お寺のパワースポット巡りですが、雨の日も楽しめます。
晴れの日とは違う雰囲気がありますし、つい足を運びたくなるのではないでしょうか。
雨だから、お寺に行くのは大変では?と思うかもしれませんが、
楽しみ方次第で明るい気持ちにもなれますよ。
那谷寺
先程までの雨に濡れた境内は、参道の石畳も、緑の木々も、それはそれで晴れた日の景色とは違うしっとりとした趣があります。とても気持ちの良いお寺です。
中に入ってすぐ、那谷寺の御本尊である十一面千手観音を安置する「金堂華王澱」があります。那谷寺は石川県小松市にある真言宗のお寺です。
寺伝によると、奈良時代の初め717年に、泰澄大師によって開かれたと伝えられています。
お寺の境内とは思えないほど、まるで自然の野山を散策しているかのような気分になります。
あちらからも、こちらからも「気」が降り注いできます。秋の紅葉の時期はまた違う美しさに変わるのでしょうね。
自然の中にありますので、雨の日の自然を楽しむこともできるのではないでしょうか。
葉や木からしたたり落ちる雨をみたり、濡れている山道を歩くのも、
また雰囲気があって穏やかな気持ちになれるでしょう。
雨で少し冷えた空気を吸い込んで、リフレッシュするのも良いですね。
土砂降りの雨が降った後でも、参拝が出来ますので、
雨の強さ弱さも気にせずに、気軽に参拝が出来ると思います。
元禄2年(新暦1689年)奥の細道の松尾芭蕉は弟子の河合曾良と山中温泉で別れ、数日前滞在した小松へ戻る道中参詣し、奇岩霊石がそそりたつ遊仙境の岩肌を臨み句を詠んでいる。
石山の 石より白し 秋の風 芭蕉 (境内には句碑もある。)
那谷寺は白山信仰のお寺です。そのため本殿は白山の方を向いて建てられています。
白山信仰では、清らかで白き神々の住む白山に死後の魂が登って清められ、再び地上に回帰すると考えられています。この地には奇岩と自然に出来た洞窟が数多くあり、太古より魂の輪廻転生「胎内くぐり」の聖地とされていたそうです。
そんな輪廻転生の胎内くぐりの聖地であった岩窟内に本殿が建てられています。こちらの本殿の暗い堂内を一周すれば、母の胎内をくぐり抜けたことになります。つまり、一度死んで生まれ変わることが出来るということです。
生きている間に自分の罪を洗い清めるために洞窟に入って祈り、表に出ることによって清められる。
そんな新しい自分に生まれ変わる場所です。
秋の句だと感じさせられますが、その他の季節でも足を運んでみてはいかがでしょうか。
見所も沢山ありますし、自然を感じて嫌な気を取り払ってしまいましょう。
輪廻転生「胎内くぐり」の聖地とも言われています。
産まれた時の気持ちに戻る。初心に戻るというのも大切ですね。
物事がうまくいかないときには、1度リセットしてしまう方法もあります。
すっきりさせて、また取り組むと意外とうまくいくかもしれません。
煮詰まったときにも、是非訪れてみてください。
高台寺
観光タクシー 京の伝統工芸体験工房&ご利益スポットを訪れる旅<京都市>by 興進タクシー
オープントップバス 開放感溢れるバスで二条城や西本願寺など11名所を車窓観光<京都駅発>by京都定期観光バス
ツアーもいくつかあり、タクシーやバスでも回れるようになっているので、
雨の日にも足が運びやすいお寺です。
ガイドさんに何が楽しめるのか?説明をしてもらうのも良いですね。
車内で話を聞いておいて、そしてお寺に着いたら楽しむということも出来るでしょう。
雨で濡れた石畳を歩いたり、晴れの日には見れない景色も見れますよ。
夜になるとライトアップもありますので、お昼だけではなく夜も訪れやすいです。
高台寺を訪れた人は、このお寺にある種の「やさしさ」を感じるかもしれません。
それは、このお寺が、ねねという女性のお寺であることが関係しているでしょう。
ねねは、その名を歴史にのこす豊臣秀吉の妻であり、
高台寺は秀吉への思いがこめられたお寺です。秀吉とねねは、戦世に珍しかった恋愛によって結ばれました。
若かりしころの秀吉は男前とは到底言えない容姿だったとされています。
また、二人が出会った当時、秀吉の身分は低く、ねねの両親は大反対しました。
そうした周囲の声に囚われることなく、ねねは秀吉への思いを貫き通しふたりは結ばれます。その想いに応えるように、秀吉もねねのことを深く愛しました。
戦のさなか、秀吉はねねに宛てて次のような手紙をおくっています。
「出かけるときに顔色が悪かったが大丈夫か、戦のことよりもお前の体のことが心配でならない」秀吉を想ったねねが、亡き夫を弔うために開いたお寺が高台寺です。
どうぞ、お寺のなかにねねの「やさしさ」をたくさん感じてください。
正室ねねが、秀吉の菩提を弔うために建てた寺です。
豊臣秀吉とねねは、相思相愛だったと言われています。
戦国時代と言えば政略結婚がほとんどでしたので、相思相愛というのは大変珍しいでしょう。
好きでも結ばれない。恋愛でもやもやしてしまったときにも訪れて欲しいです。
難しい環境の中でも、結ばれるように後押ししてくれるのではないでしょうか。
また秀吉とねねのエピソードを聞いて、心穏やかになれるでしょう。
南禅寺
午後1番に到着。食後の運動がてら、とてもいい運動にもなりました。 とにかく境内が広く、紅葉の季節も外していたので人も少ない。非常に静かな環境で境内を回ることが出来ました
とても広いので、見所が満載というのも利点でしょう。
雨の日ですと、なかなかいろいろなところへ行きづらいという点もあります。
しかし「南禅寺」1箇所だけで見所が沢山あり、見ているうちに時間が経っていた。
ということもしばしばです。
静かに見て回れるとも言われています。
心も静かにして、悪い気を追い払ってもらえるのではないでしょうか。