願いを込めて神社で購入したお守り。買って満足していませんか?正しい扱い方をしていますか?お守りの詳細についてまとめました。効果を倍増するためにも、今手元にあるお守りの正しい扱い方を知って大切に扱いましょう!
お守りの歴史
日本でも古くからお守りを持つ風習がありました。
お守りの起源はとても古く、
卑弥呼のいた邪馬台国の時代にあった勾玉も
お守りの一種だと言われています。現代のお守りの起源はというと平安時代で、
陰陽師が魔除けの護符を袋に入れて
首から下げたことが始まりだそうです。それが一般的になったのは江戸時代で、
販売する為に取り扱う神社が増え、
ご利益を求めてお守りを購入する風習が広がったと言われています。
お守りの持ち方
ただし、いつも守っていただく感謝の気持ちをもち大切に取り扱うことは重要です。
粗末に扱うことは避けましょう。
お守りの正しい身に着け方は、「神様のご利益を授かるために、かばんや財布などに入れて常に身につけるようにする」です。また家で保管する場合は、タンスなどにしまわず、目に付く場所へ出して、なるべく高い場所へ置くのがいいそうです。
たくさんのお守りを持ってはいけないの?
でも、心配はいらないようです。
神様はケンカしません!結論を申し上げると、複数持っているからという理由でケンカすることはないでしょう。
ただし、以下のことに注意しなければお守りの意味がないと思います。
お守りは常に身のそばに持ち歩く
お守りに対して感謝の気持ちもつ
常に新しいお守りにする
お守りはお土産・記念品でなない!
安心していろいろなお守りに願いごとをしていいようですね。
お守りの効力に期限はあるの?
願いごとが叶ったとき、新しい年になったとき、心機一転始めたい時など、
自分の心に従ってお返しして新しいお守りに変えるのがいいのかもしれませんね。
お守りの期限には賛否両論あります。一般的には1年とされていて、
効力がなくなるので初詣などで返して、
新しいお守りを迎えるというのを耳にします。しかしその反面、期限はないというのも耳にします。
それというのも・・・
そもそも1年というのは切りがよく、
お守りを返す目処でもあり、新たな気持ちで新しいお守りを持ち歩く時期に
丁度解りやすいという理由からでもあります。
お守りの正しい返し方
さすがに、ゴミ箱に捨てる人は少ないと思いますが、基本的にはいただいた神社やお寺に返して篝火などで炊き上げていただくのが作法です。
お正月などにお参りに行くと炎の中にお守りや護符を納めている人がたくさんいますね。
その場合は、お炊き上げ料(1000円位の方が多いようです)を同封するのが一般的です。
お守りを郵便で返納する際に手紙を添えるというのが一般的ではあるのですが、その際に重要なのは文面でなく、感謝の気持ちになってきます。ただ初めての方ですとどのように記載すると良い見当も付かない。という方もいらっしゃるかと思いますので、一例を載せておきますね。
手紙の文例
大変お世話になりました。おかげさまで一年間無事に過ごさせて頂きました。有り難うございます。お守りを返納させて頂きますので、お炊き上げの程よろしくお願いします。住まいが遠隔地のため、郵送にて失礼致します。
このように簡単な文面で良いので一筆添えて送るようにしましょう。
なかなか時間が取れない場合は他の神社やお寺にお返ししても大丈夫です。
お返しするときに感謝の気持ちを持っていれば、どこでも大切に処分をしてくれますよ。