「神社の初穂料」って言葉の本当の意味を知ってますか?

神社に納めるのし袋に初穂料と書いたり、
神社の「料金表」のようなものに「初穂料一覧」と書いてあったりしますよね?

意味は全然分からないまでも、もしかしたら見たことあるかもって思い出していただけましたでしょうか?

その初穂料について、まとめてみました。

初穂料とは

「はつほりょう」
と読みます。

この言葉聞いた事ありますか?

ご祈祷料のページ (2944)

ご祈祷料のほうがまだ馴染みがありますし、意味もわかりやすいですよね
初穂料の意味

「初穂」とはその年に初めて収穫されたお米のことです。
初穂料とは初穂の代わり
この初穂、まずご神前にお供えして収穫と豊作を神様に感謝する習慣があります。
それは広く農作物や魚類にも広がり、現在でも「初物」としてお供えされています。
現在でもこの習慣は受け継がれ、全国神社で秋に執り行われる「新嘗祭」や「秋祭り」「収穫祭」の名称でお祭りが行われています。

初穂、初物は神様にお供えし感謝の気持ちを表すのですが、生産者以外の方、また季節がずれると初穂・初物は手に入りません。
そこで初穂・初物の代わりとして「お金」が神様にお供えされるようになりました。
また初穂そのものも「神様にお供えするもの」という意味合いが強くなり、神前にお供えする金銭を「初穂料」と呼ぶようになりました。

初穂料とは初穂・初物に代わるものという意味
初穂料とは神様にお供えするものという意味

もともとは、収穫をお米でおさめていて、それがお金に代わったので初穂料という言葉になったようですね。

初穂料のおさめ方の作法

何事にも作法はありますね
【お宮参り&七五三】初穂料の封筒の書き方を覚えよう! (2948)

子供のご祈祷なら、名前はこんなふうに書くようです。
親の名前を書くわけではありません。
赤ちゃんが生まれて、まず初めての儀式はお宮参りですよね。

この世に生を受けた感謝と、これからすくすくと育っていくように願いを込めて、神社でお祓いを受けます。

赤ちゃんが神社でお祓いを受けて、祝詞をあげて頂いた際には、神社に対して謝礼を渡します。(流れ的には、先に受付で初穂料を渡し、その後にご祈祷になる場合が多いです。)

お金を入れる封筒は、紅白の蝶結びの水引きが付いたのし袋か、白無地のものになります。(白無地は、郵便番号を書くマス目が付いていないもの!)

のし袋または白封筒の表書きには「御初穂料」と書きます。(もしくは「御玉串料」でもOK!)

そして蝶結びの水引きを挟んで下部分には、お祓いを受ける赤ちゃんの名前をフルネームで書きます。

ご祈祷で、神主さんがお子さんの名前を読み上げる部分があるので、お子さんの名前の読み方が難しい場合は、読み仮名をふったほうが親切かもしれません。

地方によっては、名前を書く部分に、父親の名前とお子さんの名前を並べて書くところもあるそうです。

こういったしきたりに関することは、郷に入れば郷に従え。年配の方に確認してみると安心ですね!

やはり、願いを込めて捧げるものです。
お宮参りや七五三の出張撮影でご祈祷中の写真も撮らせてくださる神社様! (2960)

地鎮祭などでも初穂料はおさめられます

子供関連、家族関連のことだけでなく、地鎮祭などでも初穂料をおさめますよね
地鎮祭初穂料 | 地鎮祭の初穂料やのし袋など新築祝いのマナーなら (2965)

地鎮祭の際に、神主に初穂料を渡す際の金額の目安です。

初穂料の目安:1万~2万円

神主さんがいらしてお祭りをされるわけですから、現代では神主さんの日当の側面もありますね。

初穂料に込められた信仰心

: 地鎮祭の初穂料(玉串料)について地鎮祭・上棟式のやり方〜地鎮祭・上棟式の準備、挨拶からご祝儀(初穂料・玉串料)まで〜 (2979)

神様をあまり信じていない人でも、地鎮祭はしないと不安になってしまうもの。

日常生活に深く入り込んでいるからこそ、こうした祭祀はなくならないのでしょう。

日本人はよく無宗教と言われますが、実際には生活に深く宗教が入り込んでおり、
「宗教は?」
と聞かれたときに答えられないだけで、そこまで無宗教でもなさそうです。

ただ、欧米では「信仰=良心」というセットで捉えられることも多く、
この結果、大多数の人が
「信仰はありません」
というと、

「この人達(個別ではなく、集団としての人々)は良心がないのだろうか」
という疑問になってしまうようです。

信心深いキリスト教徒の家庭の場合、
「日本人の彼女と結婚しようと思う」
というと、最初の答えが
「その人は教会に通っているの?会いに来たら最初にまず、一緒に教会に行きましょうね」
と言われたりすることはよくあるようです。

教会でもお布施はしますし、それが信仰の一つの証だったりもします。

日本でも聞かれたときに信仰を答えられないだけで、
実際に、人生の節目節目で、頻繁にお布施はしているわけです。

お賽銭と初穂料の違い

どちらも神社に願い、祈りとともにおさめるものですが、どう違うのでしょうか?
お賽銭の「賽」(さい)という字ですが、神社では「報賽」「奉賽」という言葉があります。

これは、「神様からいただいた幸福に感謝する」という意味で、「神恩感謝」と同じ意味があります。

つまりお賽銭とは

神様からいただいた幸福や導きに、感謝の気持ちを捧げるためにお供えするもの なのです。

意味合いとしてはそこまで違わないようですね。
お賽銭の豆知識 - カメでもわかるシリーズ (2984)

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