聖徳太子が創立したとされる奈良県奈良市にある大安寺、南都七大寺の一つにも数えられる大安寺の年間行事には毎年多くの方が訪れます。そんな大安寺の健康祈願、厄除け行事を中心に、大安寺の見どころ、各種情報を分かりやすくご紹介します。
奈良県を代表する大安寺
拝観時間
午前9時~午後5時(受付は午後4時まで)
※年中無休(但し12月31日は迎春準備のため休み)■ 御祈祷・御回向受付時間
午前9時~午後3時30分
※年中無休(但し12月31日は迎春準備のため休み)
※年中無休■ 拝観料(本堂・収蔵庫)
大人・大学生 400円
高校生 300円
中学生 200円
小学生以下 100円
※ 団体料金は30名から(10%引き)
寺僧が御案内と法話をさせて頂きます。
※ 境内拝観は自由となっております。
※ 秘仏(十一面観音 馬頭観音)特別公開日は100円増しになります。
住所 〒630-8133 奈良市大安寺2-18-1アクセス JR奈良駅、近鉄奈良駅 大安寺・白土町・シャープ前行バス10分「大安寺」下車徒歩10分
問合せ TEL:0742-61-6312/FAX:0742-61-0473
駐車場 普通車20台
癌封じの寺とも言われており、健康祈願、厄除けへの効果を期待して
季節を問わず毎年多くの方が参拝に訪れます。
光仁会(がん封じささ酒まつり)
健康祈願のために毎年多くの参詣者が訪れます。
竹の筒に入れて温めたお酒を竹の器に注いでもらい、
薬効に優れた竹尽くしの接待を受けて一年を健康に過ごそうと催される恒例行事です。
車を運転してきた方やお酒が飲めない方には
「笹水」を振る舞われています。
桓武天皇が文武百官を伴い、先帝光仁天皇の一周忌の斎を大安寺で行なわれた故事にちなむ行事。早朝から法要、癌封じ祈祷、笹酒の授与が行なわれる。太い竹筒に入れた酒を青竹の杯で受ける笹酒は、癌封じに薬効があるといわれている。
ささ"酒"祭りということもあり、お酒を飲まれる方も多いので皆さんバスで来られていましたが、車で来られる方は(祭りの当日は)大安寺の駐車場を利用することができないのでご注意ください!
節分会(開運星祭り)
2月の恒例行事「開運星祭り」です。
開運厄除け祈願のために訪れる方だけでなく、
その後の豆まきや福引きを楽しみに訪れる方も大勢いらっしゃいます。
大安寺節分会(せつぶんえ)・開運星まつり(かいうんほしまつり)では厄除け・招福を祈願します。
節分会では先ず護摩堂で開運護摩祈祷(星供護摩)が行われます。その後僧侶が本堂の廊下を暴れ回る鬼を法力と豆によって退治します。なお節分会では福豆まき・福引きなどが行われます。また節分会では甘酒などの接待も行われます。
その他の行事、見どころ
弘法大師正御影供
弘法大師正御影供は毎年4月21日に行われています。
正御影供は弘法大師・空海の命日に行われる報恩感謝の法要です。なお正御影供では境内で交通安全の為の大護摩法要・火渡りやインドの八大跡・四国八十八ヶ所のお砂踏みも行われます。
いのちの小径
『ご自由に散策して、竹林の精気を受けて下さい。』って、入ってみたわ。確かに、竹林のその景色と緑の木陰で気持ちがす~っと軽くなるような、清められるような。
馬頭観音厄除法要
馬頭観音厄除法要は毎年3月の午の日に行われています。馬頭観音厄除法要では嘶堂に安置されている木造馬頭観音立像に災厄除去を祈願します。馬頭観音厄除法要では護摩が焚かれ、災厄除けの秘文神符が授与されます。
花満開
あえて行事が無い日、平日を狙って散策に立ち寄るのも
大安寺を楽しむ方法だと思います。