金の御堂だけじゃもったいない!~金閣寺の見どころ6選~

修学旅行で訪れたけれど、金ピカの御堂しか印象にないなぁ…それは非常にもったいない!金閣寺は金色に輝く舎利殿があまりにも有名ですが、他にも見どころがたくさんあるんですよ!今回は特に見てほしい見どころを6つご紹介します。

正式名は「鹿苑寺」

金閣寺

金閣寺

金閣寺(きんかくじ)と呼ばれていますが正式には鹿苑寺(ろくおんじ)といいます。

金閣寺の歴史を振り返ると古くは鎌倉時代に藤原一族の藤原公経(西園寺公経)(さいおんじきんつね)がこの地に西園寺を建立しました。
鎌倉幕府滅亡後、荒れ果てた西園寺を足利義満が譲り受け、「北山殿(北山第)」と呼ばれる大規模な邸宅を造営しました。
邸宅とはいいながら御所に匹敵する大規模なもので義満はここで政治の実権を握りました。

足利義満の死後、遺言により北山山荘は舎利殿(金閣)を残して解体され禅寺となりました。
禅寺の名前は義満の法名鹿苑院殿から二次をとって鹿苑寺と名付けられました。

もともと「西園寺」というお寺があった場所に、室町幕府三代将軍、足利義満が邸宅を建立したのですね。
金色のお堂も正式には「舎利殿」と呼びます。

舎利殿の中はどのようになっているの?

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金色に輝く舎利殿は、公家文化、武家文化、大陸文化が融合した北山文化を代表する建築物です。

その理由は、3層構造の建築様式に現れています。

1層目は法水院と呼ばれ、平安時代の貴族住宅様式の寝殿造り。
2層目は潮音洞と呼ばれ、鎌倉時代の武家住宅様式の武家造り。
3層目は究竟頂と呼ばれ、当時の中国建築様式の禅宗仏殿造り。

最上階に禅宗仏殿造りを置くことで、義満は自身が公家・武家の上に立つことを暗示したと言われています。

建物の構造が一層ごとに違っていたのですね!これはボーっと見ていただけでは気がつかないポイントです。
それぞれに意味があり、義満の意図も隠されていたとは・・・!

鳳凰像

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金閣、舎利殿の正面は南を向いています。

三層の中央には、「究竟頂(くっきょうちょう)」と書かれた後小松天皇が書いた額が掛けられています。

この額のさらに上にある、こけら葺きの屋根のてっぺんには、「金色に輝く鳥」が2本の足で立っています。

この鳥は「鳳凰(ほうおう)」と呼ばれる想像上の生き物で、金色の台座の上で、鏡湖池を見渡しています。

鳳凰は想像上の生き物ですが、実は私たちの身近にいます。
一万円札の裏側を見てください。大型の2羽の鳥がいますよね。あれ、実は鳳凰なんです!
日本古来からめでたい事を予兆するありがたい鳥としてあがめられてきました。

陸船の松

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陸舟の松が向かうところの先には、金閣があり、舟に乗って金閣に行くのを表現しているようです。
陸舟の松は足利義満の遺愛の盆栽を舟形に仕立てた松で樹齢は約600年だそうです。

 鹿苑寺の陸舟の松、善峰寺の游竜の松・大原宝泉院の五葉の松(近江富士)とともに、京都三松の一つと呼ばれています。

樹齢600年の盆栽です。それにしてもこの形は不思議です。
葉の盛り上がり方に何とも言えない生命力を感じますね。

不動堂

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現在の不動堂は,天正年間(1573~1592),安土桃山時代の大名で豊臣秀吉の重臣であった宇喜多秀家(うきたひでいえ,1572~1655)が再建したとされ,金閣寺の境内に現存する最も古い建物です。

 本尊の石造不動明王は鎌倉時代のものといわれ,室町時代には信仰の対象として多くの人々が参詣に訪れたようです。
現在は秘仏ですが,2月の節分と,大文字の送り火が行われる8月16日には開扉法要(かいひほうよう)が営まれています。

金閣寺は様々な災難に遭っていますので、古い建物は非常に貴重です。

方丈

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金閣寺の本堂にあたり客殿ともいわれる。
1678年(延宝6年)に後水尾天皇の寄進により再興される。
一重、入母屋(いりもや)造桟瓦葦。
仏間には本尊聖観世音菩薩坐像、夢窓国師像、足利義満像、文雅慶彦像などが安置されている。
方丈は建物だけでなく庭も有名です。
相阿弥の作と伝えられていますが、女龍石・布袋石・走馬石・蟠龍石・露盤石などを巧みに配置しており、
見ているだけで心が落ち着いてきます。

夕佳亭(せっかてい)

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金閣寺の北側出口付近の高台にある茶室「夕佳亭」は、金森宗和が制作に携った代表的な数奇屋造りの茶室の一つです。
夕方に金閣がまことに美しく見えるという意味から名付けられた茶室で内部は思ったよりも広くゆとりのある茶室で比較高い場所に造った為、茶室がはり出しているのが特徴です。
また茶室正面から見ると、あまりわかりませんが多角形の形状で思ったより複雑な形状の茶室です。
夕方にここから見る金閣寺は素晴らしい!ということで、夕佳亭と名付けられたようです。
夕暮れ時に訪れるのでしたら、ぜひ確認してみてください。

庭園

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金閣と鏡湖池を中心とする庭園(特別名勝・特別史跡)
池泉回遊式の庭園で国の特別名勝・特別史跡に指定されています。
鏡湖池に写る逆さ金閣を写真に収めようと思ったら、庭園の奥に回りましょう。
庭園に置かれている面白い形の石は、義満に取り入ろうとした諸大名が送ったという話が残っています。
一つ一つ見てみるのも面白いですね。

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