知らない方のほうが圧倒的に多いかと思いますが、お寺検定・神社検定というものが存在しているのです。日本独自の歴史や文化に親しみを持ってもらおうという趣旨ではじまった検定なのだそうです。今回はそんな2つの検定をご紹介してみます。
お寺検定
『お寺検定』 とは、日本の貴重な文化遺産であるお寺に関する正しい知識を身につけるための検定試験です。お寺は日本の歴史・美・心を今に伝える貴重な文化遺産です。古の人々が財と力を尽くし建立した有形物としての価値だけではなく、その心や思想を感じることができる日本の財産です。
建物、庭、絵画、彫刻―お寺の楽しみ方は限りなく広く深く、お寺の知識を学べば、きっと新たな気づきが生まれるでしょう。寺巡りが好きな方もガイドに活用したい方も、ぜひ一歩踏み込んだ知識を学んで、お寺に出かけてみませんか。
さあ、あなたも「お寺検定」を通じてお寺に関する正しい知識を身につけてください。
仏寺に興味がある程度の方でもOKな入門レベルの3級、ある程度日頃から仏寺に慣れ親しんでいる方向けの2級が用意されています。
1級は現在まだ用意されていないようです。
公式教材としてこんなの↓が出版されています。
<第1回>2013年3月17日(日)
実施:3級・2級(併願可)<第2回>2013年9月22日(日)
実施:3級・2級(併願可)<第3回>2014年9月7日(日)
実施:3級・2級・仏像3級(併願可←3種類全部受験することも可能だった模様)
想定動員数に届かなかったのか、はたまた協会側で問題が発生したのか、詳細は明かされていないのでわかりません。公式HPは現在第3回開催時のときのままで放置されてしまっているという状態なのですよ。
神社検定
神社検定(神道文化検定)は、神社が好きな方や、日本文化をもっと知りたい方のための検定です。空前の神社ブームも影響してか、神社の参拝者は急増し、神社に対する社頭での質問も多く聞かれるようになりました。
そんな中、より多くの方々に神社についての正しい知識を学んでいただき、「日本のこころ」を再発見していただくため、神社本庁監修のもと、神社検定はスタートしました。日本全国には、約8万の神社があります。
そしてそれら1つ1つの神社に、悠久の歴史が宿っています。
神道は、日本文化の源です。
蘊蓄(うんちく)を語りたい人も、ガイドに活用したい人も、生涯学習のテーマにしたい人も、神社検定にトライすることで、これまでアタリマエに知らなかった日本文化が、きっと見えてくるはずです。
難易度は3級・2級・1級があります。お寺と同様で3級は入門レベル・2級は慣れ親しんだ方が対象になります。ただ1級は特殊で、2級検定合格者でなければ受験することが出来ません。
問題難易度もそれ相応のものになっているので、2級合格者でさらにステップアップを目指す方が対象になりますね。
神社検定合格者特典
それだけではなく、神社ツアー優待をはじめとした様々な特典があるのです!
ちなみに絵馬型認定証はこんなの↓です。
神社検定認定グッズ
ここだけの品ですから記念品として確保するのもいいでしょうね。
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寺社に興味がある方はぜひぜひ挑戦を考えてみてくださいね!