お月見だけじゃない!9月の縁起物「菊」の節句も忘れずに!

誰でも知っている、9月のお祝い事「お月見」。でも、9月には他にもお祝い事があるってご存知でしたか?「重陽の節句」というもので、別名「菊の節句」とも呼ばれています。9月の縁起物「菊」を飾ってぜひお祝いしましょう!

「重陽の節句」とは?

 (18433)

「重陽」とは9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日です。陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれています。日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われています。
菊を飾って長寿を祈る「重陽の節句」。
今ではお祝いする人が少ないと思いますが、古くは奈良時代から行われてきたんですね。

五節句のひとつ

一年の節目となる日を節句(せっく)と言います。
もともとは、中国から伝わった暦上の節目の日で、奇数が重なる日に邪気を祓う行事が行われていたものですが、日本に伝わった後少しずつ変化し、江戸時代にはお祝いの日として幕府によって公的に定められたとのことです。

節句は一年に5つあり、これを"五節句"と呼びます。
節日(せちにち)として食べ物が供されました。年間の節目となる日を節日と言い、1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕(たなばた)、9月9日の重陽(ちょうよう)があります。

五節句の制度は明治6年に廃止されましたが、年間行事の一環として定着しています。

縁起の良い奇数が重なる日をお祝いする「重陽の節句」。
1月7日の「七草粥」(人日の節句)、3月3日は「ひな祭り」(上巳の節句)、5月5日の「こどもの日」(端午の節句)、
7月7日の「七夕」(七夕の節句)は今でもお祝いしますが、9月9日の「重陽の節句」だけ
あまりお祝いしなくなってしまったのはなんだか寂しい気もしますね。

縁起物「菊」の効果

古代中国では菊は「翁草〔おきなくさ〕」「千代見草〔ちよみくさ〕」「齢草〔よわいくさ〕」と言われ、邪気を祓い長生きする効能があると信じられていました。
その中国の影響を受けて日本では、8日の夜に菊に綿をかぶせ、9日に露で湿ったその綿で体を拭いて長寿を祈っていました。また、菊に関する歌合わせや菊を鑑賞する宴が催されていたそうです。現在は寺社などで行事を行う程度で一般にこれといった行事はあまり行われていないようです。
菊には邪気を払う効果や長寿の効果があるとされていたんですね。
薬草として用いられたり、日本の国花としても親しまれていますから、
この機会にお祝いしてみるのもいいかもしれませんね!

重陽の節句の食べ物

菊の花

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現代では食用菊も多く栽培されており、普段はお刺身の盛り合わせについてくるだけなことが多い食用菊、この日ばかりは主役です。

食用菊を使ったお吸い物やおひたし、菊をかたどった甘味などを食べることで、不老長寿や子孫繁栄を願う文化があります。

菊酒

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日本酒と、焼酎の2種類があります。

日本酒は、菊の花びらを浮かすだけです。
おちょこに、1~2枚置いてから、冷酒をつぎます。
風流ですよね~。

焼酎は、35度のホワイトリカーに、
菊の花びら(食用の売っているもの)、
氷砂糖、レモンを
専用の密封できる瓶に漬け込みます。

要は、果実酒という事ですね。
約1か月後、菊、レモンを取り出します。
その後は、風味が出るまで、熟成させます。

もちろん、飲むときは、割っても、ロックでもいいですが、
やはり、菊の花びらを、1~2枚浮かべて・・・

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秋の味覚の代表ともいえる栗ですが、重陽の節句においても大事な役割を果たします。

農村などでは「栗の節句」とも呼ばれ、多くの場合、栗ご飯として食べられます。

なす

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「九日(くんち)にナスを食べると中風にならない」といわれ、重陽の節句には欠かせない食材のひとつです。

※中風(発熱・発汗・咳・頭痛・肩のこり・悪寒)

焼きナスや煮びたし、てんぷらなどで食べられます。

旬の食べ物は普段よりも美味しさが増していて、その季節に必要な栄養素も豊富に含まれています。
さらに、安く手に入るのでお財布にも優しい!
縁起がいい上に美味しく体にもいいならこれはぜひ食べておきたいですね!

最後に

いかがでしたか?
菊を飾る機会も食べる機会もなかなかない、という方は、
9月9日の重陽の節句にはぜひ菊を飾ったり食べたりと楽しんでみてください!
長寿を祈る日ですから、ぜひ家族と一緒にお祝いしたいですね!

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