厄年や良くないことが立て続けに起きてしまったときに行いたいのが厄払いや厄除けです。しかし、どこに行けばよいのか迷っているという方は多いでしょう。そこで、関東にある効果覿面な寺社のランキングをご紹介していきます。
厄除け神社はいっぱいあって迷ってしまう?
ところが、いざ厄払いをしてもらおうと思うと神社やお寺がたくさんあって
「どこでしてもらえば良いの!?」
と迷ってしまうという方も多いでしょう。
実は、関東には厄払いのご利益がある寺社がたくさんあり、その効果は全国屈指と言われているのです。そこで、関東にある厄除け・厄払いに効果覿面な神社やお寺をランキング形式で10社お伝えしたいと思います。
関東にある厄除けに効果覿面な神社ランキング ベスト10
10位:香取神宮
関東地方を中心として全国にある香取神社の総本社。茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、茨城県神栖市の息栖神社とともに東国三社の一社
武神の経津主神に厄を払ってもらえるよう、お願いしましょう!
9位:鹿島神宮
茨城県鹿嶋市宮中にある鹿島神宮は、全国にある鹿島神社の総本社です。日本書紀などで知られる武甕槌大神を祭神としています。
厄払いに強い効果を発揮してくれます。
8位:東京大神宮
天照皇大神・豊受大神を主祭神とし、天之御中主神・高御産巣日神・神御産巣日神・倭比売命を相殿に祀る。
縁結びの神社としても有名な東京大神宮ですが、力を持った神々が祭られているため、厄払いにも効果覿面なのだとか。
7位:神田明神
祭神は一ノ宮にだいこく様、二ノ宮にえびす様、三ノ宮にまさかど様の三柱が存在し、それぞれ縁結び、商売繁盛、厄除けのご利益があります。毎年一月~三月には、毎週土曜日に厄除大祈願祭が行われ、多くの参拝客で賑わいます。
神田明神は、特に弱い者や庶民に力を与えてくれると言われています。
6位:川越大師 喜多院
千年前に第18代天台座主となった慈恵大師良源(じえだいしりょうげん)は、神秘奇跡を数多く残しました。その慈恵大師を祀る喜多院は、厄除けのお大師さまと呼ばれ信仰を集めています。慈恵大師は、正月3日に入滅されたことから元三大師(がんざんだいし)とも呼ばれます。大師はあるとき、2本の角を立てた鬼の姿となって疫病神を退散させました。その姿を写した病魔退散の「角大師(つのだいし)」の護符を戸口に貼ると悪疫が家に入るのを防ぐといわれています。
また、33体の豆粒のような慈恵大師の影像を刷った「豆大師(まめだいし)」の護符は、「観音様は33の姿に変わり人々を救う」という法華経の話に基づいてつくられたもので、災難除の護符として知られています。
ここからは関東にある大師様をご紹介していきます。
川越大師喜多院は関東三大大師の一つで、厄除けの力がとても強いとされています。
喜多院は重要文化財が多く、見どころがたくさんありますので観光にもおすすめです。
5位:青柳大師 龍蔵寺
青柳大師として厄除け元三大師が祀られています。元三大師は平安時代の僧良源で正月3日に没したためこのように呼ばれています。毎年命日である正月3日が縁日として開帳され、毎年この日は大勢の初詣客で賑わいます。大師が生前厄除けのお札を配り正月家の入り口にはったといういわれにちなんで、当日寺で護摩を焚いてくれます。
ほかの大師様と同様、厄除けで護摩焚きをしてもらえ、かなり心が晴れ晴れとした気持ちになります。
4位:佐野厄除け大師 惣宗寺
944年に藤原秀郷が春日岡(今の佐野城址の地)に創建したものとされ、年間を通じて参拝者が絶えない人気の寺院。厄除け、方位除け、交通安全、家内安全などの祈願に大勢の参拝者が訪れています。
厄除けというと『護摩焚き』をするものだと考えている方も多いと思います。
護摩焚きは不動明王様にお祈りすることでご利益を賜ることができると言われています。
不動明王は、宇宙の本体と言われる大日如来から使命をうけてこの人闇社会に派遣され、人びとの苦しみを除き、楽しみを与える役目をもった仏様です。
恐ろしい顔をして、背中に火炎を負い、右手には剣を持ち、左手には、三巾半の縄を持ち、磐石の上に立っておリます。(座っている姿もあリます)これは、われわれ衆生に迫る苦しみ、例えば病苦、貧苦、災難の苦、貧欲や愛欲のための煩悩苦などを除くために必死の形相で衆生を守護していることを現わしています。七難を滅して七福を与えるというカ強い姿です。
高い望みでは、世界平和があリ、われわれ一般庶民の願いでは厄除け、方位よけ、病気平癒とか家内安全、そして交通安全や商売繁昌など、直接の願いを行者が読みあげ不動明王はその願いを十分理解した上でうけとめます。この火は一名、智火とも言い、総ての苦しみを除くカがあリます。ですから大へん有り難い尊い修法であります。
3位:観福寺大師堂
平将門の守護仏である聖観世音菩薩を本尊に祀っています。
古くは千葉氏の祈願所として歴代武将の厚い帰依を受け、近世になると大師信仰
の中心となって庶民の信仰を集めてきたと言われています。
弘法大師が彫刻した自身の像が安置されているということもあり、厄除け・厄払いにとても人気があります。
2位:川崎大師 平間寺
平間兼乗は海中へ網を投げ入れたところ、弘法大師の木像を引き揚げた。兼乗は木像を洗い清め、花を捧げて供養していたという。諸国遊化の途中に訪れた高野山の尊賢上人は、弘法大師の木像に纏わる話を聞き、兼乗と力をあわせ、1128年(大治3年)平間寺を建立した
護摩の様子は下動画をご覧ください。
川崎大師護摩修行
1位:西新井大師
その昔、弘法大師が教えを広めるために関東を巡り歩いていた折、この地に立ち寄り、病に苦しむ村人を救おうと21日間の祈祷を行った。すると、枯れ井戸から新しい水が湧き、それを人々に与えたところ、たちまち平癒したという故事から、厄災消除の霊場として知られるようになった。
西新井大師(總持寺)は、川崎大師と並ぶ真言宗の関東厄除け三大師の一つで、「関東の高野山」とも呼ばれる下町の古刹です。
古くから「火伏せの大師」と護摩祈祷で知られ、特に女性の厄除け祈願寺として、女性の篤い信仰を集めてきました。
東京都内にある厄除けのご利益が高いお寺として有名ですね。
大本堂と奥の院は厄除けのパワースポットとなっていて、訪れるだけでもご利益が期待できるそう。
簡単な厄落としならお参りを、厄年なら護摩やお守りをお願いしてしっかりと厄払いをしてもらいましょう。
厄除け・厄払いに行きましょう!
お寺の方が全体的にランキング上位になってはいますが、厄を取り除くのは神社よりもお寺の方がよいというわけではありません。
お寺と神社では厄を取り除くのも少し意味が違ってくると言われていますので、それを参考に選ぶと良いのではないかと思います。
お寺と神社の厄除け・厄払いの意味は下記のとおりです。
神社での“厄祓え”は『私が犯した積み穢れを帳消しにして災いを軽くして頂き、乗り越えるための助力をお願いします』という事。
一方お寺では、これは主に密教になるので、真言宗とか天台宗のお寺がメインですが、文字通り神仏の力(この場合の神は不動や明王、天部の神々など)によって『避けさせてください』『取り除いて下さい』ということなんですね。