三十三間堂は修学旅行で参拝することが多いので、大人になってからあえて京都旅行に組み込むということは中々ないでしょう。しかし、しかし、年齢を重ねた今こそ三十三間堂は訪れる価値があるんです。
改めて1001体の観音様と向き合うことで、何か得られるものがあるかもしれませんよ♡
三十三間堂
京都府京都市東山区にある寺院の仏堂。
同じ京都市東山区にある天台宗妙法院の境外仏堂であり、
同院が所有・管理している。元は後白河上皇が自身の離宮内に創建した仏堂。
本尊は千手観音で、蓮華王院は千手観音の別称・蓮華王に由来する。
本堂は、横幅が100メートル以上あり、
33の柱間に1001体の観音像が安置されています。
正式名称は「蓮華王院」といい、京都市東山区にあります。
「三十三」とは、観音菩薩が33もの姿を変え、すべての生物を救うことに由来しているのだそう。
また、お堂内部の柱間が33本あることも三十三間堂の特徴のひとつです。
「三十三」とは、観音菩薩が33もの姿を変え、すべての生物を救うことに由来しているのだそう。
また、お堂内部の柱間が33本あることも三十三間堂の特徴のひとつです。
毎年1月にニュースで見る「弓の引き初め」。
これは【通し矢】といって、この三十三間堂で行われています。
袴姿の女性たちが凛々しくて素敵ですね♡
これは【通し矢】といって、この三十三間堂で行われています。
袴姿の女性たちが凛々しくて素敵ですね♡
見どころ
国宝 三十三間堂(蓮華王院本堂)
三十三間堂の一番の見どころかもしれません。
観音様がならぶ様子はとても神々しく、浄化される様な気持ちになります。
心を落ち着かせ、向き合ってみましょう。
観音様がならぶ様子はとても神々しく、浄化される様な気持ちになります。
心を落ち着かせ、向き合ってみましょう。
via blog.livedoor.jp
国宝の風神・雷神像、28部衆立像などが安置され、
鎌倉時代の代表的な仏像彫刻の宝庫である。
本堂は118メートルもあります。
1001体の千手観音像
本堂では、頭上に11の顔をつけ、
両脇に40本の手を持つ「千手観音像」が1001体拝む事が出来ます。
1001体もいらっしゃるなかで、自分が会いたいと思う人の顔と似た
観音様に必ず会えるそうですよ♪
これはぜひ、現地で確かめてみたいですね。
観音様に必ず会えるそうですよ♪
これはぜひ、現地で確かめてみたいですね。
中尊千手観音坐像
1001本のうちでひときわ大きい中尊千手観音坐像(せんじゅかんのんざぞう)。
なんと、337.8センチあるそうです!
なんと、337.8センチあるそうです!
via ja.wikipedia.org
千手観音の『千』は、無限の意味を持ち、
人々を救う観音の働きが無限であることを表現している。
実際の像は中央の合掌した手を除き40本となっている。
また、それぞれの手には異なった持物(じぶつ)を持っており、
それぞれに観音の救いの働きを表現している。
「千」は無限という意味なので手が千本あるわけではなく、
どのような生き物も救おうとする観音様の慈悲深さを表しています。
どのような生き物も救おうとする観音様の慈悲深さを表しています。
南大門と築地塀
via blog.goo.ne.jp
現在はこのように三十三間堂の南東角の外に建っていますが、
そもそも豊臣秀吉が造営した大仏殿・方広寺の南門として造られた
もので、秀吉没後、秀頼がこの位置に移したと伝えられています。
三間一戸の八脚門で、
それに続く築地塀(太閤塀)は屋根瓦には
五七の桐の紋があります。
熱田神宮(名古屋市)の信長塀、
西宮神社(西宮市)の大練塀と並び、
日本三大塀のひとつなんだそうです。
お守り
三十三間堂には頭痛に効果があるお守りがあります。
平安時代、後白河上皇の頭痛を治したそうで、
「頭痛平癒守護」というお守りをいただくことができます。
頭痛持ちですが、改善されている?気がします。
たくさんの観音様がいらっしゃる三十三間堂で授与されたお守りは
効果も絶大かも?
効果も絶大かも?
御朱印
拝観料と拝観時間
■拝観料
大人 600円 中高生 400円 小学生 300円
大人 600円 中高生 400円 小学生 300円
■開門時間
8時~17時
※本堂等に入る時間は下記を参考にしてください。
受付時間:8:00~16:30
受付時間:11月16日~3月31日 9:00~15:30
アクセス
住所: 〒605-0941 京都府京都市三十三間堂廻町657
電話番号:075-525-0033
■最寄り駅 京阪七条駅
徒歩約5分です。
徒歩約5分です。
京都駅からはバスがよいです。
「市バス 博物館三十三間堂前」下車
京都駅中央改札口を出て前のバスターミナルから
18・100・206・208系統のバスに乗ります。
※京都駅から歩けないわけではありませんが30分はかかります。
鴨川や街並みを散策したい方は歩いてみてください。
■自家用車の場合
京神高速道路京都南インター・東インターからともに約15分です。
駐車場 約50台収容可能で、40分は無料です。
行った人の感想と豆知識
本堂の中は昼間でも薄暗く、線香の香りがたちこめていて
ちょっとエキゾチックな感じです。
順路に沿って歩みを進めるといきなり本堂の千手観音像や
雷神像が目に飛び込んで来ます。
千体の観音様がずらっと100mにわたっていらっしゃるのですから、
そりゃ~すごい迫力です。
ガイドブックで大量の仏像が並ぶ写真を見かけた方は多いと思います。
でも、写真よりも実際に見ると言葉が出ません。
写真はNGなので心の中に焼き付ける様にのんびりと拝観して下さい。
ここに来たらまじかで見たいのが風神、雷神像でしょう。
教科書で見たものが目の前で見れて感動です。
素晴らしいものがたくさん見れます。