何かを努力して得られるわけではない良縁は、どうしても神頼みになってしまいがち。
結婚に限らず、仕事でも、待てど暮らせど良縁が来ないというときにお参りしてみるのは自然なことかもしれません。
東京で良縁を祈願するならここ!というおすすめ箇所をご紹介します★
良縁ってどんなイメージがあります?
東京大神宮
ブームの火付け役になりました。
別名、「恋する神社」だそうです。
東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)は、東京都千代田区富士見二丁目にある神社である。明治5年(1872年)に開設された神宮司庁東京出張所(伊勢神宮の事務機関である神宮司庁と東京の教部省との連絡のための出張所)、および、翌年その構内に開設された東京神宮教会(伊勢神宮の教導機関である神宮教院の東京支部)の両所にあった神殿を継承して、明治13年(1880年)4月17日、有楽町の大隈重信邸跡に落成した皇大神宮遙拝殿が当社の起源である。
待乳山聖天
「待乳山」と書いて「まつちやま」と読みます。かつては「真土山」とも。浅草台地の中ほどにある小高い丘にそびえ立つ寺院で、もともとは金龍山浅草寺の塔頭のひとつ。「待乳山聖天」とも称されます。伝承によれば、奈良時代の推古3(595)年、突然地面が盛り上がり、できた丘の上に金色の龍が舞い降りました。こののち、飢饉が起こると、十一面観音の化身である大聖歓喜天が舞い降りて人々を救ったと伝えられています。聖天を供養する「浴油」という密教の祈祷法が現在も伝えられ、境内のいたるところに重なり大根と巾着の彫刻があります。重なり大根は、聖天の女神抱擁の姿を現したものと思われ。健康、良縁、家族の和合を象徴し、巾着は商売繁盛の象徴します。
赤坂氷川神社
社殿で祀る御祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむぢのみこと)。素盞嗚尊は、ヤマタノオロチを退治し、食べられてしまう運命にあった奇稲田姫命を妃として迎えた神様です。そんなことから同社では、男女間の縁、仕事、子宝、試験の合格…など、さまざまな縁に関わりの深い神様としているとのこと。
愛宕神社(港区)
愛宕神社は、そもそも江戸幕府開府の際に徳川家康公の命により防火の神様として祀られました。
・主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)という火の神様・水の神である罔象女命(みずはやのめのみこと)
・山の神である大山祇命(おおやまづみのみこと)
・武徳の神である日本武尊(やまとたけるのみこと)も祀られている。
これだけ見ると愛宕神社と縁結びの関係は?
と思う間ですが、
末社に
・太郎坊社 (猿田彦神、道案内・道ひらきの神)・福寿稲荷社 (宇迦御魂神、お稲荷さま)
・大黒天社(大國主命・事代主命、縁結び・知恵の神)
・弁財天社 (市杵島姫命、才能・財福の神)
この中の、大黒天社のおかげでしょうか?
恋愛 結婚 縁結びのご利益があることでも有名です。
出世階段が有名な神社ですね。
神田明神
神田明神(かんだみょうじん)は、江戸城の表鬼門除けに鎮座する、江戸総鎮守。
江戸三大祭・日本三大祭の神田祭が有名で、江戸の幕府・庶民に広く崇敬されてきた神社です。
日本のビジネスの中心地、大手町・丸の内を氏子地域に持ち、企業参拝も圧倒的。
(他にも神田・日本橋・秋葉原・築地魚市場など、108町会の総氏神)
男性・商売の縁結びをもたらす、都心の仕事運では外せない神社です。
意外に、縁結びそのものの神様ではなく、勝負事、セックス系や、子孫繁栄や、商売ごとの神様の流れの中で、縁結びとか良縁とかのご利益になっているものが多いですね。
いろいろ多様化している現代ではありますが、結局、長い人類の歴史の中では幸福な人生というのはある程度の形があるものなのでしょうね。
時代が変わってもやはり人は人。
基本的な5欲を満たすことの先に幸福はありますよね?
その中に、家族を持ちたい、恋人と一緒にいたいという欲求があるのは自然なことなのでしょう。
そんな人の世の願いを知ってか知らずか、これからも縁結びの神様はそこにいらしてくださるのだと思います。
考えてみれば、江戸が東京と呼ばれるようになったのは明治時代からですしね。