「初詣といえば神社」と考えている人も多いのではないでしょうか?実は、初詣は神社でもお寺でもいいんです。でも気をつけたいのが参拝方法に違いがあるということ。お寺へ初詣に行く際に気をつけたいポイントや初詣ならではの楽しみ方を紹介したいと思います。
そもそも初詣とは?
多くの人が、初詣はお正月の三が日の間に行わなければならないと思っているようですが、実はその期間は決まっておらず、何月に行ってもそれが新年明けてから初めての参詣ならば、それを初詣といいます。
初詣、神社とお寺に違いはある?
覚えておきたいのが、初詣とは「昨年のお礼と報告、そして新年への祈願」を行う事。参拝先がお寺でも神社でも、初詣の際にはその気持ちを忘れずにいましょう。
お寺での参拝方法
2.手水舎で手と口を清めます。
3.常香炉/香閣で煙を体にかけ、身を清めます。
4.本殿にてお参りをします。静かにお賽銭を入れ、静かに一礼して合掌をし、お祈りします。最後に一礼して退きます。
初詣に行ったら…"おみくじ"を引こう♪
口や手を清め、お参りを済ましてから、おみくじを引きましょう。
神社とお寺のおみくじには違いがあり、お寺でのおみくじは漢文で書かれています。
引いたおみくじをその場で結ぶか持ち帰るかはお寺や神社によって見解が違うため、こうしなければならないという決まりは無いようですが、凶など縁起の悪いおみくじを引いてしまったときはその場に結びつけてご加護をお願いする人が多いようです。凶のおみくじを利き手の反対の手で結ぶと、凶が吉に転じるという説もあります。
お寺で買う"お守り"について
神様の力を宿していると考えられている神社のお守りとは違い、お寺のお守りは「祈り」という意味合いが強く込められているようです。
様々なご利益があるお守りは、常に身につけてその「祈り」の力を充分に受けたいですね。
注意したいのは、お守りの扱い方。
まず、お守りは仏像を数えるのと同じように「一体、二体、」と数えましょう。また、古くなったお守りは感謝の気持ちを込めてお寺に持参して処分してもらいます。お寺で買ったお守りはお寺へ、神社で買ったお守りは神社へ持っていきましょう。お守りは神仏の力が宿るとされているので、きちんと最後まで丁寧に扱うよう気をつけたいですね。そして、お守りの中身をのぞくという行為は固く禁じられているので、気をつけましょう。