一生に一度は参れといわれる善光寺。善光寺の魅力や歴史とはどういった物なのでしょうか。
善光寺で行われる御開帳について、そして善光寺行った際には宿坊を栄養すると楽しいことがありそうです。
その他グルメなど周辺の観光情報も紹介します。
善光寺
信州善光寺は、一光三尊阿弥陀如来様を御本尊として、創建以来約千四百年の長きに亘り、阿弥陀如来様との結縁の場として、民衆の心の拠り所として深く広い信仰を得ております。近代を迎え、交通網の発達とともに参拝者は増加し、今日では年間約600万人もの方々がこの地を訪れます。平成十年(1998年)2月に行われた長野冬季オリンピックの開会式では、善光寺梵鐘が世界平和の願いを込めて全世界に向けて響き渡りました。
御本尊にある一行三尊阿弥陀如来様は、日本最古の仏像とされています。
各時代で多くの著名人達が、善光寺で参拝をしており一生に一度は善光寺詣りとといわれ続けるほど格式の高いお寺です。
パワースポットのお寺としても知られていて、北の善光寺本堂、南の仁王門、東の世尊院釈迦堂、西の延命地蔵尊からのびる道がちょうど十字に交わる場所が一番パワーを感じられる場所なんだそうです。極楽往生・所願成就のご利益があると言われています。
大自然のエネルギーと神様仏様のエネルギー、両方を感じることが出来るのではないでしょうか。
パワースポットとしても有名で多くの願いが叶えられたとされています。
宿坊
善光寺には39の宿坊があり、それぞれに御堂があり、住職がいます。住職は善光寺如来様に奉仕し、その護持に勤めると共に、全国からご参拝の皆さまを仏さまに仕える心でご接待し、お世話をしています。永い伝統を守ってきたそれぞれの宿坊は、凛とした中に、個性のある雰囲気や特徴をもって皆さまをお迎えしています。
僧侶や参拝者が心身を清めるために設けられていましたが、最近では観光客の方でも宿泊できるところが増えています。
善光寺周辺には、39もの宿坊が有りそれぞれ特徴がありますので、ご自身が納得されるところで宿泊してみるのが良いですよ。
気になる値段ですが、2名利用時で1名あたり1泊2食付きで10,000円~15,000円が相場となっています。(もちろん、一般的なホテルと同じで、もっと高級な宿坊もありますが、最多価格帯は12,000円程度です)宿坊はホテルと異なり、多くの部屋が用意されていません。そのため、一部屋で多くの人数が宿泊すればするほど宿泊料金は安くなるようになっています。5名で利用する場合には、1泊2食付で8,000円といったように、リーズナブルな価格になっていきます。
宿坊では、食事は精進料理、修行などを行うことも出来ます。
御開帳
数え年で七年に一度、秘仏である御本尊の御身代わり 「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を本堂にお迎えして行う「善光寺前立本尊御開帳」。 仏都の春、御仏とのありがたいご縁が生まれます。回向柱に触れて
如来さまとのありがたい結縁
回向柱とは、卒塔婆の一種で、御開帳期間中に本堂前に立てられる高さ約10mの柱です。前立本尊の御手と「善の綱」によって結ばれるため、前立本尊に触るのと同じ御利益あるといわれます。
回向柱は、阿弥陀如来像と結ばれていますので、回向柱に触れることで阿弥陀如来様に触れることと同じ効果が期待できます。
周辺観光
グルメ 表参道・仲見世通り商店街
その中にはサツマイモスイーツを提供してくれる、「芋屋十兵衛」があります。
美味しい焼き芋を食べることが出来ますよ。
仲見世通り商店街にはさらに多くのお店が有り、善光寺で有名なそばなどを食べることが出来ます。
長野県信州美術館 東山魁夷館
館内には美味しい和菓子が食べられるカフェもありますよ。
善光寺に東京からアクセスする場合は、北陸新幹線を利用すれば東京駅から1時間半で行くことが出来ます。
長野駅からはバスを利用するのが便利です。
日頃の疲れを癒やしに行くのにも良い場所ですので、時間がある方は一度善光寺詣りをされてみてはどうでしょうか。