足利ゆかりの寺や四季の花が美しい庭園!見所満載≪等持院≫

室町幕府の有力者であった足利尊氏が創建した禅寺、等持院。禅宗の開祖である達磨大師を描いた達磨図は、等持院を代表するものとして有名です。また、池を回遊できる庭園はその造りだけでなく、美しい四季折々の花が訪れる人を和ませています。

等持院とは?

等持院寺宝展のごあんない - ブログ 禅 -Blog ZEN- (14527)

文化財をたくさん所蔵する、歴史ある寺院

足利尊氏によって暦応4年(1341年)に創建された臨済宗の寺が等持院です。
その後、等持院は足利将軍家の菩提所となりました。
応仁の乱などの激しい戦に見舞われたりもしましたが、豊太閤も秀頼に建て直させたほど、この寺を重んじていたと言われています。
寺院内には、足利15代、230余年の歴史を物語る貴重な文化財が保存されています。
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等持院のみどころ ①万丈(本堂)

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現在の万丈は、福島正則が妙心寺塔頭海副院から1616年に移築した古建築です。
この万丈で大切にされているのが襖絵です。これは狩野興以が創作したもので、明治維新当時に一部破損し、その後等持院の境内に撮影所ができたため、更に破損が進みました。
ですが、近年修復され、年に一回公開されています。

等持院のみどころ ②庭園

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等持院の庭園は天龍寺や西芳寺の庭を創作した夢窓国師が等持院開創当時に構築した庭園です。
その美しさから、京都三大名園のひとつと言われ人気を集めています。
万丈の北庭(書院の東側)は、草書体の心の字をかたどって作られた池庭だそうで、静かで奥深いのが特徴です。
また、西庭には芙蓉の花をかたどった池があり、「芙蓉池」と呼ばれています。
この庭は衣笠山を借景にした池泉回遊式庭園で、南の方丈、西の書院、北の茶室、清漣亭(せいれんてい)の三つの建物に囲まれています。清漣亭は、控えめで侘しい佇まいの茶室で、義政に好まれたそうです。
庭園には、多くの樹木や草花が植えられており、春にはサツキ、夏はサルスベリ、秋は芙蓉、紅葉、冬は椿と、四季折々の趣を楽しむことができます。
何度でも訪れたくなる魅力がありますね。
苔に咲く(等持院・有楽椿) : 花景色-K.W.C. PhotoBlog (14525)

等持院のみどころ ④ マキノ省三像

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牧野 省三(まきの しょうぞう、1878年9月22日 – 1929年7月25日)は、日本の映画監督、映画製作者、脚本家、実業家である。

日本最初の職業的映画監督であり、日本映画の基礎を築いた人物である。「映画の父」と呼ばれたD・W・グリフィスになぞらえて「日本映画の父」と呼ばれた。

等持院の正面入り口にあるのが、マキノ省三の銅像です。
マキノ省三は、日本映画最初の映画監督であり、映画史に多大な功績を残した人物です。
そのマキノ省三が、この地に「牧野教育映画製作所」の撮影所を建設したのが1921年。
その後、名前を変えながら1933年まで、撮影所はここにありました。
1957年にはマキノ省三の功績が称えられ、太秦にその銅像が建立されたそうです。
そして、1970年に等持院に移りました。

アクセス・拝観料など

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等持院へは、京都バス61、62、63、65、系統に乗り、「等持院南」で下車、北に徒歩6分ほどで到着します。京福電鉄を利用する場合は、京福電鉄北野線「等持院駅」から北に徒歩7分です。
マイカー利用の場合は、駐車場が10台しか停められないので注意して下さい。

拝観料は、大人500円、子供300円。拝観は、午前9時から午後5時(受付は4時半終了)までで、年中無休です。
但し、年末12月30日から年始1月3日までは、午前9時から午後3時(受付は2時半終了)までなので、時間に余裕をもって行くと良いでしょう。

料金
大人 500円
小人 300円
その他 抹茶500円、番茶300円もございます。
時間
9:00~17:00(16:30受付終了)年中無休
※年末年始12月30日~1月3日の5日間のみ 9:00~15:00(14:30受付終了)
駐車場
有り(10台、無料)

まとめ

いかがでしたでしょうか?衣笠山の南麓に位置し、その風光明媚な土地柄もさることながら、足利家の菩提寺として歴史的にもとても貴重な寺院である等持院。
先人の想いに心を馳せながら、ゆったりとお茶を頂く時間は、まるでその時代にタイムスリップしたかのようです。京都に行かれたら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。悠久の地で、心静かなひと時を過ごしてみませんか。

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