縁起のいいお正月の締めくくり。【小正月】ってどんな行事?

正月は新年を祝い、良い年になるように縁起の良いことをいっぱい行いますよね。しかし、実は1月15日の小正月こそ、お正月を締めくくる縁起の良い行事だったんです。小正月には一体何をすると良いのか、必見です!

小正月って何?

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新暦が伝わり導入されると、
1ヶ月は、新月から次の新月の前日までへと変化します。
 ※新暦への改暦は、明治5年に行われました。

それに伴って、現在同様、
一月一日を、正月とするようになりました。

しかし、庶民の間では、
旧暦の風習が、無くなることはありませんでした。

満月を望月と言った事から、
旧暦1月15日を、望(もち)の正月として祝っていたのです。

このことがあって、
元旦を大正月、15日を小正月と呼ぶようになりました。

それぞれの行事も、

大正月:歳神様を迎えるもの
小正月:豊作祈願や家庭的なもの
と、分れていき、現在に至ります。

1月1日の大正月は女性にとってとても忙しい日でした
15日の小正月の時期くらいにやっと落ちつくことから、
1日は男正月15日の小正月は女正月と呼ばれることもあるようです。
小正月までを正月ということが多いので、やっと一息つくころだったんでしょうね。
しかし、お正月に比べると馴染めがない小正月って具体的には何をする日なんでしょうか。

小正月って何をする日?

悪霊払い

どんど焼き 無事終了♪ - 花風舞記(はなふぶき)アドバンスブログ (7856)

小正月に行われる、悪霊払いの行事は、
「左義長」や「どんど焼き」と呼ばれます。

そう!
正月飾りや書初めなどを燃やす、あの行事です。左義長

悪霊払いって何をするの?と、思ったあなたも、
きっと、ご存じなのではないでしょうか。

由来については、諸説ありますが、

平安時代に、宮廷で行われていた
「三毬枝(さぎちょう)」という悪霊払いの儀式が、
民間に広まった。

というものが、有力です。

どんと焼きは悪霊払いの儀式だったんですね。
お正月に書いた書き初めを小学校にもっていってみんなで燃やすどんと焼き。
子供心にその大きな火から目を背けることがなぜかできず、夢中になって眺めたものです。

吉凶占い

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大正月の雑煮、七日正月の七草粥と同じように、小正月には小豆粥を食べる風習があります。
小豆の赤い色が邪気を祓うとされ、小豆粥を食べると一年間、病気や災難から守られるという信仰があり、小豆粥を炊いて家族の無病息災を祈りました。
うるち米に小豆を混ぜて炊いた粥に、多くの場合「粥柱」(かゆばしら)といって、餅を入れて食べます。

また、粥の炊き上がり方によって、その年の農作物の作柄を占う重要な神事があったことも、小正月に小豆粥を食べるようになった理由のようです。

この風習は、平安前期、寛平(889~898年)の頃から始まったとされています。
『枕草子』にも小豆粥が登場します。
また、昔、黄帝と戦った蚩尤(しゆう)という悪人が戦いに敗れて、正月十五日に処刑されたので、その霊を慰めるために黄帝がこの粥を作って年中の邪気を祓った、という中国の故事が起源だといわれています。

枕草子の時代からあったんですね。
七草粥はスーパーでも大きく扱っていますが、地域柄か小豆粥はあまりなじみがありません。
お粥の炊き加減によって占いをするなんて、とても曖昧な感じがしますが、とても面白いですね。

豊作祈願

今年の農作業が、順調でありますように。
豊作の秋を、迎えることができますように。餅花

そんな祈りを込めて「餅花」を飾りました。

元々は、ヤナギなどの枝に、
紅白の餅(団子)を小さく切って刺したものでした。

が・・・

時代の流れとともに、
黄色や緑色などに着色した餅が
飾られるようになります。

現在は、小判やお多福の飾りが付いて、
より一層、華やかなものになっています。

小正月に縁起のいいもの

削り花

ケズリバナ(削り花)の美しさ | 堀川 波のブログ (7853)

ヌルデ、ニワトコ、ヤナギなどの柔らかい色の白い木肌を削って玉のように丸めたり、花の形に削った「削り花」や、ヌルデの木を一〇センチぐらいに切り、皮をむいて白くしたものをアワの穂に、皮付きのものをとヒエの穂に見たてた「粟穂(あわぼ)」「稗穂(ひえぼ)」を作って、アワ、ヒエが豊作になることを願いました。

餅花

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餅花は大正月というよりもむしろ小正月に飾られたようです。

紅白のお餅を稲の花に見立て、今年の豊作を祈る予祝(前祝い)を表しています。

蚕の形のお餅をつけると、繭の豊作を祈る形となり、これは繭玉とよばれます。

他にまい玉などとも呼ばれ、地方によっていろいろな名称があるようです。

団子木飾り

団子木飾り:晴れ時々曇り :So-netブログ (7855)

小正月は女正月とも言い、女性が正月の時期は準備で忙しく働くので、その功をねぎらうのが小正月。本来は、豊作や家族の無病息災などを願う行事として行われたようです。
 そしてその際に飾るのが 「だんごの木飾り」です。そして我が家は毎年「だんごの木」を用意して、枝に小さく切った団子や餅を刺し、ふなせんべい(最中の皮みたいです。)でできた紅白や黄色・紫で色づけされた小判、鯛などに糸を通して飾ります。そして、この飾りは節分ぐらいまで飾り、お餅は小さく砕いて揚げてかきもちにして皆でいただきます。私が小さい頃は、祖母に「ふなせんべい」にもあんこを入れてもらって食べた記憶があります。
小正月は家族の無病息災や農家が豊作を願って行う縁起のいい行事だったんですね。
小正月に飾る縁起のいいものは、とてもかわいくてお正月らしいものが多いですね。
団子の木飾りなど見たことがないですが、小判や鯛など縁起のいいものばかり。
ぜひ全国に広がってほしいものです。

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