結婚式というと、華やかなイメージがあります。
結婚式を挙げる側も、招待される側も、幸せな気持ちになれるのではないでしょうか。
さらに縁起物を用意すれば、安心感もわくでしょう。
では実際、どのような縁起物があるのでしょうか?
鯛
「めでたい」の語呂合わせからお祝い料理に使われているとされていますが、それだけではありません。
神様が好む色、邪気を祓う色とされている赤で、姿が堂々としていて味も優れていることから古くから魚の王様として珍重されてきました。
お祝いの食材として庶民に普及したのは江戸時代。
お祝い料理は見た目も大切にしますので、尾と頭がついた「尾頭(おかしら)付き」が縁起が良いとされています。
「めでたい」に、ひっかけて縁起物とされているという話はご存知の方も多いでしょう。
めでたい席には鯛。という家庭も多いかもしれませんが、
結婚式にも用いれられています。
語呂合わせだけで選ばれているのかと思いきや、
実は赤色ということで神様が好む色として、取り入れられてきたという話は、
聞いたことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この機に、由来をきちんと覚えておくのも良いですね。
鯛は見た目も立派なので、これから立派な結婚生活を送れますようにと、
願う際にも活用できるのではないでしょうか。
仕事が上手くいって、立派な夫や妻になれますようにと願うのも良いですし、
仲の良い夫婦で良いですねと、立派な家庭を築けますようにと願うのも良いかもしれません。
鯛というと和食のイメージがありますが、洋風の味付けも出来る食材ですので、
教会式などの結婚式に取り入れることも、出来るのではないでしょうか。
お土産として持ち帰ってもらいたいと考えるカップルも多いです。
「鯛めし」など、持ち帰りやすいように作られたものもありますので、
参列者へのプレゼントとして、鯛を取り入れるのもおすすめです。
赤飯
赤飯は祝いの席でふるまわれる定番の縁起物です。
古くから赤色には災いを避ける力があると信じられており、邪気を祓う魔除けの意味もあると言われています。
結婚式の縁起物としても全国各地で広まっております。
お赤飯を食べるのは、結婚式だったり、受験に合格した時だったりと、何かのお祝いの席ですよね?女の子の初潮が始まった時などにもお赤飯を炊きますが、お赤飯は多くの場合、おめでたい席に付もものです。
理由としては、昔から「赤」という色は、邪気を寄せ付けない色だとされているからなんです。
また、邪気を払い厄除けをするという意味で、お赤飯は食べられています。
神社も、赤い色が使われてたりしますよね?
赤と言う色は、開運に縁起が良い色なんですね!(^^)!
お祝いの席ではよく出てくるので、縁起物としての認知度も高いでしょう。
赤色ということから、神様が守ってくれるといった意味が込められており、
さまざまなお祝いの席で、登場することとなりました。
結婚して新生活が始まり、楽しいこともあるかと思いますが、
慣れないことの連続で、辛い日々を送ることもあるでしょう。
そんな時には夫婦で喧嘩をしてしまうこともあります。
しかしお赤飯を食べて、夫婦仲がそれ以上冷めないように、仲良くできるようにと、
お願いをしたいものですね。
これからよろしくお願いします。という意味も込めて、
結婚式の際には赤飯を取り入れてみてはいかがでしょうか。
おむすび
「おむすび」と名前の通り、縁を結んでくれるという意味があります。
これから夫婦仲をますます深めていきたい、新生活にも臆することがないようにと、
願う際にもおすすめです。
お子さんがこれから産まれる家庭も多いでしょう。
産まれてくるお子さんと、仲良く暮らせますようにと、縁を結んでもらうのも良いでしょう。
また、ご近所付き合いなどもはじまりますので、
無事新生活がスタートできますようにと、周りの方との縁をしっかりと結んでもらいたいものですね。
新米夫婦ということからも、その年の新しいお米、新米を使った手土産も喜ばれています。
おむすびだけで、縁を結んでくれるという意味がありますが、
梅入のおむすびですと、シワが寄るまで元気に過ごせますようにという意味も込められます。
昆布ですと、よろこんぶと言われており、子孫繁栄の意味も込めることが出来ます。
かつおは、勝負に勝つという意味がありますので、これからくじけないようにと、
意味を込めることも出来ますね。
新米を使ったもの、そして梅干や昆布やかつおなど、さまざまな味が楽しめる手土産もありますので、
気に入ったものを選ぶと良いでしょう。
参列者、もらった側としても、面白いと思い出に残る品になるのではないでしょうか。
最後に
せっかくなので、縁起が良いものを持って帰ってもらいたいと考えて、
検討してみてはいかがでしょうか。
それぞれ意味や由来がありますので、あわせて確認をして、
気に入ったものを選ぶのも良いですね。
自分たちが幸せになることはもちろん、参列者など他のご家族や友人なども、
あわせて幸せになってもらえますように。
そんな嬉しい結婚式を挙げたいものです。