【9】【九】数字にまつわる縁起のいい話を少しだけ♪

数字の「九」といえば、苦を連想させ、あんまり好まれていない数字だと思いますが、実はなかなか縁起の良い数字だったのです!知らない方は多いのではないでしょうか。縁起の良い「九」はどのようなものに使われているのでしょう。

馬九行久!ダジャレじゃないよ!

馬九行久とは江戸時代から言い伝えられている、縁起の良い九頭の事です。
読み方は、うまくいくです。
引き締まった美しい体で力強く走る馬。
そんな馬が九頭群れを成していたらとても縁起がよさそうです。
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うまくいくの漢字表記は、馬九行九、馬九行駆、馬九行久などまちまち。
当て字が異なるだけでどれも同じように、「万事上手くいく」「何事も上手くいく」という意味で使われてきた縁起のよい言葉です。

ではなぜ九頭の馬が幸運につながるのでしょうか。
それは、昔から九頭馬は九つの運をあらわすとされてきたことに関係があるようです。
勝負運、金運、出世運、家庭運、愛情運、健康運、そして商売繁盛、豊漁豊作、受験合格…
七福神と似た考え方かもしれませんが、船に乗った神様たちとはまた違った力強さが馬にはありそうです。

左馬は、右に出るものがいないほど、ずば抜けた存在ということから大変縁起が良いと言われています。

また、円陣を組んで駆け回るかのごとく配置された形は、永遠・無限を表していますので、入って来るお金や財が途切れなく回り、『 金まわりや資金繰りが良くなる 』という金運増幅の意味や、身の周りの邪気を払いのけ、良い気の流れを円滑に循環させる意味も併せ持っています。

野生の馬は群れを成します。昔は「九頭の馬に出会えるといいことがある」とされていたのかもしれません。

「馬九行く」の縁起物の馬のデザインはほとんどが、左向きの題材が多く見受けられます。これにも理由があります。
古来より「左馬」に勝るものなし。の言葉通りです。
左馬は「右に出るものがいない」ということから、勝負運を上げるといわれています

実は中国では縁起の良い数字

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中国では縁起縁起縁起と、数字に並々ならぬ縁起を求めます。
日本は数字の「九」は「苦しむ」などあまり、
縁起の良さを連想させる数字ではないですが、
中国の場合は「九」は「永遠、長い」を連想させる「久」をイメージさせます。
北京語で「九」の発音は「久」と同じ発音で、その意味は「長い時」または「永遠」を意味します。
また数学的に9は、決して変化しない数字です。9の倍数の数同士を足すと9になります。例えば、9×9=81、8+1=9。9×5=45、4+5=9・・・。
ですので9は、安定的に長期間に幸運を運ぶ数なのだといわれます。
伝統的なものとしては「9」が人気があります。
日本では、「9」は「苦しむ」として嫌われる数字ですが、中国では好まれているとはこれまた興味深いですね。
「9」は「ジュー」と発音し、「久」(ジュー)と発音が同じであり、「永遠」等の意味を表すとして特に中国人女性に人気です。
また、中国では、偶数を陰数、奇数を陽数としてその奇数が重なる日を祝う習慣がありました。奇数(陽数)が重なっている日を重陽と言い、奇数の中で最も大きな数である「9」が古代から特に好まれて来たというわけです。そのおめでたい数である「9」が重なる「9月9日」は、重陽の節句として縁起の良い日とされてきました。
その他、「9」には、「災難を逃れる」という意味が含まれているため、古来、この日に高い場所へ登り、菊酒を飲む習慣があったとされています。
このように、中国では、「9」はおめでたい数字だと考えられています。
確かに九の読み方は苦の他にも、久にも当てはまりますね。
日本では九は苦を連想する事が多いと思われますが、
中国では久なのですね。
永久と言う意味として、恋愛や結婚、友情などに好まれるそうです。

日本ではホテルやアパートには九号室がない、と言うほど避けられている数字ですが、
お国柄でいろいろ発想が違うのは、とても面白いです。

生活の中にも九は沢山ある

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ヒトの必須アミノ酸は全部で9種類であるとか、9は最小の奇数の合成数であるとか、そんな理系豆知識も。
九重は皇居のことで、太陽を九陽と書くこともあるそうです。
九は陽の最も大きな数字で、九月九日を重陽の節供といいます。
お辞儀の仕方も九礼(通り)で表現します。
九という数字は意外と生活の中にもあるのですね。
九星気学という占いもありますね。
一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫と、
聞き覚えがあるのではないでしょうか。
もっと日本において馴染みがあるといえば、九州がありますね。
中国式に考えれば永久という事で素晴らしい地名ですね。

このような事を知ると、九の見方も変わってくるのではないでしょうか。
テストで九割できた!なんて嬉しい事ですよね。

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