「絶景かな」京都を訪れたら南禅寺でのんびり散策がおすすめ

石川五右衛門の名台詞「絶景かな」で有名な山門をはじめ、「虎の子渡し」で知られる方丈庭園、レトロなレンガ造りの水路閣など季節を問わずのんびりと散策するのにおすすめな南禅寺。そんな南禅寺の魅力をご紹介します。

南禅寺とは

南禅寺三門

南禅寺三門

1291年(正応4)亀山法皇の離宮の地を賜わり、無関普門(大明国師)規庵祖円(南院国師)によって創建されました。以来歴朝の勅願所として、また、中世五山制度が行なわれると「五山之上」という最高位に列せられ天下の尊崇を得て今日に至っています。
国の史跡に指定されている南禅寺の境内には多くの文化財があります。大方丈と小方丈は国宝に指定され、勅使門、三門のほか、内部の襖絵の多くは重要文化財に指定されています。方丈前庭は小堀遠州作「虎の子渡し」といい枯山水庭園として有名で、国の名勝に指定されています。
古い歴史をもつ京都でも有名なお寺です。清水寺などがあるエリアや岡崎などの美術館があるエリアにも徒歩圏内であり、京都観光では外せないスポットでもあります。
【アクセス方法】
 地下鉄東西線蹴上駅から徒歩10分
【拝観料】
 境内は見学自由
 ・方丈庭園500円、三門500円
【拝観時間】
 8時40分~17時
 ※季節によって終了の時間が異なります。

壮大な三門からの景色はまさに「絶景かな」

三門から境内を眺める

三門から境内を眺める

南禅寺三門は徳川の時代、寛永五年(1628年)に藤堂高虎の寄進によって再建されました。五間三戸で高さが二十二メートルあり、重い楼上を支える太い柱がことのほか印象的です。
 廻り縁から眼下に京都の街や西山連邦を見渡せる楼上は500円の拝観料で登る事ができます。楼上内部は鳳凰や天人の絵が華麗に描かれていて、狩野探幽など狩野派の筆といわれています。
 左右の十六羅漢にはさまれて宝冠釈迦坐像がお祀りされている五鳳楼は重厚な三門の外観からは想像できない、静かなたたずまいを感じさせます。
拝観料を払って、階段を登っていくと眼前にはまさに絶景が広がります。春には満開の桜を、秋には赤や黄色の色鮮やかな紅葉を眺めることができ、季節ごとに景色を楽しむことができます。観光シーズンには多くの観光客が訪れますので、午前中の拝観がおすすめです。

「虎の子渡し」の庭園は縁側に座ってじっくりと

方丈庭園

方丈庭園

大方丈(清涼殿)の広縁の前に広がっているのが、代表的な禅院式枯山水の方丈庭園です。
清涼殿、庭園、借景の羊角嶺大日山等の山並と3者がよく調和した、優雅枯淡で品格のある庭園です。
巨石の姿から、俗に「虎の児渡し」と呼ばれ、江戸初期以降に見られる樹木と石組みを1ヶ所にまとめた有数の名園であり、慶長年間小堀遠州の作庭といわれています。
梅雨時はとても静かで、心地よく耳に響く雨音には心が洗われるようでした。おすすめは、紅葉シーズンです。枯山水の庭園に紅葉がひらりと舞い散る光景は、その一瞬しか見ることができない絵画のような景色です。四季を問わずその季節の色を演出してくれる庭園は、ぜひ腰を下ろしてじっくりと枯山水の庭園を眺めてみてください。

方丈を訪れたら名画にも注目!

