大切なお正月の縁起物【お屠蘇】ってどんな飲み物?♪

お正月の定番と言えば、おせち料理はさることながら「お屠蘇」も忘れてはいけません。「お屠蘇」は体に良く、子どもでも微量ではありますが飲むこともあります。今回は、そんな縁起物「お屠蘇」についてご紹介します。

お屠蘇とは

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「屠蘇」とは、「蘇」という悪鬼を屠(ほふ)るという説や、悪鬼を屠り魂を蘇生させるという説など、僅かに異なる解釈がいくつかある。数種の薬草を組み合わせた屠蘇散(とそさん)を赤酒・日本酒・みりんなどに浸して作る。
屠蘇は、通常、屠蘇器(とそき)と呼ばれる酒器揃えによって供される。屠蘇器は、屠蘇散と日本酒・味醂を入れる銚子(ちょうし)、屠蘇を注ぐ盃、重ねた盃をのせる盃台、これらを載せる盆からなる。屠蘇器には、漆器製、陶磁器製、ガラス製など様々な種類がある。
お屠蘇に合わせて、作られる食器も変わってきました。
他の業界も変えることが出来るお屠蘇は、不思議な力があるみたいです。

お屠蘇の歴史

お屠蘇の由来
 むかし嵯峨天皇の御代、弘仁年間(今より千百余年以前)、中国の博士・蘇明が和唐使として来朝のとき伝えたもので、天皇四方拝(元旦)の御式後、お酒にこの屠蘇を浸して御用いになりましたのが始まりです。 国民もこれに倣い、元旦に屠蘇を用いると一年中の邪気を除き、家内健康にして幸福を得られるとして、家ごとに必ず屠蘇酒を用いて新年のお祝いの儀式としていました。
昔はお偉い方のための飲み物でした。
それが、私たち国民にも飲むことが出来るようになり、幸せの一つになりました。

お屠蘇と中国

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お屠蘇という漢字を見れば分かる通り、見慣れない漢字で表現されています。
これは中国との関わりが深い説があるからです。
お正月にお屠蘇を飲む習慣は中国で始まったと言われています。これも諸説ありますが、三国時代の魏の名医・華蛇(かだ)が考案したという説が有力。唐代に仙人が考案したのだ、という説もあります(仙人の住んでいた洞窟が「屠蘇庵」というので「屠蘇」という)。

お屠蘇に込められた縁起物とは

お屠蘇のキーワードは、「蘇」という文字です。
「蘇」には、「魂が蘇る」という説と、「蘇」という名前の悪魔を「屠る(ほふる)←退治すること」という説との2つがあります。どちらにせよ、新年の厄除けの意味合いが強いお酒です。
それに加えて、盃類に使われている赤は、風水的に見てみると、こちらも魔除けとして非常にパワーが宿っている色ですので、赤の器とお屠蘇の組み合わせは、厄除けとしては最強コンビなんですね^^(笑)
中国では漢方薬を大晦日に井戸の中に吊るして、元旦になって引き上げ、酒に浸して作ったとか。
お屠蘇には「鬼気を屠絶し人魂を蘇生させる」という意味があり「邪気を払い、不老長寿を願う」薬種として、新年になると年少者から順番に飲んだのだそうです。
邪気を追い払うお屠蘇は、まさにお正月にぴったりの飲み物だと思います。

お屠蘇の飲み方

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元旦の朝、若水で身を清め、神棚や仏壇を拝み、家族に新年の挨拶を。
その後雑煮やおせち料理を頂く前にお屠蘇をお屠蘇器(朱塗りまたは白銀や錫の銚子と朱塗りの大中小の重ね盃)で飲みます。
家族みんなが東の方向を向き、年の若いもの順に盃を進めていく。ただし、厄年の人は最後に飲む。
飲むとき「一人これを飲めば一家くるしみなく、一家これを飲めば一里病なし」と唱える。
飲んだ人が次に飲む人に酒をつぐ
盃の使い方は、小・中・大の順番でそれぞれ1杯ずつ飲むか、1つの盃に酒を3回に分けてついで飲む。
より縁起を担ぐためにも、正しい作法でお屠蘇を楽しみましょう。
これを機に、お正月に実践してみてはいかがでしょうか?

まとめ

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いかがでしたでしょうか?
それにしても、邪気を払って長寿を願うお屠蘇は毎日飲んでいたいくらい縁起の詰まった飲み物ですね。
昔よりはお屠蘇を飲むご家庭は少なくはなってしまいましたが、
この古き良き風習は次世代にも続けていきたいですね。
また、中にはお屠蘇の中に金箔を入れて楽しまれる方も多いです。
お洒落で豪華なそんな楽しみ方もいいですね。
お正月はその年の初めの大切な行事ですので、ぜひ正しい作法で家族みんなで飲みたいものです。

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