3月といえば!女の子の記念日といえば!やっぱり「ひな祭り」ですよね。可愛いお子様のためにもひな祭りに行う縁起物や縁起の良い食べ物にこだわりたいですね。そこで、ひな人形の種類や飾り方、そしてひな祭りに食べたい縁起の良い料理をチョイスしてみました。
ひな祭りとは
雛祭り(ひなまつり)は女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事。ひいなあそびともいう。
ひな人形(「男雛」と「女雛」を中心とする人形)を飾り、桃の花を飾って、白酒や寿司などの飲食を楽しむ節句祭り。雛あられや菱餅を供える。
お子様がいる方は、是非とも行っておきたいイベントです。
ひな人形
ひな人形には、生まれた子どもがすこやかで優しい女性に育つようにとの親の願いが込められています。ひな人形をその子の形代と考えて、どうぞ災いがふりかかりませんように、また、美しく成長してよい結婚に恵まれ、人生の幸福を得られますようにという、あたたかい思いを込めて飾ります。 .
女の子の健康や成長を祈願して、飾ることが重要です。
一年に一度のイベントですが、せっかくの女の子のお祭りですので、飾られてみてはどうでしょうか。
ひな人形の飾り方
雛人形を飾る場所ですが、特に省スペースのものであればサイドボードの上や箪笥の上、ピアノの上など、どこに飾っても大丈夫です。その時にちょっとした工夫をすると一段と美しく飾れます。
せっかくお雛様を飾るのですから、家族の目の届かない部屋に飾るのではなく、リビングなど家族の目の届く場所に飾って、桃の節句をお祝いしてください。
ひな人形を見て、今年もそんな季節がきたなといったことも感じることができます。
ひな人形の種類
ひな人形は、女の子が生まれた時に、無事に成長を願って飾る男女一対を基本とする人形です。そのひな人形には大きく分けて2つあり、衣裳着(いしょうぎ)人形と木目込(きめこみ)人形があります。
それぞれのひな人形の特徴は以下です。
•衣裳着人形・・・仕立て上げた着物を着せ付けて作った人形
•木目込人形・・・型の溝に沿って裂を貼り込んだ人形
親王(しんのう)
内裏雛という男女一対の人形のことです。
貴族の殿と姫を形どったもので、男雛は束帯姿でしゃくを持ち、女雛は十二単を着て、桧扇を持っています。官女
貴人のせわをする待女を形どった人形のことです。
三人一組で三人官女ともいいます。隋身(ずいじん)
貴人の警護をする左近衛、右近衛の舎人を形どった人形です。
儀丈姿で弓をもった老人と若者の二人一組です。
別名で、矢大臣、または、左大臣、右大臣とも呼ばれています。仕丁(しちょう)
貴人が外出するときの従者を形どった三人一組の人形のことです。
向かって右から、立傘、沓台、台傘をもっています。
別名、衛士とも呼ばれています。
三人官女や右大臣、左大臣など人形にも多くの種類があります。
ひな祭りで食べるといい料理
ちらし寿司
ちらし寿司がひな祭りに食べられるようのなった起源は、ひな祭りの風習が根付き始めた平安時代頃からと言われています。ちらし寿司そのものに何か意味が込められているわけではないですが、縁起の良い具が沢山使われとてもありがたい食べ物なんです
1.海老
長生きが出来る様にと願いが込められています。海老の様に腰が曲がるまで丈夫でいられるという意味だそうですよ。ちなみに、海老の赤色は魔よけいの色とも言われています。2.豆
仕事が上手くいく様にと願いが込められています。「健康にマメに働く」というごろ合わせです。3.レンコン
先見が上手く出来るようにと願いが込められています。「穴が開いたレンコンは穴から先のことを見通せる!」このような意味から願いがきているそうです
女の子の成長に縁起のいい具材を使って、
きれいなちらし寿司を作ってみるのもまたひな祭りの楽しみ方の一つです。
はまぐりのお吸い物
はまぐりは、女性の貞節(ていせつ)を表します。
その意味は、はまぐりの貝殻はというのは、 対になっている貝殻でないと絶対に合わないことからはまぐりは、相性の良い結婚相手と結ばれて、一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められているのです。
菱餅
菱餅は生命力あふれるヒシの実にちなんだ縁起物ひな人形の飾りに欠かせない菱餅。菱餅は湖沼に生息する水草ヒシを由来とします。ヒシは非常に強い繁殖力を持つ植物です。水の底に沈む種から芽を出し、茎は水面まで伸び続きます。葉は空気を含み、浮き袋のように水面を覆い尽くします。花は白く、果実は菱形です。ヒシの実はさまざまな効能があり、インドでは幼い女児を救った植物として知られ、古くから縁起物として扱われていました。
菱餅をひな人形と一緒に飾ることもあります。