大方丈と繋がって建つ小方丈には伏見城の遺構が使われており、「群虎図」(ぐんこず、重要文化財)40枚などの狩野探幽作と伝えられる障壁画が飾られた部屋は、「虎の間」として親しまれています。
躍動感のある群虎図は圧巻です。「水呑の虎」は、竹林から現れた2匹の虎の1匹が、水面に顔を近づけて水を呑む図で、もっとも知られている障壁画です。
竹林の緑、岩の墨と褐色、虎の黄と墨の縞、水流の青などの強い対比のなかに、真っ赤な舌が鮮やかで狩野派の作品に魅了されること間違いなしです。

水路閣は見て、聞いて

水路閣

水路閣

南禅寺の境内にはその日本的な風景のなかに見事に溶け込むかたちで、レトロな赤レンガのアーチ状の建造物が見られます。これは琵琶湖疏水が通る水道橋で、正式名称は水路閣といい、明治時代に建設されました。
全長約93m、幅約4m、高さ約14mで、今日も毎秒2tの水が流れ、京都市民の生活を潤しています。
古代ローマ時代の水道橋を参考に造られていて、現在その上部は疏水沿いの遊歩道としても利用されています。
ドラマの撮影でも利用されるレトロなレンガ造りの水路閣は、和の中に融合した近代美術品とも言われています。上部には琵琶湖の水が流れていて、耳をすますと涼やかな水の音が聞こえてきます。夏は境内の青もみじの鮮やかな緑が茂り、清涼感たっぷりの納涼スポットでもあります。

南禅寺とセットで拝観したい天授庵

方丈前庭

方丈前庭

南禅寺の塔頭寺院である天授庵。有名な南禅寺・三門のすぐそばにある。ここには主だった庭園が二つあり、ひとつは菱形の畳石が並んだデザインの枯山水庭園・方丈前庭。もうひとつは紅葉が池の周りを取り囲む池泉回遊式庭園・書院南庭。
昼間の紅葉も美しいが、淡い照明に照らされた夜間拝観のライトアップ紅葉はとても印象的。方丈前庭の横いっぱいに広がった紅葉風景は訪れる人々の感動を誘っている。
白砂と苔の庭園に真っ赤な紅葉が映える秋がおすすめのシーズンです。規則正しく並べられた敷石の白と紅葉の赤のコントラストが絶景です。時期によってはライトアップされ、夜間拝観できるのでそちらもぜひご覧ください。

昼食にはおいしい湯豆腐を

寺社巡りの一休みに湯豆腐

寺社巡りの一休みに湯豆腐

「南禅寺 順正」は、湯豆腐が名物のお店です。湯豆腐会席や湯葉会席など、大豆系の料理が中心ですが、焼魚や刺身なども提供されています。
自分で湯葉を作る楽しみがあるほか、庭の景観も素晴らしく、おいしくヘルシーな料理に彩りを与えてくれます。
「奥丹 南禅寺店 京都」もおすすめの豆腐料理店です。
こちらの湯豆腐は硬めですが、濃厚で味わい豊かなものとなっています。
店内は京都ならではの風情を感じさせるものとなっています。
「料庭 八千代」は手作りの豆腐の味わい豊かな美味を存分に満喫できるお店です。
豆腐を作る際に使用する地下水脈は京都水盆と呼ばれており、豆腐本来の美味しさをさらに引き立てています。
子ども向けの設備も十分に用意されているお店ですので、子連れでも安心して利用することができます。
南禅寺の参拝後に立ち寄りたいのが湯豆腐のお店。南禅寺周辺には美味しい湯豆腐のお店がたくさんあり、価格設定も様々で、シーズンにはお昼時に多くの観光バスが止まっているほど定番なんです。湯豆腐はあっさりヘルシーなのに、食べ応えもあります。大豆の風味豊かな湯豆腐をいただけば、身も心もほかほかに温まりますよ。
いかがでしたか。
石川五右衛門の名台詞「絶景かな」で有名な山門をはじめ、「虎の子渡し」で知られる方丈庭園、レトロなレンガ造りの水路閣など季節を問わずのんびりと散策するのにおすすめな南禅寺の魅力をご紹介しました。
四季折々の景色はリピーターになるほど美しく、日々の疲れを癒してくれることでしょう。
京都を訪れたら、時間を忘れてのんびりと南禅寺散策などいかがでしょうか。

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