立冬とはいつ?どんな風習が?食べ物は何を食べる?

冬の始まりとされる「立冬」。大事な季節の変わり目ですが、カレンダーの月で季節を捉える傾向のある現在ではあまりなじみのない言葉かもしれません。ここでは、立冬の意味のほか、この時期に行う風習や冬の食べ物についてまとめてみました。

立冬の意味とは?

立冬とは、冬の始まりのこと。
「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。 ※これらを四立(しりゅう)といいます。

朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃。木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。
立冬を過ぎると、初霜が降りて冬の佇まいへと変わります。

この日から立春の前日までが冬。

立冬とは、冬の始まりの日を指す言葉。
「立」+「春夏秋冬」はその季節の始まりということですね。

ちなみに、「木枯らし」とは、以下のことを指します。

季節が秋から冬へと変わる時期に、初めて吹く北よりの強い風のことを言います。具体的には、10月半ばの晩秋(ばんしゅう)から11月末の初冬(しょとう)の間に、初めて吹く毎秒8メートル以上の北よりの風のことです。気象庁では、東京地方と近畿地方でこのような冬になったことを感じさせるような風が吹いたとき、「木枯らし1号」のお知らせを発表しています。
冬というと、冬至を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ちょっと脇道に逸れてしまいますが、冬至はいつのことを指すのかを見てみましょう。
 (30180)

太陽が軌道上の最も南に来るときで、夏至と反対に、夜が最も長く、昼が短い日。
夏至から徐々に日照時間が減っていき、南中の高さも1年で最も低くなることから、太陽の力が一番衰える日と考えられてきました。

冬至は「日短きこと至る(きわまる)」という意味。中国では、この日から新年の始まる日とされ先祖を祀る習俗がありました。 

冬至はもっとも夜が長くなる日。
ちなみに、
立冬⇒小雪(しょうせつ)⇒大雪(たいせつ)⇒冬至⇒小寒(しょうかん)⇒大寒(たいかん)⇒立春の順で進みます。
立冬から冬至にかけては日没が早くなり、だんだんと冬の気配を強く感じていく時期にあたるということですね。

それでは、立冬を機に冬に向けて行う風習や、食べ物について見ていきたいと思います。

立冬で行う風習は?

 (30154)

西日本では、亥の子の日(11月の第一亥の日)に、多産のイノシシにあやかり、亥の子餅を食べて無病息災や子孫繁栄を祈願し、田の神に供えて収穫を祝う風習があります。また、亥の子の日に炉開きをすると火事にならないといわれており、こたつなどの暖房器具を出したり、囲炉裏に火入れをして冬の準備を始めます。
火を使い始める時期なので、寺社では鎮火祭が行われます。鎮火祭では里芋やみかん、魔除けの赤飯をお供えします。家でも火の用心。火の取り扱いには気をつけたいですね。

立冬で食べる食べ物は?

立冬で食べる食べ物

 (30151)

日本では、立冬には冬瓜(とうがん)を食べるというご家庭が多いようです。
実はこの冬瓜は夏が旬の夏野菜なのですが、“冬まで日持ちする”という意味から冬瓜と名付けられたそう。
温かいお吸い物やあんかけ等に良く合う、体を温めてくれる野菜です。
ビタミンCもたっぷり含まれているので、風邪予防にもいいですね。
日本では、土用の丑の日の「土用蜆」のように
立冬にこれを食べるといい!という「行事食」はありません。

が・・・

中国のことわざには
「立冬補冬、補嘴空」(立冬時、栄養を補給)
というものがあります。

中国語で「補」は、食物で体調を補うことをいいます。

解りやすく言えば、
「この季節に収穫されたものを季節にあった調理法で食べる」
これが、寒い冬を乗り切る最良の方法であるということです。

「立冬では必ずこれを」という食べ物はないようですが、旬のものを季節に合わせて調理し、体を温めようとする時期がちょうどこのころなのかもしれませんね。
例えば、冷奴を湯豆腐にしたり、サラダを温野菜にしたりといったように、調理法も冬に合わせて変えると良いようです。

現在では年中食べたいものを食べられる時代ですが、やはり旬のものを取り入れ、季節に合った食生活を楽しみたいものです。

立冬は「あられ・おせんべいの日?」

 (30155)

「あられ・おせんべいの日」は1985年に全国米菓工業組合が、新米の取れるこの季節にこたつに入ってあられ・おせんべいを楽しんで欲しいと、毎年立冬の日を「あられ・おせんべいの日」に制定しました。
※節気など旧暦が関わる日は前後の日である場合があります。
ちょうど新米の時期とこたつ開きをする時期なので、こたつに入って食べましょうという主旨とは、とてもタイミングが良いですね。

こたつに入りながら煎餅をかじり、緑茶を飲む。古きよき日本を感じるひとときになるかもしれませんね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

お正月のように「立冬になったらこれをしましょう!」というしきたりはないものの、やはり冬の訪れを告げる時期だけに、冬に向けた準備を始める一つの目印になる大事な日と言えるでしょう。

体の冷えは万病の元とも言われるだけに、健康で新年を迎えられるよう、これを機にしっかりと防寒モードに切り替えて冬を乗り切りたいものですね。

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. そもそも納骨とは?via www.toyostone.co.…
  2. 今週末は、普段馴染みのない神社やお寺にお出かけしてみませんか??デートや…
  3. キューピッドの由来は幸せを呼ぶキューピッドの由来は、ローマ神話の愛の神クピドから来て…
PAGE TOP