【早咲きの桜の名所】和歌山「紀三井寺」はあの歴史人物も?

桜の名所としてとても有名な和歌山市の紀三井寺。その魅力は桜だけではありません。ある歴史上の有名人も魅了しました。寺社好きの方も歴史好きの方も必見のお寺です。

紀三井寺とは

紀三井寺~名草山探訪(08.03.29)①紀三井寺(コース概要)・・・ : 長生きも芸のうち日記 (10674)

紀三井寺は、今からおよそ1230年前昔、奈良朝時代、光仁天皇の宝亀元年(AD770)、唐僧・為光上人によって開基された霊刹です。
為光上人は、伝教の志篤く、身の危険もいとわず、波荒き東シナ海を渡って中国(当時の唐国)より到来されました。
そして諸国を巡り、観音様の慈悲の光によって、人々の苦悩を救わんがため、仏法を弘められました。行脚の途次、たまたまこの地に至り、夜半名草山山頂あたりに霊光を観じられて翌日登山され、そこに千手観音様の尊像をご感得になりました。
上人は、この地こそ観音慈悲の霊場、仏法弘通の勝地なりとお歓びになり、十一面観世音菩薩像を、自ら一刀三礼のもとに刻み、一宇を建立して安置されました。それが紀三井寺の起こりとされています。
宝亀元年(770)に唐の僧為光上人が日本で旅しているなかで、この地に寺を創建し、自作の十一面観音像を本尊としたとされます。現在の本堂は、棟札によれば宝暦9年(1759)に大衆の協力によって建立されたもので、桁行五間、梁間五間、正面に三間の向拝をもつ入母屋造の本瓦葺の建物です。
今の本堂は当初の建物ではありませんが、それでも200年以上の歴史があり、趣を感じられます。
鮮やかな朱色が美しく、桜とのこコントラストも見ものです。

紀三井寺に参拝しよう

アクセス方法

住所〒641-0012 和歌山県和歌山市紀三井寺1201 交通•JR紀勢本線(きのくに線)紀三井寺駅 下車約10分
•南海電鉄 和歌山市駅より和歌山バス海南方面行き乗車
•紀三井寺バス停下車徒歩10分
駐車場有 (約30台) 拝観料大人一人200円 子供100円 拝観時間8:00〜17:00 (寺務取扱等は下記納経時間内) 納経時間8:00〜17:00
お寺が運営している駐車場は「3時間300円」で利用可能です。

紀三井寺の見どころ

お花見の名所

 (10741)

桜祭りは3月下旬からです。
春は特に大勢の方で賑わいます。

2017年の春は1300年記念の特別拝観行事も行われるため、この機会に行かれるのもおすすめです。

紀三井寺の境内には約500本の桜の木が植えられています。特に京阪神では、当寺は早咲き桜の名所として有名で、開花宣言の目安となる和歌山地方気象台指定の標本木(ソメイヨシノ)が本堂前にあることから、「近畿地方に春を呼ぶ寺」として、3月も半ばとなるとマスコミ等の注目を集めます。
500本の木は圧巻です。
近畿地方の開花宣言はこちらの桜を基準にしているのですね。
早咲きの桜として有名で、また西国第2番の札所でもあり、巡礼姿のお遍路さんが杖をつきながら、ひたむきなまなざしでお参りしているのが見受けられます。 名前の由来は、三つの井戸「吉祥水(きっしょうすい)」「楊柳水(ようりゅうすい)」「清浄水(しょうじょうすい)」から来ています。

お守り

紀三井寺お守り|みずもん日記 (10711)

こちらは桜の名所にちなんだ桜のお守り。
縁結びのエピソードがあるせいか、縁結びのお守りも大人気です。

あの歴史人物のエピソードが!?

紀伊國屋文左衛門

紀伊國屋文左衛門の画像、名言、年表、子孫を徹底紹介 | 江戸ガイド (8641)

紀伊國屋文左衛門は江戸時代の商人で、みかんと鮭で富を築いたといわれています。
あくまで一代限りでしたが、商売を成功させた人でこの人の右に出る人はいないかもしれません。
江戸時代の豪商・紀ノ国屋文左衛門は、若い頃にはここ紀州に住む、貧しいけれど孝心篤い青年でした。
 ある日、母を背負って紀三井寺の表坂を登り、観音様にお詣りしておりましたところ、草履の鼻緒が切れてしまいました。
困っていた文左衛門を見かけて、鼻緒をすげ替えてくれたのが、和歌浦湾、紀三井寺の真向かいにある玉津島神社の宮司の娘「おかよ」でした。
 これがきっかけとなって、文左衛門とおかよの間に恋が芽生え、二人は結ばれました。

結縁坂

三井寺>三井寺について>歴史散歩(べんべんと行く西国三十三所霊場めぐり)>第一番札所青岸渡寺 (8642)

文左衛門の出世と、おかよとの出会いとのきっかけがこの表坂。
後に「結縁坂」と呼ばれるようになったとのことです。
ちなみにこの階段は二百三十段あり、なかなかきついですが、登ってみるとご利益がありそうです。

俳諧の舞台にも

松尾芭蕉

松尾芭蕉

江戸時代の俳人・松尾芭蕉は、せっかく花見を期待してきたのに、既に散り始めていた桜を仰いで「みあぐれば 桜しもうて 紀三井寺」 と詠んでいる。

終わりに

このように紀三井寺は桜以外にも見どころがいっぱいです。
紀ノ国屋文左衛門にあやかって恋愛のご利益を求めても良し、
家族や友人でお花見を見に行くのもいいでしょう。

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. そもそも納骨とは?via www.toyostone.co.…
  2. 今週末は、普段馴染みのない神社やお寺にお出かけしてみませんか??デートや…
  3. キューピッドの由来は幸せを呼ぶキューピッドの由来は、ローマ神話の愛の神クピドから来て…
PAGE TOP