動物の王様ライオンが由来の【縁起物】ってどんなもの?

動物の王様といえばライオンですよね。日本だけでなく世界を見渡すと、ライオンをモチーフにした縁起を担いだものがたくさんあることに気が付きました。何か秘密があるのかと思い、ライオンについて調べてみました。

ライオンについて

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動物の王様といえば「ライオン」。いつ見てもかっこいい姿ですね。
主食はシマウマやキリンなどの草食動物です。
ライオンが獲物を狩る姿は圧倒されますよね!とてもネコ科とは思えません!
日本では動物園でしか見ることができませんが、野生では西アフリカとインドの一部に生息しているようです。
ただ・・・今では住む場所がなくなったり、人間に殺されたりなどの理由で絶滅危惧種になっています。

そんなライオンが由来となっている縁起物って何なのでしょうか?今回はそんなお話です。

1:獅子舞

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 獅子頭を頭にかぶって舞う伝統芸能 獅子舞は、日本各地の正月行事
 や晴れの日に舞われ、幸せを招くと共に厄病退治や悪魔払いとして
 古くより伝えられてます。
 獅子に頭をかまれると、その年は無病息災で元気で過ごせるという
 言い伝えがあります。
 獅子舞は大自然の霊力を我々に授けてくれる不思議な芸能です。
 モチーフといわれているライオンは日本列島には生息して
 おらず、アフリカ大陸やインド、紀元前にはヨーロッパにもいたよ
 うです。 その中でもインドが獅子舞の起源といわれていますが、
 もしかするとエジプトやペルシャ文明まで遡れるかもしれません。
獅子舞の獅子の歴史をさかのぼってみると、起源は日本ではなく外国からと言うことが分かります。
獅子舞は日本のイメージがあるので、意外ですね。
ちなみに獅子はライオンの別称です。

西と東の獅子舞

日本の獅子舞には、大きく分けて伎楽〔ぎがく〕系と風流〔ふうりゅう〕系の二つの系統があります。

※伎楽系
獅子の頭につけた胴幕の中に二人以上の人が入って舞う、「二人立ち獅子舞」が多く、これは大陸から伎楽の一つとして伝来したもので伎楽系の獅子舞と言われています。本州中部以西の西南日本で多く見られます。

※風流系
関東・東北地方などで行われている鹿舞〔ししおどり〕と呼ばれるもので、鹿〔しし〕の頭をかぶり胸に太鼓を付けた一人立ちの舞いで、太鼓を打ちながら踊るものです。

日本の獅子舞も食文化と同じで東西に分かれるみたいですね。

2:シーサー

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沖縄では、獅子のことをシーサーとよびます。方言では「しーし」とも呼びます。

シルクロードの時代、西域ではライオンのことを「シ(SHE)」と読んでいました。
中国では、この「シ」という音に「獅」の字を当て獅子とつけました。
ちなみに 「子」については、中国語によく見受けられる敬称で特別な意味はありません。

この獅子の文字が沖縄に伝来し、シーサーあるいはシーシと沖縄風に発音されていると考えられています。

沖縄に行くと必ずと言っていいくらい見かける2匹のシーサー。
小さい体で大きな家を守ってくれています。

3:マーライオン

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7世紀頃シンガポールはトマセック(Temasek)と呼ばれており、当時の言葉で海の町という意味でした。

11世紀にスマトラ島の王族のサン・ニラ・ウタマがシンガポール島を目指して航海した際に、途中で海が激しく荒れ、王族の王冠を海に投げ入れたところ、海が静まり無事に上陸でき、その際に不思議な生き物を見つけ、それはライオンであると教えられた為、その土地をサンスクリット語のライオン(Singa)の町(Pura)という意味のSingapuraと名付けたそうです。
また、現在のシンガポールという国名の由来もここから来ているそうです。
※ただし、シンガポールにはライオンは生息しておらず、王子が見たのは虎だったと言われています。

現在でもシンガポールの象徴が獅子であるのはこのことから来ている様です。

巷では世界3大ガッカリの一つとされているマーライオン。しかし、ナマで見てみると迫力がありますよ。

下半身の秘密

1964年にシンガポール政府観光局の設置に際し、バンクリフ水族館の館長フレーザー・ブルーナーがこのライオンの伝承を元に、シンガポールが昔海の街(トマセック)と呼ばれていた事から、フランス語で海を意味するMerを組み合わせてマーライオンをデザインし、最初はシンガポール観光局のロゴマークとして利用されていたそうです。(ロゴとしての利用は1997年までだそうです。)

このときライオンと海のイメージを掛け合わせてライオンの下半身が人魚のように魚になっているマーライオンが生まれました。
※ちなみにですが、マーライオンは雄だそうです。

4:スフィンクス

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スフィンクスはエジプトだけではなく、メソポタミア神話やギリシャ神話にも登場します。ここではエジプトにおけるスフィンクスについて触れていきましょう。

ギザの大スフィンクスは、第2ピラミッドを建造したカフラー王が作ったとされていました。スフィンクスの顔もカフラー王の顔で、ピラミッドを守っている存在とされてきたのです。

ネメスという頭巾をかぶったファラオ(王)の顔を持ち、体はライオンの形をしています。王者のシンボルでもある顎髭をたくわえ、神聖なものとされてきました。

スフィンクスは長い間砂漠の砂に埋もれていました。全貌が明らかになったのは100年前にも満たない近年になってからです。ナポレオンがエジプト遠征でギザを訪れたときも、砂に埋もれていました。その顔は恐らく元々違う顔をしていたと考えられています。

エジプトにある他のスフィンクスは、体はライオンですが顔(頭)は山羊の形をしています。恐らくギザの大スフィンクスもそうだったと考えられます。後に、カフラー王の顔に掘り変えられたと考えていいでしょう。大きさは高さ20m、長さは73mです。

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