ごっつい獅子が待ってます!【難波八阪神社】って?

人通りが絶えない繁華街大阪ミナミの中心、難波(なんば)。その一角に難波八阪(なんばやさか)神社があります。そこに行ってビックリ!なんと巨大な獅子頭が口を開けて待っているのです。これを獅子殿というのだそうです。どんな神社なのか
探ってみました。

難波八阪神社って?

 (14357)

創建年代は不詳とされるものの、社伝によれば 古来より「難波下の宮」と称し、難波一帯の産土神だったとされています。

なお、後三条天皇の御代である延久年間(1069~1073年)には、祇園牛頭天王(ゴズテンノウ)を祀る「難波牛頭天王社」として世間に知られており、厄除招福農耕舟連の守神と崇敬を集めていたそうです。

また、元々は神仏混淆の社であったとされますが、明治時代の神仏分離令によって寺は廃され、明治5年(1872年)に郷社となり、現在の本殿が昭和49年(1974年)に完成して現在に至るとされています。

摂津名所図会「難波村 牛頭天王」

摂津名所図会「難波村 牛頭天王」

難波八阪神社は昔は牛頭天王社と呼ばれ、厄除、招福、農耕・水運の守り神として崇敬を集めていたそうです。
祭神は、スサノオノミコト、その妃クシイナダヒメノミコト、そして八柱御子命(やはしらみことのみこと)を祀っています。
今から1000年以上前からこの土地にあったんですね。では、神社はどんなところにあるんでしょう。
鳥居と参道

鳥居と参道

神社のアクセス紹介によると南海難波駅から歩いて6分ぐらいのところにあるそうです。
本殿

本殿

にぎわう難波駅から人通りが少なくなったあたり、ビルに囲まれた中に静かな佇まいを見せています。
本殿と獅子殿

本殿と獅子殿

すると、本殿の左側にはでっかい獅子殿が!

獅子殿!!

とにかく人々を圧倒する獅子殿。その大きさや由来を調べてみました。
獅子殿

獅子殿

高さ12ⅿ、奥行き7m、幅7mもあるんです。
昭和49年の本殿とともに建てられました。
その後(平成20年)、地元の人々により、改修が行われ、ピカピカのお獅子になりました。
鉄骨・鉄筋コンクリート殿内一部木造 外観は銅粉吹き付け合成樹脂仕上げ 内部神殿には 御祭神 素盞嗚尊の荒魂を祀る、唐櫃上加賀獅子一対奉安、獅子の二十四の歯、目の周りは、真鍮製 折腰格天井にはめ込まれている鳳凰の彫刻は、全て手彫りでその意匠が異なっております。
獅子殿の口の中(内部)

獅子殿の口の中(内部)

この口の中は舞台となっていて、獅子舞台とも呼ばれています。
ここでは、神楽、獅子舞、民謡などさまざまな芸能が奉納されます。
なるほど、そういう役割があったんですね。
獅子の目と鼻は?

獅子の目と鼻は?

獅子の目はライト、鼻はスピーカーです。
なかなかの迫力です。

難波八阪神社の行事と見守る獅子殿

綱引神事

綱引神事の模様

綱引神事の模様

この神事は、大阪市無形民俗文化財第一号に指定されています。
同神社の祭神で、オロチ退治の故事で知られるスサノオノミコトの遺徳を仰ぎ、年頭に地域繁栄を祈願する伝統行事。

 同神事保存会(竹立威三雄会長)の氏子衆が早朝から参集し、108本の細縄を幾重にもより合わせてオロチの大綱(全長約22メートル、太さ約30センチ)を制作。完成後に約80人の奉仕者が二手に分かれて綱引きを繰り広げ、「難波の綱引きヨーイヨイ」の掛け声を響かせてにぎやかに氏地を練り歩いた。

摂津名所図会「牛頭天王綱引」

摂津名所図会「牛頭天王綱引」

江戸時代の頃の「綱引き」のようすです。
この神事の起源は明確ではないが、享保4年(1719)初演の「平家女護島」(近松門左衛門作)にこの神事が登場することから、すでに当時の人々にとって広く知られた大阪を代表する行事のひとつだったことがわかる。『摂津名所図会』(1796)には絵入りで紹介されている。
獅子殿に飾られたヤマタノオロチに見立てた大綱

獅子殿に飾られたヤマタノオロチに見立てた大綱

地元の人々の家内安全、商売繁盛などを祈るこの神事は、毎年1月に行われています。

夏祭・船渡御

夏祭(境内)

夏祭(境内)

毎年7月に行われる夏祭の獅子殿で奉納される芸能。お獅子の目が光って見えます。
当社の夏祭は、氏子はもとより、近隣各地より多数の参拝が有り、神輿・太鼓も数多く参加し渡御も千日前・道頓堀・戎橋筋を巡行すると言う、「なにわ」の夏祭として、賑々しく執り行う祭典でございます。又両日に亙り、日本一の獅子舞台に於いて獅子舞・諸々の芸能が奉納され、餅まき行事等が行はれます。
平成十三年には、江戸時代から二百三十年ぶりに船渡御が復活され、これを機に船渡御保存会が結成されました。夏祭の宵宮祭の当日には道頓堀川において船渡御を斎行し、御神霊を安んじ、併せて氏子域繁栄を祈願し水上祭が行われます。
夏祭り(船渡御)

夏祭り(船渡御)

道頓堀川での船渡御。浪速っ子の威勢が川に響きます。
節分のようす(目からビームが!?)

節分のようす(目からビームが!?)

その他、この獅子殿でいろいろな祭事が行われています。
獅子の大きな口は邪気を飲み込んで勝運を招くとされ、入学、就職試験の合格や会社の発展祈願のためなどに数多くの参拝者が訪れています。
獅子殿がシンボルの大阪・ミナミの難波八阪神社。
繁華街を見守る神社として地域の人々に愛され親しまれています。
大阪を訪れたらパワーをいただきにぜひ!!

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