福井県にある大本山、永平寺。日本人なら誰もが聞いたことがある有名なお寺です。たくさんの観光客が訪れますが、賑やかな中にも凛とした空気が感じられ、心のデトックスにはピッタリのスポット。永平寺へのアクセス、駐車場、宿泊施設の情報などをまとめました♪
ミシュランガイド日本版で二つ星獲得☆☆
曹洞宗大本山永平寺は、今から約750年前の寛元2年(1244年)、道元禅師によって開創建された出家参禅の道場です。世界的に知られたフランスの旅行ガイド本「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(日本編)」で、大本山永平寺が二つ星の評価を獲得しました。
境内は約10万坪(33万平方メートル)の広さをもち、樹齢700年といわれる鬱蒼とした老杉に囲まれた静寂なたたずまいは、出家道場として誠にふさわしい霊域である。
古い歴史を持つ永平寺には、年間50万人近くの観光客が訪れ、
昼間は人の姿が絶えることはありませんが、それでも凛とした厳しさと、
しっとりと落ち着いた雰囲気に包まれています。
初めて訪れた人は、誰もがまず敷地の広さと、
そこかしこに根を張る樹木の大きさに目を奪われるでしょう。
そして、山門や仏殿の見事さに息を呑むはずです。
昼間は人の姿が絶えることはありませんが、それでも凛とした厳しさと、
しっとりと落ち着いた雰囲気に包まれています。
初めて訪れた人は、誰もがまず敷地の広さと、
そこかしこに根を張る樹木の大きさに目を奪われるでしょう。
そして、山門や仏殿の見事さに息を呑むはずです。
永平寺の肝、七堂伽藍
via blog.goo.ne.jp
70余棟の諸堂の中で中心となる禅宗建築七つの堂宇(山門、仏殿、法堂、僧堂、庫院、浴室、東司)を七堂伽藍と呼びます。この配置は坐禅姿を模しているとも言われているんです。ちなみに僧堂・浴室・東司(トイレ)は三黙道場と言って、私語禁止なんですよ。
七堂伽藍は、雲水たちの修行の場。
法堂が頭、仏殿は心臓、僧堂は右手、庫院が左手、
腰の山門、右足の東司、そして左足が浴室と、
座禅を組む人の形に似せて作られています。
ちなみに、庫院には4mもの長さがある「大すりこぎ棒」があり、
撫でると料理上手になると言われています。
法堂が頭、仏殿は心臓、僧堂は右手、庫院が左手、
腰の山門、右足の東司、そして左足が浴室と、
座禅を組む人の形に似せて作られています。
ちなみに、庫院には4mもの長さがある「大すりこぎ棒」があり、
撫でると料理上手になると言われています。
願いが叶う?是非見ておきたい傘松閣の天井絵
傘松閣(サンショウカク)は、平成14年に奉讃された開祖道元禅師750回大遠忌を記念し平成7年に改築されたもので、156畳敷きの絵天井の大広間があります。その
天井絵は、昭和5年の二祖国師孤雲懐弉禅師650回忌を記念し旧傘松閣が建立
された当時、一流の日本画家144名により描かれた230枚の花鳥彩色画です。
この230枚の彩色画の中で、花鳥画以外が5枚(3種類)だけあり、この3種類
の絵を探し祈願すると、願いが叶うといわれます。
※3種類・・・鯉と唐獅子がそれぞれ2枚、栗鼠(リス)が1枚。
永平寺に参拝したら、是非見ておきたいのがこの天井絵です。
ずっと見上げていると疲れてしまいますが、
その美しさは、首の疲れを忘れて見惚れてしまうほど!
花や鳥を描いたものがほとんどですが、
どこかに鯉と唐獅子とリスを描いた絵が混じっています。
これらを見つけられたら願いが叶うとされていますので、
チャレンジしてみては?
昔の人の遊び心が感じられて、なんだかホッとします♡
ずっと見上げていると疲れてしまいますが、
その美しさは、首の疲れを忘れて見惚れてしまうほど!
花や鳥を描いたものがほとんどですが、
どこかに鯉と唐獅子とリスを描いた絵が混じっています。
これらを見つけられたら願いが叶うとされていますので、
チャレンジしてみては?
昔の人の遊び心が感じられて、なんだかホッとします♡
自分を見つめ直す、体験修行
via www.fuku-e.com
参籠とは神社や寺院に一定期間籠ることを意味するのですが、永平寺の参籠は1泊2日で、永平寺での日々の修行に触れる体験プログラムです。3泊4日の参禅研修は雲水(修行僧)が日々行っている厳しい修行に準じた内容になりますが、参籠は永平寺での日々の暮らしに触れ、禅の作法を学び、法話や坐禅などを体験するものです。
曹洞宗の大本山です。体験修行の希望者は10日前までに電話で予約します。坐禅や作務、読経など、朝から晩までの修行があり、禅宗の厳しさを体験したい方にはおすすめです。
下界から離れて自分としっかり向き合いたい!
それなら修行体験をしてみては?
一泊二日ではありますが、厳しい規律と秩序を守っての生活は、
きっと自分の中の何かを目覚めさせてくれるでしょう。
それなら修行体験をしてみては?
一泊二日ではありますが、厳しい規律と秩序を守っての生活は、
きっと自分の中の何かを目覚めさせてくれるでしょう。
もっと深くのめり込みたいあなたには、三泊四日のコースもあります。
朝は暗いうちから起きなければなりませんが、
座禅や法話など、下界にいては触れることのない世界を垣間見ることが出来ますよ。
グルメも堪能しながらお泊りしたい♡
食事の人気メニューは、おろしそばとソースカツ丼。ボリューム控えめのレディースカツ丼もあり、女性にも好評です。お土産は門前ならではの胡麻豆腐のスイーツがおすすめ。その他、羽二重餅など福井名産品も多数取り揃えています。
昭和5年から営業している老舗旅館。観光客の方はもちろん、各地から永平寺に上山する修行僧の宿としても利用されています。1階の食事処で味わえる卵とじ「カツ丼」800円はここに泊まった雲水たちが上山、下山の際に必ず食べるという縁起物だそう。そば、定食などメニューも多彩に揃います。
永平寺までのアクセス
東京から/新幹線・特急(米原経由)→福井駅 …約3時間30分
大阪から/特急(湖西線)→福井駅 …約1時間50分
名古屋から/特急→福井駅 …約2時間
金沢から/特急→福井駅 …約2時間
JR福井駅から/えちぜん鉄道永平寺口駅まで約25分、
永平寺までバス約10分福井駅東口→永平寺門前(バス) 約30分
福井駅から永平寺門前までの直行バスが毎日運行しています。
車で永平寺にアクセスする場合の最寄りのインターチェンジは、北陸自動車道の福井北I.Cです。福井北I.Cから20分ほどで到着します。
駐車場
コインパーキング(永平寺正門前) ・・・ 1日500円
町営駐車場(第1~第3) ・・・ 乗用車・自動二輪 1日400円
※参道のお土産屋にも駐車することができます。(有料、400円~500円)
福井県吉田郡永平寺町志比10-5
電話 0776-63-3102
開館(利用)時間
8時30分~17時00分(入場は16:00まで)
*季節によって異なる場合があります。
休館日
無休