縁起が良いものをもらって悪い気持ちになる人はいません。というか、嬉しいですよね♪お土産・手土産を何にするか悩んだら、喜ばれる縁起が良いものを送りましょう。縁起が良い小物や食べ物についてまとめてみました。
手土産に迷ったら縁起の良いものを
縁起の良いもの縁起の良いお土産としてはバームクーヘンやお饅頭など、「丸く収まる」ことを連想させる丸いものが良いと言われており、逆にケーキなど、「切れる」ことを連想させるものは良くないとも言われています。結婚挨拶の定番として多くの人が選んでいる羊羹なども「切れる」ことを連想させるので良くない、という方々も一部にいらっしゃいます。縁起ものや礼儀に敏感なご家族向けには避けたほうが無難かもしれませんね!
相手の家の近くではなるべく買わない
お相手の近くで購入すると、価格がわかってしまうばかりか間に合わせの印象を与えてしまうため、避けたほうが良いかもしれませんね。お忙しいかたは事前にネットなどで購入して準備してみてはいかがですか?
バームクーヘン
バームクーヘン(バウムクーヘン)は丸い棒に生地をかけ、直火で均一に回しながら焼いていきます。表面が焼けたら、再び生地をかけて焼きます。これを何回も続けていき、徐々に太くしていき、時間をかけて一本のバームクーヘン(バウムクーヘン)がつくりあげられます。この工程そのものが、これから家族をつくりあげていく新郎新婦お二人の門出にもっとも相応しいとして、支持されているのではないかと思われます。さらに他の製菓と比較して日持ちがする点や(賞味期限は夏場2週間、冬場3週間)、持ち運びに便利だということも、結婚式の引き出物や内祝いに好まれている理由と言えます。
紅白饅頭
紅=赤ちゃんという出生を意味
白=死や別れの、白装束を意味この2つの色から、
人生そのものを表している!
という意味があり、
紅白が縁起物となったのです
困ってしまった時には、縁起の良いものをプレゼントしましょう。
相手の事を考えたプレゼントや手土産だという事が伝わりますし、
そういった事に敏感な方ももらって嬉しさを感じる事ができます。
まずは小物だと祝い箸
たとえば、お正月の祝い箸もその一例。白木の真新しい箸に歳神様を招き、神様と一緒に食事をいただくという考えのあらわれとされています。そんな箸の材料として圧倒的に多いのは木。しかも、縁起に結びついた木が素材となっていることが多いといいます。
本書『日本のたしなみ帖 縁起物』には、箸の素材に込められた「意味」ついて、こう解説しています。
柳:木質がしなやかなことから"家内喜(やなぎ)"として正月の祝い箸に使われる。挿し木でもよく育ち、生命力が強いので長寿繁栄の木でもある
南天:"難を転じる"との縁起を担いで、厄除け長寿箸として、米寿などの祝い事に配られる
杉:まっすぐに上に伸びる常緑樹で長寿の象徴。
毎日ご飯を食べる時に使うものですし、
もらってもスペースを大きく取るような商品ではないので困ることがありません。
縁起が良い可愛い柄のものも販売されていますので、気に入ったものを選び手土産に持っていきましょう。
金魚の柄の小物もおすすめ
また、金魚も人気の高い柄です。銀座店で先行発売されているランチョンマット(メイン写真、2592円)やコースター(864円)は、国産い草で編んだものにほのぼのとした金魚柄が刺繍され、食卓を明るくします。スリッパやがま口に施されているのは、「サガラ刺繍」。柄に立体感が出る独特の技法で、つい金魚のひれをなぞりたくなるようなやさしい風合いです。
刺繍とひとことで言っても、いろいろな伝統技法や新しい提案が取り入れられ、楽しみ方は無限に広がっています。あなたも刺繍小物をお気に入りアイテムの一つに加えてみませんか。
見た目にもかわいいですし、色も赤などの暖色系なので明るく見えます。
その方が好きそうな財布やタオルなど、小物に金魚がついているものを選んでみましょう。
食べ物ではアワビ・勝ち栗・昆布など
まずは、うちアワビ、勝ち栗、昆布。これはその昔、武士が戦に出陣する前に戦勝祈願として食したものです。
うちアワビ ⇒ (打って)
勝ち栗 ⇒ (勝って)
昆布 ⇒ (よろこんぶ)
という意味があります。
『単なるダジャレか~』と思いきや、戦国時代の武将たちも出陣の際にはこれらのものを食べて出陣したとか。
またこれらのものは保存食として持ち歩く事もできたので保存食として重宝されたようです。
武士だけではなく、民間にも縁起の良い食べ物があります。
普段あまり食べないものなどで縁起が良いものを持っていけば、とても喜ばれるでしょう。
縁起物の食べ物の種類は豊富にあるので、どれを購入するか買う側としても楽しめます。