵会』が行われる。『玄奘三蔵会』は、長きに渡って途絶えていたが、次世代への継承をねらいとして平成4年に復活し、玄奘三蔵のインドへの旅を描いた幻の伝統演劇『伎楽』を中心に繰り広げられる。

◆「不東」の精神で結ばれた三蔵法師と平山郁夫画伯

平山郁夫画伯をシルクロードへと駆り立てたのは、被爆体験だと言われています。
生涯を通して追い求めたのは、「平和」だったのかもしれませんね。
画伯の描いた壁画の中には、没後タリバンによって破壊されてしまった物もあり、胸の痛みを禁じ得ません。
薬師寺「玄奘三蔵院伽藍・平山郁夫 大唐西域壁画殿特別公開」 (8892)

古都奈良の世界遺産であり、平山郁夫画伯や玄奘三蔵法師と縁が深い薬師寺。 平山郁夫氏は、先の戦争や原爆被爆の体験から、終生「平安と鎮魂」を求め、平和の道としてシルクロードを描いた日本画家です。薬師寺に奉納された壮大なスケールの『大唐西域壁画』は、年に4回の期間限定で拝観が可能。

◆期間限定公開「大唐西域壁画」!

シルクロードの特番で、必ずと言って良いほど取り上げられるのが「大唐西域壁画」。
NHKの特番でご覧になった人も少なくないでしょう。
ですが、時系列を参考に見直してみると、違った発見があるかもしれません。
期間限定公開!平山郁夫のシルクロード『大唐西域壁画』薬師寺・玄奘三蔵院 | 奈良県 | トラベルjp<たびねす> (8813)

【大唐西域壁画の公開期間】
・1月1日~15日
・3月1日~6月30日
・8月13日~15日
・9月16日~11月30日

【料金】
大人:800円
中高生:700円
小学生:300円

『大唐西域壁画』は、平山画伯の30年に及ぶ取材旅行の集大成として、4千枚を超えるスケッチを基に、約20年かけて描かれた”7場面・13壁面”の超大作。大唐西域壁画殿に一歩足を踏み入れれば、圧巻のシルクロード世界!
是非、現地で下記を参考に、玄奘三蔵様の中国からインドまでの旅を体感して下さい。

■朝・昼・夕(夜)の一日の流れで描かれた玄奘三蔵様の旅
 【朝】「明けゆく長安大雁塔」→「嘉峪関(かよくかん)をいく」万里の長城の西の果て→「高昌故城」途中立ち寄った高昌国の遺跡
→【昼】「西方浄土須弥山」壁画中央三面に描かれた天山山脈(ヒマラヤ連山)
→【夕】「バーミアン石窟」タリバーンによって破壊された2体の大仏像→「デカン高原の夕べ」
→【夜】「ナーランダの月」玄奘三蔵様が唯識を修めたインドのナーランダ寺院

◆旅の終着点「ナーランダの月」!

日本から海を渡って中国へ。
そこから、カンボジア→アフガニスタン→パキスタン、
そしてようやく辿り着いたのが、終着点であるインドのナーランダ寺院。
三蔵法師の旅路を追体験しながら、画伯が辿り着いた地で描いた、渾身の一枚と言われています。
実際には存在していなかった人影は、一体誰なのでしょうか。
三蔵法師なのか、それとも完成2年前に亡くなった高田好胤法師(薬師寺元管主)なのか・・。
もしかしたら、平山画伯本人なのかもしれませんね。
期間限定公開!平山郁夫のシルクロード『大唐西域壁画』薬師寺・玄奘三蔵院 | 奈良県 | トラベルjp<たびねす> (8825)

拝観の最後に、旅の終着インドを夜で表した『ナーランダの月』をご覧下さい。玄奘三蔵様が唯識を修められたインドのナーランダ寺院が、一枚の大きな越前和紙に描かれています。実はこの絵には秘話があるのです。
画面の右下辺りに”ぼんやりと立つ人の姿”が描かれているのがお分かりでしょうか?
壁画完成の最終段階で、平山画伯と玄奘三蔵様への想いを共にした高田好胤管長様が亡くなられました。平山画伯は、玄奘三蔵様と高田管長様の姿を重ね合わせて、この人物を描いたのです。

◆薬師寺観光の豆知識♪

「大唐西域壁画」をお目当てに薬師寺を訪れるのも良いですが、
厳寒な季節にライトアップされた薬師寺もまた、風情溢れる情景として知られています。
近年では、外国人観光客にも人気のスポットとして話題となっているようです。
[旅行] 薬師寺にドラマを求めて | 思考回廊 (8914)

12月31日22時~1月1日明け方まで西塔がライトアップされる。
1月1日~3日は新春お写経会、1月1日~15日(8時30分~17時、金堂)には「吉祥天女画像」が特別開扉される。
1月15日は吉祥天にちなむお香とお茶の会(5000円)。
なお、除夜の鐘は12月31日23:30~始まり、整理券が必要(12月31日23時より配布)。
駐車場や周辺道路など大変混雑するので公共交通機関の利用を勧めている。
例年、大晦日深夜から元旦早朝にかけて交通機関の特別運行がある。

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