置き物や時計などで人気のある「ふくろう」。実は日本のみならず海外でも縁起のいい神様のような存在だったんです。また、金運アップや知性の象徴ともいわれています。そんな「ふくろう」の魅力をまとめてみました。
ふくろうってどんな動物?
フクロウ(梟、鴞、学名:Strix uralensis Pallas, 1771)は、フクロウ目フクロウ科フクロウ属に分類される猛禽類である鳥類の一種[2][4]。夜行性であるため人目に触れる機会は少ないが、その知名度は高く[5]、「森の物知り博士」、「森の哲学者」などとして人間に親しまれている[6]。木の枝で待ち伏せて音もなく飛び、獲物に飛び掛かることから「森の忍者」と称されることがある[7]。
ふくろうには縁起のいい当て字がされている。
「福来郎」「不苦労」などどいった縁起のよい吉祥な当て字が充てられ、「福が来る」「苦労がない」などを願った縁起物として愛されています。
縁起物両親や祖父母、お世話になった方へ、感謝の気持ちを込めた贈り物にもふくろうはたいへん喜ばれます。
ふくろうには様々な当て字があります。「不苦労」…苦労知らずの意
「福来」…福が来るの意
「福籠」…福が籠にたくさんつまったようす
「福老」…幸福に年をとるの意
どれもとてもおめでたいですね。
ふくろうは「世間に明るい」家の守り神?
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家の守り神の効果もあります。
夜行性なので、夜の番人ともなっていますし、先見の明があるともされています。
フクロウは夜行性で夜目が利くことからも「世間に明るい」などの意味もあります。
またふくろうのモチーフを玄関先に備えておくと、家人が寝静まった後でも可愛いふくろうが、外出帰りをいつも迎えてくれますよ。
一人暮らしの女性宅の玄関にふくろうは心強い存在になってくれそうですね。
確かに、ぎょろっとした目に、後ろまでしっかり見回せるくるくる回る首はまさに森の番人です。
しっかり見守ってくれそうな雰囲気に安心感があります。
ふくろうは首が回るから金運アップ?
借金をすると首がまわらなくなるという言葉があります。
ふくろうは首がクルクル回りますので、そういったことがないという意味になるのです。
もともとふくろうは「福来」や「福老」とも言われています。
福を呼ぶ生き物で縁起がいいのです。
ふくろうは、金運アップの縁起のいい動物なので追い物などは金色の物が多く見られるのですね。
ふくろうは知性の象徴。
フクロウはまた、かつては女神の知恵を具象化した鳥であったところから、知恵の鳥でもある。
フクロウは、ギリシア神話では知恵の神・アテナ女神の従者とされています。そのためフクロウが知恵・知識・学問・芸術のシンボルと言われるようになりました。「学問の神様」・「森の賢者」という呼び方もされています。
フクロウは、ギリシア神話では首都アテナイを守護する女神アテネの従者で「知恵の神」「学芸の神」「農業の神」とされています。
ローマ神話ではミネルヴアの従者として「哲学の神様」「知恵のお守り」「技術、職人の神」、中国では「悪魔払いの鳥」、韓国では、「招福の神」、メキシコでは「富の象徴」、オーストラリアでは女性の守り神として、 原住民には守護神そのもの、と、東洋・西洋にかかわらず、知性・知恵・勉学・守護の象徴とされています。
ふくろうが縁起がいいというのは日本だけではないんですね。
日本だけでも長寿や福・家庭の安全に金運アップ・さらに知性の神様と縁起のいいことばかりなのに、
海外でも、国によって少しずつ違ってはいますが、どれもいい意味のものばかりです。
どれも厄や悪魔をはらってくれる知性のある神様・または神様の使いであるようです。
ふくろうの置物はどこにおくといい?
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玄関には、ふくろうの置物などを飾って置きましょう。
ふくろうとは、漢字で不苦労とも書き、苦労をしないという意味があります。
このことから、学力アップや金運アップなどの効果があり、また、ふくろうは首が180℃回転することから商売などの見通しが良いとも言われています。
方角的には西向きに置くと金運が上がると言われています。
特に玄関は、風水では大事な客や、運気が入ってくるところであり、玄関を綺麗にしないと幸運はやってこないともいわれています。
玄関に飾ると、家の中に幸運を招きいれます。
ふくろうの横に花が生けれるようになっていますので玄関の下駄箱の上に飾っています。ふくろうはもう一つ外国でふくろうは(ミネルバー)と呼ばれ「知恵の神様」「学問の神様」としてあつかわれていますので書斎でも構いません。ケースの中に人形のように飾らずに目に良く付くように飾られるとご利益があるかもしれません。この名前を取った有名な書店がありますが元を正すとなるほどと思いました。
ふくろうには縁起のいい理由がたくさんありますので、そのふくろうに何を望んでいるかによって
置き場所も変えるといいでしょう。
家の守り神として置いておく場合には玄関に、知性の神として学業を見守っていて欲しい時には
机の上がベストですね。
またふくろうの色にも気をつけてみてみましょう。
金運を上げたいのであれば金色や黄色、家内安全・恋愛運・夫婦円満などにはピンクなど
色にもこだわってさらに縁起の良いふくろうにしましょう。