狩野英孝は神主?宮司?神主さんと神社の意外な関係とは

先日の狩野英孝の記者会見で「宮司の資格を取りましたよね」と記者に訊かれ、狩野英孝は「正式には宮司ではなく、神主の資格なんですけれど」と答えていました。では実際に神主と宮司はいったいどう違うのでしょうか?

そもそも神主とは?

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神主は、古くは神社で神に仕える神職の長で、中心になって神を祭り、祭儀、社務を行う代表的な役割を担う人のことをさした言葉です。

現在では、一般に神主と言うと、神職を行う人の総称として使われる言葉になっています。神主には職階があり、宮司、禰宜などはそのひとつです。

つまり、神主さんは資格、宮司は役職・地位なのです。

神主になるには?

戦前は男でないと神主にはなれませんでした。
今は女性でも神主になれます。
しかし、家柄が大事? サラリーマンの子どもでも神主になれるのでしょうか?
神社の家系でなく、神職を志してなりたいという人は、大学に入学したり、大学院に入ったり、専攻課に入ったりするのが一番の近道です。しかし、大学へは入学試験さえ合格すれば誰でも入れますが、最終的に神主になるには、「宮司の推薦」を得なければいけません。なりたいからといって誰でもなれるわけではないのです。
一般家庭だとやはりむずかしいのですね。
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神主さんの神社でのお仕事は?

祝詞奏上

祝詞(のりと)はいちばん大事なお仕事です。これは神主さんが日課として行なっていますし、参拝に来た方のお願いを祈祷というかたちで神様に奏上するときにも行われます。
ふつう、神社での参拝は、お参りに来た人が神社の前に行って鈴を鳴らし、お賽銭を差し上げ、
神様に拝礼(二礼二拍手一礼)をしてお願いごとをします。
しかし、特別な祈願の場合には、昇殿するなどしてご祈祷をします。
このようなご祈祷をお願いする場合は、社務所などに申し出、初穂料を納めてお願いします。

このご祈祷をしてくださるのも神主さんなのです。

ご祈祷のやり方は神社によって多少違いますが、
基本的には神様の前で神主さんが祝詞を奏上(申し上げる)ことにより行います。

神様のために巫女さんが舞を踊ることもあります。
その後、巫女さんが鈴をシャンシャンと鳴らす鈴祓いをします。心身を清める意味があります。
最後に玉串を奉納し拝礼をします(※)。
ここまでの祭祀を取り仕切るのも神主さんの仕事です。

(※ご神符をいただき家にお祀りすることもあります。)

元来、神社では国家の安全や風雨順時、五穀豊穣など、公共性の強い祈願を行っていました。一方現在のような個人のために行う個人祈願は、平安中期頃の陰陽師による陰陽祓の活動によって始められたと考えられます。これが神道信仰のなかに入ってくるのは平安後期頃のことで、御祈祷師の活動によるとされています。それ以来、個人祈願は歴史的に様々な変遷を見せながら、現在のように神社の神職によるご祈願が一般的な形になっています。その内容は合格、安産、病気平癒、商売繁盛、寿命長遠、子孫繁栄など多種多様です。
このように、個人的な祈願というのは本来神様が受け付けていたわけではないのですね。

神主さんにも階級があるのです

神職、つまり神主さんには階位(階級)があります。下から、
「直階(ちょっかい)」「権正階(ごんせいかい)」「正階(せいかい)」「明階(めいかい」「浄階(じょうかい)」となります。
浄階(じょうかい) 神職の階位のうち最高位です。明階を得た後、長年神道の研究に研鑽し大きな業績を挙げた者に与えられる希少な階位です。 明階(めいかい) 別表神社(有名な神社・旧官国幣社や護国神社ほか)の宮司・権宮司になるのに必要な資格です。神道系大学を卒業し研修の後与えられます。 正階(せいかい)  一般の神社の宮司、別表神社の禰宜に必要な資格です。正階以下は、さまざまな形式の神職養成機関、階位検定講習会の受講などを受けることで与えられます。 権正階(ごんせいかい)略称は権階 禰宜に必要な資格です。この資格で宮司になることが出来る神社もあります。 直階(ちょっかい) 一般の神社の禰宜になるための資格です。
階位の名称は天武天皇が定めた「明・浄・正・直・勤・務・追・進」の位階用語を用いていますが、神道の大切にする「浄(きよ)く明るく正しく直(すぐ)き心」を表している呼称であることは間違いありません。
直階でも宮司さんになれますが、はやく権正階になれという条件付きです。

ところで収入はどうなのでしょう?

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おみくじがたくさん売れたり、ご祈祷がたくさんあったら、濡れ手に粟ってことなのでしょうか?
どうもそんな甘くないようです。
神職の給料は、神社本庁の規定で決められているんですよ。役職と級号によって変わります。長く勤めていたり、役職があがったりすれば昇給するのは、一般企業と同じです。一番もらえる人で、月給60万円。大きい神社の宮司だからと言って、好き勝手に収入を増やせるわけではありません。

でもどの神社にも宮司さんがいるのです

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田舎の小さな神社でも、近所の神社の宮司さんが兼任していることが多いようです。
神社の神主さん、大変だけど頑張ってほしいですね。

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