【お正月】新年の象徴「門松」にはどんな意味が?【縁起物】

正月といえば、「門松」が頭に浮かんでくる人も多いのではないでしょうか?しかし最近は、一般家庭であまり見かけない気もします・・・。門松は明るい新年を迎えるための大切な意味が込められているようです。そんな門松についてまとめました。

門松とは

 (13176)

門松は、新年に年神様が迷わずやってくるための目印です。
立てる木には杉なども使われていましたが、平安時代に「常緑の松は神様が宿る木」であり、神様をお待ちするのにふさわしいと考えられ、松が使われるようになりました。
後に、まっすぐに節を伸ばす竹と、新春一番に香り高く咲く梅が縁起ものとして添えられました。

門松は門の前に飾るものですが、昔は庭に松などの常緑樹を一本立てて、
年神様の依代にしていたといわれています。
玄関前や門前に左右に対で立てるようになったのは、江戸時代頃からで、
玄関に向かって左側に雄松、右側に雌松を用いました。

玄関前においてある門松には雄松と雌松があり、
左右どちらに置くのか決まっているというのを知らない方は意外と多いのではないでしょうか。

年神様って?

 (13177)

年神様とは、豊作や家内の安全を守る神様であり、ご先祖様でもあります。
「正月様」「歳徳神(としとくじん)」とも呼ばれています。
昔の人は祖先の霊が田の神や山の神になり、正月には年神となって、子孫の繁栄を見守ってくれるのだと考えていました。そこで、たくさんの幸せを授かるために、
年神様をお迎えしてお祝いする様々な風習や行事が生まれました。
門松を飾るのは神道の行事だったのですね。
お盆に御先祖様が迷わず帰ってこれるよう迎え火を目印とするように、
門松には年神様をお迎えするための目印という意味があったのです。
門松~悠久の歴史と飾り方3つのルール~ (3960)

【門松】 松

 (13182)

一年中葉を落とさない、常緑樹である松は「永遠の命」を象徴しており、神様が宿るとされています。
正月飾りのほかご祝儀などの飾りにも使われ、とても神聖なものとされています。
古くから人々は不老長寿を願って永遠の命を象徴している松を飾ってきました。

【門松】 竹

 (13184)

松と竹が一緒に飾られるようになったのは、室町時代からといわれています。
真っすぐに伸び、四季を通じて緑を保つ竹は、強い生命力を象徴するもの。
松と同様に縁起の良い植物として用いられるようになったのです。
竹の子が生えたと思ったら数日後には高くて立派な竹となる。
その強い生命力としっかりと地面に根をはることから子孫繁栄の象徴としても人々から尊ばれてきました。
門松の竹の切り口には、斜めに切った「そぎ」と真横に切った「寸胴」とあります。
「そぎ」は徳川家康が始めたもので、唯一大敗した「「三方ヶ原の戦い(1572年)」後より武田信玄に対し「次は斬る」といった事への念であると言われています。
また、門松を節を含めて斜めに切ると、切り口が笑顔に見える為「笑う門には福来る」という意味からもいわれています。
あまり見ない気もしますが竹の切り口に寸胴という方法があるのですね。
怪我防止のために切り口をそぎではなく寸胴にする企業や店舗もあるようです。

【門松】 梅

梅・梅の花 石ヶ谷公園の梅園・明石梅園 [壁紙写真集-無料写真素材] (4304)

様々な花に先駆けて早く咲き、実がなるので出世、開運を意味します。
厳しい寒さの中で芳香ただよい、清らかな花を咲かせるところから縁起のよいものとされています。
お正月に飾る門松は、松と竹で構成されていますが、その理由は、松・竹・梅は厳寒三友と称して、厳しい冬でも葉が枯れないために使用されてきました。
とげとげしてシャープな門松に梅はふんわり柔らかな印象を与えます。
縁起の良い梅は門松の飾りとしてだけでなく、大願成就の梅の花として贈り物にも使われています。

南天

柊南天 四季折々の写真/ウェブリブログ (4308)

平安時代に中国から渡り、古来より鎮咳の生薬として、 縁起ものの木として日本で親しまれた植物。それが南天です。
日本ではナンテンが「難転」(難を転じて福となす)に通じることから、縁起木として愛されてきました。
江戸時代になると、南天はますます縁起木として尊ばれるようになります。江戸の百科事典「和漢三才図会」には、南天を庭に植えれば火災を避けられる。とても効き目がある(現代語訳)という記述があります。江戸時代にはどこの家にも南天が火災よけとして植えられるようになりました。
こうした習俗は今も日本の各地に残っています。
南天といえばのどあめが有名ですが、縁起物としても多くの人々に愛されています。
赤には厄除けの力があるとされ江戸時代には慶事にも用いられていました。

葉牡丹

葉牡丹 - 京都みてあるき (4313)

葉牡丹は紅と白の2種類あり、縁起の良い紅白の色合いで、江戸時代から正月飾りとして使われています。昔は縁起物の牡丹が貴重で入手が困難で、外国から渡来した牡丹に似た植物を「葉牡丹」と命名して、牡丹の代用品として飾ったのが始まりだとされています。
正月飾りに用いられるハボタンは、厳冬期を彩る貴重なカラーリーフとして用いられているが、幾重にも重なる葉を、「吉事が重なる」ことになぞらえて縁起がよいとする。
葉牡丹は主に関西や九州地方で使われていて、関東では葉牡丹を使わない門松が主流のようです。

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. そもそも納骨とは?via www.toyostone.co.…
  2. 今週末は、普段馴染みのない神社やお寺にお出かけしてみませんか??デートや…
  3. キューピッドの由来は幸せを呼ぶキューピッドの由来は、ローマ神話の愛の神クピドから来て…
PAGE TOP