実は2月にあった節分以外の縁起物【初午大祭】をご存じ?

2月の縁起物と言えば、節分がみなさん思い浮かぶと思います。昨今ではそこに付随して恵方巻も市民権を得たように思われます。けれども、他にもめでたい行事である「初午大祭」をご存知でしょうか。知らない人は全く知らない話をご紹介いたします。

●そもそも「初午大祭」って?

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簡単に言えば、「初午」に合わせて
全国の「お稲荷さん」で行われるお祭りのことです。

簡単な説明なので、「…?」となると思います。
そこで「初午大祭」にエトセトラを紹介していきます。

・「初午」とは。

2月最初の午(うま)の日(2016年は2月6日、2017年は2月12日)。
本来は、農作業が始まる旧暦の2月に行われていました。
様々なカレンダーがありますが、たまにカレンダーをよく見ると
2017年1月1日(戊子)とあります。
そして
2017年1月2日(己丑)とあります。
よく何年生まれかなどの話題をする時に、今年は酉年で
●●は何年生まれだから午年などと言うことがあります。
実は日にちも同じように子(ねずみ)の日や丑(うし)の日
そして酉(とり)の日や午(うま)の日があります。
年と同じように日にちにも十二支で循環して数えられています。
立春 | Ayumi English Academy (16155)

立春は、冬至と春分の間の2月4日頃に当たります。また、この日から雨水(2月19日頃)までの期間を立春と呼ぶこともあります。立春は冬と春の分かれる節目の日である「節分」の翌日で「寒さがあけて春に入る日」いわば春の初日です。
そこで、「あれ初めての午の日って1月じゃないの?」と思うのが普通。
けれども旧暦では2月の立春が一年の始まりでした。
ですので、立春以降の初めての午の日が「初午」の日となります。

今年の立春は2月4日ですので、初午の日は2月12日となります。

・なぜ「初午」でお祭りに?

立春を迎える2月の最初の午の日は、一年のうちで最も運気の高まる日とされています。
※「午(うま)」は方位の南を示し、時間は正午を表わします。この時間は太陽が最も高く上がり、一日のうちで陽光の力が最も強まる時といわれています。

餅まきが行われる地域もあります。

まずは、そもそも「午」というのが縁起が良いことがあげられます。
また旧暦の2月は、今の3月にあたりますので
稲作の開始の目安にもなっており、「初午」というのは農業にとっては大事な日にちでした。
伏見稲荷大社

伏見稲荷大社

稲荷神社は全国に約4万社。農業、漁業、商売、家庭円満にご利益があるとされ、京都市伏見区の伏見稲荷大社が総本社です。伏見稲荷によると、和銅4年(711年)の2月の最初の午の日に、祭神が稲荷山(伊奈利山)の三箇峰に降りたという故事から、稲荷神を祭る祭事が行われるようになったとされます。
このような由来があり、前述の内容と合わさることで
「初午」という記念日に「初午大祭」でお祭りをするということが
一般的に広がっていきました。

●「初午大祭」の珍しい物

【いなりずし】

【いなりずし】

稲荷神社といえばきつねですが、きつねは稲荷神のお使い役で油揚げが大好物。初午の日には、油揚げや油揚げにすし飯を詰めたものを奉納しました。これが、いなり寿司の始まりで、きつねの大好物の油揚げを人間もたくさん食べられるよう考案されたのが、いなり寿司です。稲荷神社といなり寿司を「おいなりさん」と呼ぶのも頷けます。
いなり寿司は、東日本では米俵に見立てた俵型ですが、西日本ではきつねの耳に見立てた三角が主流です。
【しもつかれ】

【しもつかれ】

初午の行事食として有名なのが、栃木県を中心に北関東に伝わる「しもつかれ」です。鮭(新巻鮭)の頭と、鬼おろしですった大根やにんじん、油揚げ、大豆、酒粕と煮る煮つけ。おせち料理や節分の豆の残りなどをうまく使った栄養満点の郷土料理です。
地域によりしもつかり、しみつかり、しみつかれ、すみつかれ、すみつかりとも呼びます。
初午団子

初午団子

初午には蚕の神様を祀る行事も行われました。
養蚕をしている家では
繭がたくさんできるようにと願い
餅粉で繭の形に作り、お供えしました。
なので、初午団子は「まゆ団子」とも言います。
初午には蚕の神様を祭る行事も行われました。養蚕をしている家では、繭がたくさんできるようにと願い、餅粉で繭の形に作った団子をお供えしました。地域によっては、団子を繭玉に見立てて中に小豆を一粒入れたり、ざるの中にマブシ(わらのようなもの)を入れて蚕が繭を作るように飾ったり、繭がシミにならないよう醤油をつけずに食べたりします。
また、初午団子をたくさん振る舞うと、繭から毛羽をとる「繭かき」の作業が賑やかになってよいといわれ、近所の家に配る風習もありました。
これらのように京都の伏見稲荷大社だけのお祭りというわけではなく
全国の稲荷神社でお祭りが行われており
また場所によって、独自性のあるお祭りです。

もしご興味あれば、今年の「初午」の日は
お稲荷さんに詣でられてはいかがでしょうか。

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