【雑学】お寺の鐘にまつわるを知識を知っておこう!

毎年大みそかになると聞こえてくる除夜の鐘、なんだか厳かな気分になりますよね。
お寺には欠かせない鐘ですが、そもそもなんのためにあるのか知っていますか? 
また、いつからお寺には鐘があるものだ、と決まったか知っていますか?
意外と知らない疑問、解き明かしていきましょう!

御寺の鐘はなんのためにあるか

今ではほとんど聞くことが無くなりましたが、昔夕暮れ時になるとお寺の方から「ゴーン、ゴーン」という
鐘が鳴る音が聞こえてきた、という経験をしたことのある人は多いと思います。
あの鐘はなんのために鳴らしていたのでしょうか?
 (2677)

お寺の鐘のことを「梵鐘(ぼんしょう)」と言います。「梵」は「清らかな、神聖な」というサンスクリット語に起因します。
「お寺の鐘はなぜ鳴るのか」というと、一つには時報の代わりです。
江戸時代、ほとんどの人たちは時計を持つことがありませんでした。時計の代わりに町の人たちに時を知らせるため、お寺では鐘をつきました。

鐘を鳴らすようになったのはいつから?

江戸時代には当たり前だった鐘の音。でも仏教のお寺はそれ以前にも存在しましたし、
鐘が備わっていたことも様々な記録で確認できます。
では、この鐘を時刻を知らせるために鳴らすようになったのはいつからなのでしょうか?
 (2682)

 時の鐘といっても、高音でガランガランと続けざまに鳴り響くキリスト教会の鐘ではなく、低音で間を置きながらゴォーンと腹に響くような日本の仏教寺院の梵鐘のことだ。 しかし、今では、日本人の心のふるさと、「夕焼け小焼けで日が暮れて‥」 の童謡にでてくる 「山のお寺の鐘」 など、除夜の鐘以外、聞いたことのない人がほとんどだろうが、そのお寺の鐘は、本来、勤行の際の効果音として用いられたもので、時刻を知らせるためのものではなかった。

   では、梵鐘がいつから時報を知らせる役割をもつようになったのかと調べたら、「時の鐘」 の方が先で、寺院が梵鐘を時の鐘として各地で鳴らしたのは後のことだと分かった。

時刻を知らせるための鐘はやはり江戸時代が最初のようですね!

お寺の鐘はいつから作られた?

仏教はインドから中国朝鮮を経由して伝わった宗教です。
それゆえ、鐘についてもインドや中国に起源を求められそうですが、そもそもどういった経緯で作られるように
なったのでしょうか?
 (2690)

歴史[編集]
仏教はインドに起源を持ち、アジア各地に広まった宗教であるが、梵鐘に関してはその祖形をインドに求めることは困難であり、中国古代の青銅器にその源流が求められる。殷・周時代から制作されている「編鐘」(へんしょう)という青銅器が梵鐘の源流と推定されているが、この「鐘」は全体に小型で、その断面形状は後世の梵鐘のような円形ではなく、杏仁形(アーモンド形)である[注釈 1]。中国製の梵鐘の古例としては、奈良国立博物館所蔵の陳の太建7年(575年)の銘をもつ作品がある。この太建7年銘鐘は、断面が円形であること、縦横の帯で鐘身を区切ること、鐘身を懸垂するフックの部分を龍身とすること、撞座を蓮華文とすることなどが後世の日本の梵鐘と共通しており、その祖形と目される。
鐘は中国のオリジナルなんですね!

鐘のイボの呼び方は・・・?

ところでこの鐘にはかならずイボのような装飾がついていますよね?
この突起、ちゃんと呼び方があるんです。それもちょっと驚くような呼び方なんですよ!
 (2685)

釣鐘の表面上部に多数並んでいるいぼ状の小突起は何という名前がついているのだろう。

正解は・・・乳という字を用いて(ち)とか(にゅう)とか言われている。

釣鐘の中でも寺院にある大きな鐘は梵鐘(ぼんしょう)という、この梵鐘の表面上方の「イボ状のぼつぼつ」が並んでいる部分は「乳の間(ちのま)」とか「乳の町(ちのまち)」とも呼ばれ、煩悩の数と同じく「乳」が108個並べられたものが多いらしい。

「乳」には音響効果を大きくする役割があるらしい、これがないと荘厳な鐘の音が響き渡らないそうだ。

煩悩を絶つとは乳離れをする、ということでもあるのでしょうか……

鐘の名産地と言えば・・・

 (2693)

この梵鐘製作で日本一を誇るのが、富山県高岡市の株式会社老子(おいご)製作所(老子秀平社長)だ。同市は江戸時代から加賀藩の庇護を受け銅器生産が盛んな地域。老子の前身もこの地で梵鐘づくりを始めた。
「広島平和の鐘」。(写真提供=老子製作所)
これまでに全国の寺院に納入した数は大小合わせて2万鐘を超え、国内シェアは約70%に上る。納入先には西本願寺や三十三間堂、成田山新勝寺、池上本門寺など名刹・古刹が並ぶ。広島市の「平和の鐘」も同社が手がけた。
大抵のお寺の鐘は文化財ともいえる歴史ある代物ですが、一方で新しい鐘を作り続け、
伝統を守らんとしている所もあります。
鐘の名産地として知られる富山県では、創業200年の会社が今も事業を続けているんですよ。

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