【京都】法輪寺電電宮の「SDカード」がなんとも有り難い!

京都府にある法輪寺電電宮は、かつて雷の神様として多くの信仰を集めてきました。現在では全国でも珍しい電気・通信の神様として、電気事業者やIT関係の企業から多くの参拝客が訪れます。そんな電気の神様を祀る電電宮についてまとめてみました。

法輪寺とは

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奈良時代に入って元明げんみょう天皇の和銅6年(AD713年)、この古い由緒ある寺域に勅願により行基菩薩に命じて堂塔を建てられました。
 その寺の名は「木上山葛井寺もくじょうざんかづのいでら」と呼ばれ、国家安穏あんのん、万民の繁栄と五穀豊穣、産業の興隆を祈る勅願所となされたのであります。
虚空蔵こくうぞうとは、その文字が現しておりますように、虚空即ち大空(宇宙)を意味するものであります。
その大空の中には種々の物々、即ち日月、星をはじめ一切の山川、土地、草木などあらゆる森羅万象、生物をことごとく包容し、余すところないように納め ておりますことは、ちょうど世間で云う大きな宝蔵に多くの財宝を収めておりますのと同様であるというようなわけで、虚空の姿を宝蔵になぞらえて、虚空蔵というのであります。
奈良時代に建てられたといわれる京都府の法輪寺。
夏には京都の町から見える大文字を舞台から見ることができます。

電電宮とは

電電塔

電電塔

このお寺の境内の中には「電電宮」と呼ばれる鎮守社があり、そこには全国的にも珍しい電気や電波などにまつわる神様「電電明神」が祀られております。
 なんても、パソコンや携帯、電化製品のトラブル、電波障害トラブルなどを防ぐなどといったご利益があると言われています。その為、全国の電波や電気、放送、ソフトウェアメーカー、システム開発やプログラマーなどIT関連の企業の方が多く参拝に訪れるのだそうです。
真ん中の石塔が「電電塔」があり、その両側には、電球の発明家トーマス・エジソンと、電磁波の存在を証明し、周波数の単位「Hz」の名にもなったハインリヒ・ルドルフ・ヘルツの二名が描かれています。いかにも電気のお寺という感じがしてきました。
日本の寺でありながら外国人の顕彰をしていることが珍しいのですが、この両名は日本の電気・電波関連事業者のみならず、現代の人間生活においても、いわば”神様”のような存在。そんな功労者・先駆者の霊を慰める為に『電電塔』が建てられているのです。
法輪寺の中でも珍しいのが、全国でもここにしかない電気通信の神様を祀る「電電宮」・「電電塔」です。
昭和31年に当時の近畿電波監理局長だった平林金之助によって
ある神様を電気通信の神を同一視して祀る提案がなされ、大阪万博の際に現在の姿になりました。

雷の神様を祀っていた

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電電明神は人類が電気を操るようになる前までは、電電陰陽融合光源の徳の祖、ようは雷・稲妻の神様でした。古くから雷の神は田の神と同一視され、雷の光が稲を実らせるという信仰がありました。稲妻という語源は稲の妻となる光というところからそういわれるようになったそうです。
かつては雷の神様をして祀られていましたが、
これからの時代は電波や電気も重要なものになるとして雷を電気と同一視するようになったという背景があります。
現在では電気自動車やハイブリッドカーなどの電気システムを使った自動車のお祓いも受付けています。

御守にはSDカード!

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本殿右の寺務所では奥本殿に伝わる虚空蔵求聞持法の御本尊を収めたmicroSDお守りの授与があります。
お守りはマイクロSDカードと、SDカード変換アダプタがセットになっています。カードの表面には梵字が書かれていて、容量は8GBもあります。
「携帯に差し込んでおいたら運気あがりますか?」と聞くと、「SDですがお守りなので、携帯などで使っていただけたらいいと思います。」との事でしたので、どんどん使っていいみたいです。
そんな電気の神様である法輪寺電電宮で最も注目すべきは特徴的な御守でしょう。
「電気・通信の神」にぴったりのSDカードの御守は電気通信事業に携わる人々からの厚い信仰を集めています。
日本で初めて電灯が灯ったのが1882年。
100年以上の歴史を持ちながらもそういった新しい技術に関する神様はこれまであまり見かけなかったため、
これからはますます信仰を集めていくことでしょう。

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