《由来や歴史》縁起物の代表【おせち】の全てを説明します!

縁起物といえば、まず思いつくのは「お正月のおせち」でしょう。1つ1つにこめられた意味はとても深く、1年の初めにふさわしいものになっています。日本の伝統として、お正月の話のネタとして、ぜひ知っておきましょう。

おせち料理の由来

 (11844)

今では、お正月に食べるお祝いの料理を指しておせち料理といいますが
その起源は古く、弥生時代といわれています。

当時の人々は、作物の収穫を季節ごとに神様に感謝し
生活の節目をつけていました。

自然の恵みや収穫に感謝して神様に供えたものを「節供(せっく)」といいます。

また、供えたものを料理して、
大漁や豊作を願い、自然の恵みに感謝して食べた料理を「節供料理」といいます。

この「節供料理」がおせち料理の始まりです。

おせち料理とは、お正月に作る代表的な料理です。
お節料理の「節(せち)」とは「節日(せちにち)」のことをさします。節日は、季節の変わり目にあたる祝日で、昔は節日には朝廷で節会(せちえ)という宴が催されていました。
元日は節日の中でも別格で、特にめでたい日です。現代でも昆布巻、ごまめ、きんとん、煮しめ、数の子、なますなど、縁起が良く日持ちの良い料理を重箱に詰めて供し、正月の間、家族全員で食します。
お正月は親戚も集まっておせちというのが習慣になっているけど、
その理由はわからないという人も多いのではないでしょうか。

昔からの大切な行事ですし、親戚や子供たちが集まる機会なので、
これからも日本の伝統を伝えていきたいですね。

御節・おせち料理の歴史

元日には、歳神(年神=としがみ)様をお迎えし、新しい年の豊作と家族の安寧を祈る行事が行われます。おせち料理は神様へのお供え物として作り、大晦日にお供えをします。年があけると家族全員で神様からのおさがりを頂くと考えられて来ました。
神に供物を捧げて祈る三が日の間は神様がおられるために炊事をしない、台所に入らないという風習があったため、日持ちのする料理を年末に沢山作っておき、三が日の間はそれを食べるならわしがありました。
地域によって諸説あるようですが、三が日の間は神様がいらっしゃるため、
台所に立たないという説が一般的なようです。
今は3日間も・・・ということは無く1日だけ、という家庭も多いようですね。

おせち料理は何段重ね?何段目に何を詰める?

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本来は四段重が正式。しかし地方や家風によって、五段重が基本の場合もありますし、最近は大家族でなくなり簡便に三段重のところが増えています。
・四・五段重の場合
一の重:「祝い肴(ざかな)」黒豆、数の子、ごまめなど。
二の重:「口取り」きんとんやかまぼこなど、甘いものを中心に。
三の重:「焼き物」海の幸など。
与の重:「煮物」(四は忌み数字で使用しない)山の幸など。
五の重:五の重は控えの重で、空になっている場合が多いようです。
空になっているのは、現在が満杯(最高)の状態ではなく将来さらに繁栄し、富が増える余地があることを示しているのだとか。
核家族化が進み、今はなかなか5段あるお重は見かけなくなりました。
4人家族だと3段でも少し残るほどでしょうか。
とはいえ、お重にもこんな意味があると知ってしまったら多いと思いながらも、
すべてのお重をしっかり料理で埋め尽くしたくなってしまいますね。

子宝や子孫繁栄を願って。

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数の子
数の子はニシンの卵です。
ニシン(二親)は卵が多い(たくさんの子がでる)ので
子宝や子孫繁栄を願う縁起物として食べられます。
数の子を見るとお正月という雰囲気が出ますね。
日本酒に数の子をつまむ親を見てうらやましくなったものです。

一気に豪華に見せる。長寿を願って・・・

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えび…エビの腰が曲がっている姿から、腰が曲がるまで、ともに長生きするようにという長寿のシンボルとして。
海老は腰が曲がるまで丈夫という長寿の願いが込められ、赤色は魔よけの色とも言われているから。魔よけとは別に朱色の晴れやかさから祝肴に使われるという説もあり。

まめに暮らしたい思いを込めて。

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くろまめ…「黒くまめまめしく」という語呂合わせから、陽に焼けてまめまめしく良く働くようにという意味…これは、筆者が学生時代に先生から教わった謂れです。
また、「まめに暮らす=元気に暮らす」という意味もあるようです。

子供も大好き♪おせちには多い。巻いた料理。

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【伊達巻】
長崎から伝わったシャレた料理
江戸時代、長崎から江戸に伝わった「カステラ蒲鉾」が、伊達者(シャレ者)たちの着物に似ていたので伊達巻と呼ばれるようになったようです。また、昔は大事な文書や絵は巻物にしていたので、おせち料理には巻いた料理が多くあります。
書物の巻物に似ているので、文化の発展、また学問成就の願いがこめられている

子供もヨロコブ?縁起物のいい食べ物。

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昆布巻き
昆布は「よろこぶ」という言葉に通じるので、縁起物とされる

おせちは色も縁起を担いでいる。

紅白や金色など、色もおせちの特徴のひとつです。栗きんとんや数の子など、金色をしているものもいろいろあります。海老も紅白が美しいですよね。「おめでたい色探し」をしてみるのも楽しいでしょう。
いかがでしたか?
知っていたものもいくつかあったのではないでしょうか。
また住んでいる土地で諸説あるものもありますので、関東と関西では違う意味を持つものもあるでしょう。
そんな違いも一緒に話をするといいですね。

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