日本人として年中訪れる機会のある、お寺。神聖な雰囲気の漂う場ですが、そのお寺で一般人も宿泊する事ができるって知っていましたか?中にはホテルや旅館並みのモノまで存在するという、お寺の宿泊施設。そんな非日常的な体験を味わってみてはいかがでしょう?
宿坊とは?
滞在中に、寺社の歴史や日本の心に触れる事のできる宿坊。座禅や写経、精進料理など、日常とは違ったお寺での生活を体験できます。
なかには門限や就寝時間、朝のお勤めの参加などが決められているお寺もあり、お寺での日常に触れる事ができます。
一体どんな施設なの?
お寺の建物そのものに泊まるタイプ、敷地内にある別の建物に泊まるタイプ、そして少し離れた場所でお寺が運営している施設に泊まるタイプ、など。また、一般観光客の宿泊を常時受け入れている宿坊もあれば、期間限定や不定期のみでの受け入れをしている所もあります。
一般の宿泊施設では無いのにも関わらず、テレビやエアコン、シャワー付きトイレが各室に完備されている宿坊もあり、その快適さに驚く人達も居るようです。
どんな修行体験ができる?
● 座禅
● 写経
● 精進料理
● 読経
● 法話
● 滝行
など、その施設によって様々な修行体験をすることが可能です。また、その他お寺ヨガやオリジナル数珠作りなどを体験できるお寺もあります。
お寺ならではの朝のお勤めやご祈祷などは是非体験したいですね。
宿坊でのおおまかな過ごし方の流れ
夕食には精進料理を堪能!丁寧に作られたその料理を感謝しながらゆっくり楽しみましょう。なかには手打ち蕎麦などを振る舞うお寺もあるようです。
食後は入浴を済ませ、早めの就寝時間に備えます。
早寝早起きも仏教の基本。
早朝にはお寺の鐘が鳴り、その後朝のお勤めが始まります。
早起きしてお勤めも済ませた後の清々しい気持ちで、美味しい朝食をいただきます。
一品一品、ゆっくりと味わって頂きましょう。
その後はお寺によって様々な体験や修行に参加できます。
そしてチェックアウトになります。
宿坊体験で得られるものとは…
どうしてもストレスを感じてしまう現代の社会から離れ、心身ともにリフレッシュできる体験は、ただの「宿泊する」という行為よりも遥かに大きなモノ。写経や座禅など、普段ではできない体験を通して自分を深く見つめ直すことのできる宿坊、是非お試しください。