結婚式自体とても縁起のいい式典ですが、その中でも独身女性が興味を持つのはブーケトス。ブーケを受け取った人が次の花嫁になるという話は有名ですよね。でもその由来は知っていますか?その起源や由来をまとめました。
ブーケトスとは
ブーケトスとは、挙式後に花嫁が後ろ向きになって、背中越しにブーケを女性の招待客に投げる風習のことで、ブーケを受け取った女性が「次の花嫁になれる」、または「幸せになれる」といわれています。本来ブーケトスは挙式で使用されたブーケを投げることに意味があるのですが、最近ではブーケトスの際に使用されるブーケは、崩れにくい専用の「トスブーケ」が使用されることが多くなっているようです。
ブーケトスの由来
嫁がウエディングブーケを未婚の女性へ投げることをブーケトスと言い、そのブーケを受け取った女性は、次に結婚ができるとも言われ、ブーケを投げる動作には幸せのおすそ分けという意味があります。その始まりには諸説ありますが、縁起がいい結婚式にあやかろうと多くの人が群がってきてしまうのを防ぐためにとっさにブーケを投げたのが始まりだと言われています。
昔はウエディングドレスが縁起が良いものとされていましたので、招待客が縁起の良いドレスの一部をもらおうと群がってきたために、花嫁がとっさにブーケを投げたことが始まりだとされています。
日本では考えずらいことですが、幸せのおすそ分けという意味ではとてもおもしろいです。
ブーケトスが落ちちゃった・・・縁起が悪い?
ブーケトスでは、落としてしまっても気にすることはありません。せっかくの幸せのブーケを落としてしまって、縁起が悪いと思うかもしれませんね。
ですが、ブーケが幸せの象徴であることは、変わりませんよ!
また未婚女性だけが前に出てブーケをとるというのは、恥ずかしがってしまう方もいるので
全員参加でブーケトスを行い場合も。
もし、地面にそのまま落ちてしまっても縁起が悪いということはありません。
しかし、参加者のかたも花嫁さんの〈幸せをおすそ分けしたい〉という気持ちを受け取って、出来るだけ
地面に落とさずにキャッチするようにしましょう。
もし、ブーケをキャッチできた場合はその花をドライフラワーなどに加工しても演技がいいことには
変わりません。大切に持って帰りましょう。
ブーケトスでやってはいけないこと。
縁起が悪いと言うのなら、ブーケトスのやり直しをする方が、よほど良くありません。やはり映画やドラマのシーンが印象的だったのか、ブーケトスで床に落ちてしまった時にやり直しをする人もいます。
結婚式は憧れが強いものですから、こだわりたい気持ちもわかります。
ですが、結婚式では、「やり直し」や「戻す」という言葉はNGです。
結婚式のやり直し、つまり再婚や離婚を連想するからですね。
受験では、すべるや落ちるといった言葉がNGなように、結婚式でもNGワードがあるんです。
ブーケトスに込められた本来の願いは、幸せの連鎖だと思います。
幸せになれた花嫁から、次の人へ幸せを繋ぐバトンの役割ですね。
床に落ちてしまったとしても、その本来の願いに気づいていれば、ためらいなく拾えると思います。
最近の流行は男性版ブーケトス。
ブロッコリーを投げるのかというと、ブロッコリーには房がたくさんついていることから、子孫繁栄の意味をこめて行うものだそうだ。ちょうどジューンブライドの季節。もしブロッコリートスにお目にかかる機会があれば、みんなで大いに盛り上がっちゃおう!
ブーケトスならぬブロッコリートスは近ごろの結婚式ではよく見る光景であり、マヨネーズがつくのもお約束だとのこと。
ブロッコリーなのも子孫繁栄・幸せの意味が込められています。
ブーケトスはとっていいものか、少し遠慮してしまう女子もいるかもしれませんが、
ブロッコリーなら男子も女子も遠慮なくとれそうですね。
ブロッコリートスを受け取った方にはもれなくマヨネーズが付いてくることもお約束だとか。
笑いの要素もたっぷりです。