【桃の節句】は【ひな祭り】?知っておきたい意味と過ごし方

桃の節句とひな祭り。三月三日の行事の呼び方は2つありますが、この違いって何でしょう。何となくしか知らなかった伝統行事の正しい意味を知って、素敵な一日にしませんか?意味さえ分かっていれば祝い方は人それぞれ。今年はみんなでお祝いしましょう!

桃の節句とは?

photo-ac (22525)

上巳の節供(じょうし,三月三日)の事。
お雛様を飾って、女の子の健康と幸せを祈る習わし。現在ひなまつりとして広く親しまれている。
「桃の節句」はピンク色の可愛らしいイメージがあり、女の子が主役のイベントにはぴったりです。「桃の節句」と「ひな祭り」は同じことを表しているのでしょうか……?

上巳の節句とひな祭り

平安時代頃から、3月の初めに海や山へ出て一日を過ごし身の穢れを洗い流す農村儀礼がありました。田植えの始まりにあたるこの時、田の神を迎える為に、紙で作った人形で体を撫でて穢れを落とした後、海や川に流していたようです。また、桃が邪気を祓い長寿を保つと言う中国思想の影響を受けて、桃の花の入った桃酒を飲むようになったようです。
江戸時代に入ると、紙の雛人形を流す行事は川が汚れるという理由から流すことが難しくなってきました。その頃から、現在の雛壇を飾る「雛祭り」へと行事の内容が移行したのではないかと言われています。
伝統行事は時代に合わせて少しずつ変わっていくのですね。確かに人が増えると川に流す人形も増えて、処理に困るのも理解できます。形を変える柔軟さが、伝統行事の存続には必要なのかもしれません。

上巳の節句は「五節句」の一つ

五節供 ごせっく
季節ごとの食物を神に供えて,節日を祝う儀式。五節会 (ごせちえ) が朝廷の儀式であるのに対し,公家以下庶民の行事であった。1月7日の人日 (じんじつ) ,3月3日の上巳 (じょうし) ,5月5日の端午 (たんご) ,7月7日の七夕 (しちせき) ,9月9日の重陽 (ちょうよう) の5回である。
端午の節句との関係は何となく分かりますが、七夕とも関係があるのは意外。1月は元日でなく、7日なんですね。七草がゆを食べる日です。最近では存在が薄れてきたようにも思いますが、一年の豊作や健康を祈る大切な行事です。

ひな祭りに込められた意味

ひな祭りは「上巳(じょうみ)の節句」ともいわれ、平安時代に始まりました。その時代は高貴な生まれの女児の厄除けと健康祈願のお祝いとして行われていました。その後、庶民にも浸透し、今に至ります。ひな祭りは単なるお祭りではなく、お七夜やお宮参りと同じように女児のすこやかな成長を願う「行事」であり、お雛様はその女児に降りかかろうとする災厄を代わりに引き受ける災厄除けの守り神のようなものなのです。

ひな人形はどこに飾る?

illust-box (22536)

雛人形を飾る場所ですが、特に省スペースのものであればサイドボードの上や箪笥の上、ピアノの上など、どこに飾っても大丈夫です。その時にちょっとした工夫をすると一段と美しく飾れます。
せっかくお雛様を飾るのですから、家族の目の届かない部屋に飾るのではなく、リビングなど家族の目の届く場所に飾って、桃の節句をお祝いしてください。
【例】
例えばピアノの上などの場合、親王飾りの下に赤い毛氈(もうせん)等を敷いて飾る事によって、毛氈の赤とピアノの黒のコントラストにより、おひな様が一層映えて、きれいに飾れます。
どこに置いてもOKというのは嬉しいですね。広くはない家でも、テーブルの上やベッドのサイドボードなら小さめのおひな様を飾ることができます。季節感もありますし、女の子(女性)を守ってくれるという嬉しいオマケつき。せっかくなら飾りたいですよね。

お祝いのしかた

illust-box (22545)

 ひな祭りのお祝いは、本来当日ですが、前の晩(宵節句(よいぜっく)といいます)にお招きしてお祝いするのもよいでしょう。両家の両親やお祝いをいただいた方、普段親しくしている方たちを招きます。

 ひな祭りのごちそうは、お寿司とはまぐりのお吸い物がつきものです。はまぐりは、他のはまぐりのフタとは絶対に合わないところから、女性の貞節を教える意味で使われます。
 また、お寿司が好まれるのは、ちょうど新鮮な春の魚介類が出回るため、季節感を味わうのによいからです。

ちらし寿司とハマグリで、爽やかな春らしい食卓になりそうです。メインがさっぱりしているので、サイドには子供の喜ぶポテトや唐揚げを用意してあげてもいいですよね。桃の花をあしらった飾りを添えると、さらに華やかになります。

気軽にひな祭りを祝おう

桃の節句はひな祭りと同義と考えてよさそうです。美しい伝統行事はいつまでも残したいですよね。小さな飾りを部屋にちょこんと飾るのでも構わないのですから、気負わずひな祭りをお祝いしましょう。

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. そもそも納骨とは?via www.toyostone.co.…
  2. 今週末は、普段馴染みのない神社やお寺にお出かけしてみませんか??デートや…
  3. キューピッドの由来は幸せを呼ぶキューピッドの由来は、ローマ神話の愛の神クピドから来て…
PAGE TOP