大阪の変わったお寺!地獄堂で有名な全興寺の見どころ巡り

大阪には全興寺という変わったお寺があります。閻魔大王や鬼の人形がある地獄堂や、お寺の中に駄菓子屋さんの博物館があるんですよ。なぜこのような施設が作られたのかは、当時の社会問題をなんとかしたいという思いからだそうです。そんな全興寺の見どころをご紹介します。

大阪にあるユニークなお寺

全興寺(せんこうじ)は大阪市平野区にある高野山真言宗の寺院。山号は野中山。平野薬師としても知られる[1]。「平野の町づくりを考える会」の事務局があり[2]、平野町ぐるみ博物館を含め様々な町おこし活動を行っている。境内には地獄の様子を写した「地獄堂」や仏の世界を表現した「ほとけのくに」、町ぐるみ博物館の一つである「小さな駄菓子屋さん博物館」や子供の遊び場として利用される「おも路地」など、多種多様な施設があり、「大阪のおもろい寺」[3]、「寺のディズニーランド」[4]とも称されている。
全興寺の看板を見ると、「ウソをつくと舌をぬくぞ」の文字に鬼が書いてあります。
これだけを見ても、一般的なお寺とはずいぶん違うことが分かるでしょう。
引用にあるように寺のディズニーランドと呼ばれており、一般的な寺とは違った多数の施設があることが特徴です。
その中でも、名物の地獄堂は圧巻。すべてではありませんが、数々の施設をご紹介します。

見どころいっぱいの全興寺を巡ってみよう

それでは、全興寺の見どころを巡ってみましょう。
意外とたくさんの見どころがあり、寺ならではの場所や博物館など一般的な寺にはない場所もありますよ。

地獄堂

日本ワタシ遺産:登録No.09 全興寺(大阪市平野区)/登録No.10 伊豆極楽苑(静岡県伊豆市)  写真・文 半田カメラ - 毎日新聞 (2264)

薄暗い室内に、迫力ある閻魔や鬼の精巧な人形が置かれた地獄堂。
数々の施設の中でも名物になっているのが、この地獄堂です。
あまりの怖さに小さな子供は、泣いて逃げ出してしまうそうですよ。
なぜ、こんな施設を作ったのかは、「悪いことをしたら地獄に落ちる」を教えようとしたとのこと。
この施設が作られた1989年で当時問題になっていた、中高生のいじめや自殺をどうにかしたいという思いから作られています。

本尊・薬師如来

全興寺 境内散歩_本堂 (2307)

薬師如来は古来から信仰されてきた仏で、病気を治し精神的な苦痛も取り除くと言われています。
そのため、もともと寺院設立の目的は、病気が治るようにという思いからが多く、薬師如来を本尊とする寺院が多いんですよ。
全興寺は本尊とともに、薬師如来を守ると言われている十二神将などが一緒に安置されています。
また、全興寺の薬師如来は秘仏になっており、毎年1月8日と中秋の十五夜のみしか御開帳されません。

一願不動尊

Instagram (2308)

商店街より全興寺に入ると、正面に岩が積まれた場所があります。
その岩の間から水が流れており、それが不動明王像に注がれ流れて落ちていきます。
地獄堂といった怖い場所もありますが、ここは落ち着く場所ですよ。

西国 三十三カ所石仏

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観音は三十三に変化すると言われていて、それぞれの観音像を集めたのが三十三カ所石仏です。
一箇所に並んでいるので、三十三箇所も周るのはつらいという方も安心ですね。

延命地蔵尊

Instagram (2316)

観音とともに信仰される地蔵菩薩が祀られています。
ちなみに、造像数は地蔵菩薩のほうがはるかに多くなります。
これは、お寺だけでなく、村の入口やあぜ道など様々なところに安置するためです。
それだけ、幅広く民間に信仰されているんですね。

小さな駄菓子屋さん博物館

Instagram (2311)

全興寺では、このような博物館も設立されているのが特徴です。
昭和の頃は、駄菓子屋さんがいたるところにあったようですが、現代ではほとんど見かけませんね。
古き駄菓子屋さんがどのようなものだったのか、見てみましょう。
また、子供の頃によく通った方は、懐かしい気分になるのではないでしょうか。
ちなみに駄菓子屋さんのおもちゃ以外にも、当時使われていた電気洗濯機や白黒のテレビなどが展示されています。

駄菓子屋さんのおばぁちゃんの部屋

Instagram (2313)

昭和25年当時の部屋を再現していて、まだテレビもない時代でした。
江戸時代などは、よく博物館などで再現された部屋がありますが、昭和25年辺りだとあまりないので貴重です。
電化製品がたくさんある現代の生活と、当時の生活を比べてみてどれほど便利な世の中になったのか感じてみましょう。

平野の音博物館

Instagram (2314)

現代のとは形が違う昔の電話機を通して、昔話や懐かしい音などを聞くことができます。
懐かしい音と言ってもよく分からないかもしれません。
例えば現代では外を歩けば、車が通る音やスマートフォンから漏れる音など様々な音が聞こえますね。
しかし昔は車がそもそも貴重であまりなく、人力車を使っている方もいました。
そのため、外を歩いて聞こえてくる音も現代とはかなり違います。
こちらも年配の方なら聞いてみると、懐かしい気分になるかもしれません。

まとめ

日本には様々なお寺がありますが、その中でも全興寺はユニークです。
ただし、ふざけている訳ではなく、それぞれ伝えたいメッセージがしっかりとあり、理解すると住職の優しさがよく分かります。
例えば地獄堂も怖さばかりが強調されていますが、設立当時のいじめや自殺という社会問題に対して「悪いことをしたら地獄に落ちる」「命を大切に」とメッセージを投げかけています。
大阪に来たら、ぜひユニークな全興寺に行ってみてくださいね!

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