【赤い下着買った?】縁起の良い動物さるについて【申年】

猿で有名なものとしては日光東照宮のおさるさん達などでしょうが、猿が縁起物というのはご存知でしょうか?縁起物で有名なのは「さるぼぼ」ですね。猿年の今こそ、猿の縁起物としてのあり方について考えてみましょう。

縁起物としての猿

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昔から、インドやアフリカでは、サルは神聖なもの、中国では神秘な存在とみなされています。そして、動作、姿が人に似ているため、昔話や伝説の主人公としても登場しました。日本でも、昔からサルは神の使者と信じられています。そして、「サル」と「去る」の語呂合わせから、災いを取り去るという縁起物として知られています。また、サルは馬を病気から守る動物として信じられ、室町時代(1392~1573)にはサルを馬屋(厩)で飼う習慣があったそうです。有名な日光の東照宮には、神馬(白馬)の馬屋があります。その出入口の上方の欄間にもサルの彫刻があり、中でも三猿(さんさる)はよく知られています。
海外で猿は神聖視されていたようです。
わかりやすいのが西遊記の孫悟空でしょうか。
また、日本でも言葉遊び的に「猿」と「去る」を掛け合わせて縁起物として用いていたようです。

さる年に着ると健康に過ごせる赤い肌着

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 下着メーカーが赤い商品の品ぞろえを強化している。来年迎える、さる年に身に着けると健康に過ごせるとの言い伝えが各地にあり、縁起物としての購入が期待されるためだ。各企業は若者や男性向けを充実させ、年末商戦に備えている。

 グンゼは、清水寺(京都市)で祈願した「申年縁起肌着」を9月に発売した。なめらかな光沢が特長のエジプト綿を使用したシャツやブリーフ、ショーツなどをそろえたところ、想定を上回る売れ行きという。

やはりさるの尻が赤いところから来ているのでしょうか。
赤い下着を申年につけると健康に過ごせるとの言い伝えが各地にあるようです。
赤い下着で猿をまね、厄や病気などが去るようにするといったところなのでしょう。

猿をまつる神社

日吉神宮の狛猿

日吉神宮の狛猿

赤山禅院の拝殿の屋根の猿

赤山禅院の拝殿の屋根の猿

赤山禅院は御所から見て鬼門にあたるため、厄除けとして猿が祭られています。
猿田彦神社の神使としての猿

猿田彦神社の神使としての猿

猿田彦神のが祀られている猿田彦神社ですが、その神使としての猿の像があちこちにあります。
割と神使としての猿というのは多いようです。
やはり、山が多い日本ですから猿との関係が多かったのでしょう。
それが各地域の神として結びつき、その使いとして祀られたのでしょう。

海外の猿信仰

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ハヌマン(ハヌマーン)はインド神話(『ラーマーヤナ』)に登場する神で、本種の形態がハヌマーンを連想させたと思われる。
生息地ではハヌマーンの使いと信じられている。インドにおいてハヌマーンの民間信仰は強くそれに伴い、本種は手厚く保護されている。そのため本種は人を恐れることなく都市部や寺院等にも生息し、民家や商店から食物を奪い取ることもある。 (現地では)人に被害を及ぼすアカゲザルにとってライバル的な存在のため、アカゲザル撃退用に猿回し芸人がラングールを調教し、使役している。
ハヌマンラングールはインドやスリランカ、中国などに生息する猿で、風の神の化身であるハヌマーンの眷族とされている。日本的に言えば神使となるだろう。
やはりアジア圏での猿に対する信仰というものは篤いようで、バリ島でも猿のみやげ物が売っているようです。
ちなみにこのハヌマンラングールが西遊記の孫悟空のモデルになったといわれています。

猿の伝統的縁起物「さるぼぼ」

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古くは奈良時代に、中国から伝わり、貴族の間で大変珍重されたそうです。
お妃様の出産の出産の際に枕元にこの人形を置いて安産を願ったり、まつりごとにも利用され、その後大きく2種類に分かれていきました。
一つは宗教の対象として、主に庚申堂などの“くくり猿”としてこの風習は今も各地に残っています。
高山市にも国分寺境内にくくり猿がまつられています。
もう一つは民間の中に、抱き人形として母親や祖母が、子供に作って健康や出産を願う風習が、室町・江戸時代にかけて広がっていきました。
しかしこの風習は、他の新しい人形が出てきた事で忘れさられ、現代では、この形の人形が残っているのは、飛騨地方のみではないかと思われます。

飛騨地方では、この赤い人形が猿の赤ん坊に似ている事から、さるのぼぼさ(赤ん坊)「さるぼぼ」と呼びました。
「健康」「縁結び」「安産」「夫婦円満」などを願って、作りました。
「魔除け、厄除け・・・厄がサル、病気がサル」お守りでもあります。
また、「お針始め」といって、子供と一緒にさるぼぼを作りながら、裁縫を教えたとも言われています。

猿の縁起物で伝統的で有名なものといえば「さるぼぼ」ですよね。
でも、奈良時代に日本に伝わり、室町・江戸時代に広まったとは驚きです。
そこまで伝統的なものとは。
飛騨地方に行けば縁起物としてお土産にいいですね。

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