厄払いや縁起担ぎなど、神社を訪れる理由は人それぞれ。ですが、猫好きなら縁起も担げる上にほっこりできる「猫神社」を参拝してみてはいかがでしょうか?自由気ままで甘え上手♪そんな愛らしい猫を祀った、個性的な神社についてまとめてみました♪
◆猫と人間の切り離せない関係♪
via pixabay.com
昔の日本家屋は、隙間風が吹き込む木造のものばかりでした。
食料を備蓄する倉庫も同様です。その為、食料を荒らすネズミに困っていました。
そこで役立ってくれたのが、「猫」の存在です♪戦前の日本では、ネズミ駆除のために猫を飼っていた家庭がとても多かったのです。
特に、養蚕業が盛んな地域では猫を大切にしてきました。また、漁業の守り神として祀られている事も少なくありません。
食料を備蓄する倉庫も同様です。その為、食料を荒らすネズミに困っていました。
そこで役立ってくれたのが、「猫」の存在です♪戦前の日本では、ネズミ駆除のために猫を飼っていた家庭がとても多かったのです。
特に、養蚕業が盛んな地域では猫を大切にしてきました。また、漁業の守り神として祀られている事も少なくありません。
◆宮城県田代島(ねこ島)の「猫神社」♪
田代島は「猫の島」と言われるほど、島内には多くの猫たちが暮らしています。
その昔、田代島では猫の行動で漁の良し悪しを判断していたと言われており、島には猫が祀られた『猫神社』があります。
その『猫神社』は、平成21年4月、国土交通省『島の宝100景』に選定されました。
via www.kabulabo.net
ある日いつものように猫たちが集まっている中、碇を作るために砕石をしていた時のこと。
その石片が猫に直撃し、瀕死の重傷を負わせてしまいました。
古くから島では、”漁をまねく”、”大漁をまねく”といって猫を大事にしていたことから、今後の猫の安全と大漁を願ってこの神社は建てられたんだそうです。
◆台東区の「今戸神社」♪
こちらの神社ではとにかく招き猫や猫のオブジェがいっぱい!猫好きにはたまらない神社です。
何故こんなに猫に囲まれているのか?それは今戸神社が招き猫の発祥の地とも言われているからなんです!
福を招く、ということで沢山の方が訪れる猫の聖地と言われています。運が良いと境内で飼われている本物のニャンコにも会え、ほっこりした気分にさせてくれます。
御朱印帳などにも招き猫をあしらったものがあり、これだけ神社に招き猫が並ぶ姿は全国的にも珍しい。
◆大分県の「福良赤猫社」♪
via fukuragu.jp
「赤猫」と呼ばれた中心人物は大塚幸兵衛と言う臼杵商人。幸兵衛は経済の達人と呼ばれ、地元の繁栄を常に心掛け、災害時などには私財を投じて救済にあたったと聞かれるほど素晴らしい人物でした。
via fukuragu.jp
その崇敬心にあやかり「赤猫の置物」に臼杵商人の霊を籠もらせ、 「幸せ(福)を運ぶ赤猫」として、福良天満宮境内の一角で福を招き幸せを運ぶ社としてお祀りされています。
◆徳島県八万町の「王子神社」♪
当王子神社御祭神 天津日子根命様は、当地の根子神として祀られ、
江戸時代阿波藩蜂須賀家家老の長谷川奉公家が代々崇敬したと伝えられています。
約五百年前に「王子神社」と正式に呼ばれ、別称「猫神さん」という呼び名は、
俗に伝えられている「阿波の猫騒動」よりきております。
約三百年前、無実の罪で捕えられた庄屋の娘・お松さんが処刑される前に、
愛猫お玉に報復するように言い含めお玉の霊が罪をかぶせた人々に次々と祟ったので、
長谷川奉公家は、この地にお松とお玉の霊を祀りました。
それより誰ということなく「願い事をかなえてくれる猫神さん」となり、
合格祈願・開運・良縁・商売繁盛の神様と知られ、多くの御崇敬を集めております。
via omairi.club
名称:美與利大明神
管理:(社)石巻観光協会
住所:宮城県石巻市田代浜字仁斗田
電話:0225-93-6448
※石巻発の最終便は15:30
※一日3便のみ