【12月】走るほど忙しい師走は縁起のいい行事が目白押し!

何かとバタバタと忙しい12月、一年の中でも最も忙しいとされ、師走と呼ばれる語源にもその忙しさが現れています。でも、忙しいのには理由があります。実は縁起の良い行事がたくさんあるってご存知でしょうか。今回は、それらをご紹介します。

『師走』とは

 (20089)

師僧も走る多忙な月との意。
誰もが年の瀬をひかえて何かと気忙しく慌ただしくなる時期で、どっしり構えて読経をする師僧までも走り回らなければと思わせる程の多忙な月であるとされています。
確かに、年末は何かと忙しくバタバタしていますよね。
なぜ、そんなに忙しいのでしょうか。

それは12月の行事がたくさんあるから、と言っても過言ではないでしょう。
新しい年を迎えるにあたってたくさんの縁起を担いだ行事が行われます。
慌ただしく過ぎる12月にはどのような行事があるのでしょうか。

12月と言えば

大晦日

12月といえば、まず思いつくものといえば、1年の締めくくりである大晦日ではないでしょうか。
何かと慌ただしい12月の中で、唯一ゆっくりと過ごすことができる1日かもしれませんね。
今年1年を振り返り、新しい年に思いをはせる、そんな風に過ごされる方が多いのでしょう。
古くから行われていた年越しの行事

大晦日の行事は古く、平安時代頃から行われていたようです。本来大晦日は歳神様を祀るための準備が行われる日でしたが、仏教の浸透とともに、除夜の鐘をつく習慣も生まれました。
大晦日の風物詩である年越し蕎麦〔としこしそば〕は江戸時代頃から食べられるようになりました。金箔職人が飛び散った金箔を集めるのに蕎麦粉を使ったことから、年越し蕎麦を残すと翌年金運に恵まれないと言われています。
また、江戸時代の町人は大晦日になると借金の返済に追われていました。これは、年内に借金を返済し、新しい気持ちで新年を迎えたいという人が多かったからです。現代でもそれにならってか、決算を3月ではなく12月にする企業が多いようです。

年越しそば

 (20084)

年末の行事の中で楽しみにしているものといえば年越しそばですよね。
そばのように細く長くなんてよく聞きますが、同じように細長いラーメンやパスタは食べません。
それだけ昔からある行事なのかと思えば歴史は浅く、約200年前、江戸時代に定着したものだそう。
最近では年明けうどんなんて呼ばれるものも出てきましたが、やはり年越しそばが一般的で
広く知られ、愛されている行事ではないでしょうか。
年の締めくくりに食べる年越しそば。「人生はそばのように細く長く生きるという意味で食べる」という説はよく聞きますがなぜそばでないとだめなのでしょう?
年越しそばの風習が広まったのは、江戸時代中頃。 実はいろいろな説があります。いくつか紹介しますがまだまだ他にもあるのでビックリします。
1.定番の「細く長く」説はもちろんありますが、関西ではそばではなく、運を呼ぶ「うんどん(うどん)を食べて「太く長く」を願うところもあるといいます。
2.そばが切れやすいことから、1年の苦労を切り捨てようとして食べるという説も。
3.そばは風雨でたれても日に当たるとすぐに立ち直る植物なのでそれにあやかってという説も。

忙しすぎて忘れがち?

煤払い

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煤払いは煤掃きとも言われ、神様を迎える準備だったそうで、今でいう「大掃除」にあたるものです。

神棚の掃除から始まり、畳をはいで叩いたり、障子を張り替えたりと大忙しの1日です。
これも、洋風な間取りが増えたり、年末こそ忙しくて家のことまで手が回らない方もいらっしゃるので、
あまり見かけない光景になってきたかもしれませんね。
普段なかなかできない部分の掃除、台所のガンコな油汚れやエアコンの掃除を、
大掃除のタイミングでやりますなんていうご家庭が多いようです。

正月を迎えるにあたって、家の内外を清掃する年中行事。いろりで薪(たきぎ)を燃す生活では、煤のたまることが多かった。近来は実用的な大掃除(おおそうじ)の意味で、正月飾りの直前にあたる12月25日前後にする家が多いが、もとは年神(としがみ)祭りのための物忌みに入る日で、12月13日とするのが古風であった。この日を煤取り節供、煤の年取り、十三日節供などといい、神棚やいろりの自在鉤(じざいかぎ)などはとくに念入りに清め、魚や煮しめを煤神様に供える地方もある。竹竿(たけざお)の先に藁(わら)をくくりつけた煤払いの道具を、煤ぼんでんとか煤男とかいい、使ったあと屋外の雪の上や肥料の上に立てておき、年神様の依代(よりしろ)にする地方もあり、小(こ)正月のとんどの火で焼く所も多い。[井之口章次]

事始め

御事始めともいわれ、新年を迎える準備を始める日、12月13日を指します。
煤払いもその期間に行われる行事のひとつです。
この日は、なんでもおめでたい、縁起の良い日とされております。
地域によってはこの日からお歳暮を贈るところもあるようです。

個人としてあまり意識することのない日かもしれませんが、
せっかく縁起の良い日ですので、歴史に倣って煤払いをしたり、
何か新しい事へチャレンジする準備をしたりしてみてはいかがでしょうか。

「正月事始め」ともいいます。

煤払い(すすはらい) や餅つきなど、この日から本格的に正月を迎える準備をします。煤払い(すすはらい)は単なる大掃除ではなく、年神様を迎えるための神聖な行事として行います。

12月13日は、二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)で、婚礼以外ならすべてのことが吉のめでたい日とされています。新暦になっても日時は変わらず、12月13日が事始めとして伝わっています。

昔は「松迎え」といって、門松やお雑煮を炊くための薪に必要な木を恵方の山へ取りに行く日でもありました。

あまり見かけなくなりました

餅つき

杵と臼を使ってぺったんぺったん餅つきをするご家庭が減ってしまい、
なかなか見かけることもなくなりましたが、それでも日本人に根強く愛されるお餅。
お餅はおめでたい食べ物としてお祝いの場には欠かせない縁起の良い食べ物ですが、
年末につくお餅には一層の思いが込められていたようです。

また、子供たちがお正月にもらう「お年玉」は、もともと「丸めたお餅」だったそうで
本当に玉の形をした「お年玉」だったとか。

市販のお餅で済ませてしまえばラクチンですが、
実は餅つきに必要な道具のレンタルができるお店もあります。

年の瀬の思いで作りにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

お祝いの席には欠かせないお餅ですが、お正月に供えられる鏡餅は「魂(たましい)」を意味し、新しい年の神様にお供えし神様と一緒に食べることで新しい命・力を授かると言われています。
餅をつく場合には「九もち」といって『苦』につながる29日は避け、28日までにすませる風習があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
12月の行事は、1年の締めくくりと、新しい年を迎える準備のためのものが多いですね。
年神様にあやかれるように12月の縁起を担いだ行事に積極的に参加してみるのもよいかもしれません。

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