皆さんは魔除けを信じますか?
信じる信じないにかかわらず、世界中には魔除けの文化がたくさんあります。
そんな中でも誰でも今回は気軽に利用できるネックレスに焦点を合わせて紹介していきたいと思います。
お気に入りのネックレスが見つかるといいですね。
魔除けとネックレスの関連性
ネックレスの意味、込められた願い。実は、アクセサリーの中でも最も古い歴史を持っていると言われているのがネックレスなんです。
その歴史はとても古く石器時代には存在していたと言われています。
その頃の人々の生活は、当然ですが今とは全く違い、今日の食料を得ることもままならない過酷な時代。
ですが、生きていくためには命懸けで自然と戦い、狩りをし、植物を食べなければなりません。
でなければ、「死」が待っているだけです。
そんな時代のネックレスにはペンダントトップに石、動物の牙、木の実、魚の骨を使用していたことが分かっています。
それは、飢えをしのぐ食への強い願いが込められていたことが伺えます。
更には、「呪術的」「魔力的な」目的でもつけられ、敵や病から身を守ったり、人間のチカラではどうにもならない自然災害から逃れようとしたり、まさに、藁にもすがる思いで「祈り」を捧げていたのでしょう。
つまりペンダントトップには「人の願い」が込められているんですね。
まずは日本の魔除け文化から。
お守りは、お守りは1年ごとに、新しく変えるのがベストです。新しくて綺麗なお守りは神の力が強いと考えられています。
普段から身に着けておくお守りだから、だんだん古くなると汚れ穢れる、すると神の力が弱くなるのです。
たしにずっとつけていると汚れてくるのは確かです。
1年に一度ほど取り替えて清らかにするのもいいですね。
お次は日ユ同祖論の噂もあるイスラエルの魔除け
ハムサとは1500年以前の昔から、人々の間で使われている手の形をしたお守りです。
セム語の「5」を意味しており、神の加護を手を表すものです。手の形をしたお守りは、邪悪な目から私たちを守ってくれる魔除けのお守りとして、多くの文化に共通してみられますが、ハムサもその中の一つといえるでしょう。
お次は同じく悠久の歴史があるネイティブアメリカンの魔除け
ドリームキャッチャーのシルバーネッックレス
また、車のバックミラーの下に事故避けの意味を込めてつける方もいるようです。
“知の神”Iktomiがラコタの指導者に語った話ですが、面白いので簡単にご説明します。ラコタの長の前にクモの姿をした“知の神”Iktomiが現れ、柳の枝でできた輪に蜘蛛の巣をを張りながら語った。
“人間は赤ん坊として始まり、子供時代を経て大人になり、やがて年老いて赤ん坊のように他者に世話をされる、こうして『人生の輪』は完結する。”
“しかし、その時々に、邪悪な力がその者を誤った方向に導こうとする。自然の調和や偉大なる神の教えに反する方向へと。”
Iktomiは蜘蛛の巣の中心に移動して、話を続けます。
”見なさい。この巣は完璧な輪だが、中央にに穴が空いている。”
“これを使って人々を導きなさい。偉大なる神を信ずれば、邪悪な考えは、この穴を通り過ぎていく、しかしよい考えはこの巣が受け止める。”
お次はご近所、中国から
悪運を跳ね返し、財運を掴む!翡翠(ヒスイ)の手 飾り
強いパワーを持つ翡翠(ヒスイ)で作られた手が
ガッチリと硬貨を掴んで離しません。
翡翠という強力な魔除け力を持つ石が
アナタのお金にまつわる悪い癖や運を
跳ね返してアナタの財産を守ってくれます。
やはりどこかで文化的なルーツが繋がっているんでしょうか?
同じくご近所、タイの魔除けネックレス
プラクルアンとは、仏像や僧侶を形取った小さなお守りのことです。タイ人は、これをペンダントの様に身に付けたり、車の中に吊り下げたりしています。
特に有名な高僧のプラクルアン(更に、その高僧がお祈りしたもの)はかなりの高値になり、コレクターアイテムとして売買の対象になっていますし、プラクルアン専門の雑誌もあるほどです。
まとめ
世界中、いろんな文化で魔除けの伝統があるんですね。
より一層気持ちがこもっている方が効力もあると思うので、皆さんそれぞれお気に入りの魔除け文化を見つけてみてくださいね。
確かに首からぶら下げるものは簡単に作れますしね。